※S高銘柄一覧
<153A> カウリス 東証G サイバーセキュリティ関連
<3103> ユニチカ 東証P 次世代エネルギーに貢献できる新たな材料を開発
<5255> モンラボ 東証G 一時 人工知能関連
<6526> ソシオネクス 東証P TSMC早期復旧期待・SOX上昇で半導体株の買い戻し鮮明に
<7138> TORICO 東証G
<9331> キャスター 東証G 人材派遣関連
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <3103> ユニチカ 東証P 29.8 218 S 次世代エネルギーに貢献できる新たな材料を開発
2. <7138> TORICO 東証G 24.8 1509 S
3. <9331> キャスター 東証G 23.3 1590 S 人材派遣関連
4. <153A> カウリス 東証G 17.7 3340 S 電力契約データを活用した不正検知サービスで個人情報利用可能に
5. <6526> ソシオネクス 東証P 17.5 4689 S 中長期見通し改善として米系証券が格上げ
6. <8918> ランド 東証S 14.3 8 不動産関連
7. <5255> モンラボ 東証G 14.2 353 人工知能関連
8. <1542> 純銀信託 東証E 12.5 14995
9. <5344> MARUWA 東証P 11.1 35950 半導体製造装置関連
10. <8276> 平和堂 東証P 10.4 2214 25年2月期最終益34%増・18円増配計画を好感
11. <9275> ナルミヤ 東証S 9.8 1350 今期増収増益と増配予想を好感
12. <2432> ディーエヌエ 東証P 9.6 1633 自動運転車関連
13. <4166> かっこ 東証G 9.6 812 『経産省がクレカ不正監視する枠組み立ち上げ』報道で関連銘柄に物色
14. <9501> 東電HD 東証P 9.4 1012.5 震災以来13年ぶりに1000円台乗せる
15. <6228> JET 東証S 9.4 3730 ラピダス向け試作機の開発着手へ
16. <5721> Sサイエンス 東証S 9.1 24 不動産関連
17. <8358> スルガ銀 東証P 8.9 942 業績拡大・増配の段階に入るとして国内証券が買い推奨
18. <9039> サカイ引越 東証P 8.1 2709 3月売上高15.2%増が株価支援
19. <4392> FIG 東証P 7.2 356 半導体製造装置関連
20. <3905> データセク 東証G 7.1 782 人工知能関連
21. <2323> fonfun 東証S 6.9 816 サイバーセキュリティ関連
22. <3131> シンデンハイ 東証S 6.6 3450
23. <2193> クックパッド 東証S 6.6 178
24. <8088> 岩谷産 東証P 6.5 8948 政府主導の脱炭素で水素関連に矛先
25. <6941> 山一電機 東証P 6.4 2578 半導体製造装置関連
ソシオネクスト <6526> 4,689円 +700 円 (+17.6%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率2位
ストップ高の水準となる前営業日比700円高の4689円に買われ、年初来高値を更新した。2日に経済産業省が先端半導体の量産を目指すラピダスに対し、追加支援に踏み切ることが明らかになって以降、株式市場において半導体関連株に対する関心が改めて高まった。だが前日に台湾で大地震が発生。台湾積体電路製造(TSMC)
の操業面での懸念が広がり、半導体株の重荷となっていた。TSMCをめぐっては3日夜、生産設備の7割以上が復旧したことが明らかとなり、早期復旧への期待が高まったほか、3日の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇したことも相まって、4日の東京市場では半導体株への買い戻しの流れが顕著となっている。直近で25日移動平均線近辺での下値の堅さを示していたソシオネクスに対しては、米系証券会社による投資判断引き上げも伝わっており、中期的な成長期待をもとにした買いが集まったようだ。
平和堂 <8276> 2,214円 +208 円 (+10.4%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
後場に一段高となった。同社は4日午後1時半、24年2月期の連結決算発表にあわせ、25年2月期の業績・配当予想を開示した。今期の営業収益予想は前期比4.4%増の4440億円、最終利益予想は同34.1%増の91億円とし、年間配当予想は同18円増配の60円とした。あわせて今期の配当性向を30%以上とする方針を示したほか、27年2月期までの配当政策として累進配当を導入するといい、これらを好感した買いが株価を押し上げたようだ。同社は中期経営計画も公表した。子育て世代のニーズへの対応やドミナント戦略をベースとした経済圏拡大、コスト構造改革の推進などを通じ、中核となる小売事業を強化していく。24年2月期の営業収益は前の期比2.3%増の4254億2400万円、最終利益は同9.7%減の67億8400万円だった。
東電HD <9501> 1,012.5円 +87.2 円 (+9.4%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
上値指向を強めている。東日本大震災で株価が急落した2011年以来、およそ13年ぶりに1000円台に乗せた。足もと柏崎刈羽原発の再稼働思惑が高まっている。同原発を巡っては、先月下旬から今月2日まで国際原子力機関(IAEA)による現地調査が行われ、テロ対策について継続的な改善が見られることが確認された。また、今月15日にも再稼働に向けた検査の一環として、核燃料を入れる作業が始まる見通しだ。地元同意を得られるかなど再稼働に向けた道筋はなお不透明だが、期待先行で物色が加速している。
ジェイ・イー・ティ <6228> 3,730円 +320 円 (+9.4%) 本日終値
急伸。半導体洗浄装置の開発・設計、製造・販売及びアフターサービスを一気通貫で手掛けるが、高い商品開発力に定評があり、業績拡大トレンドを邁進している。3日取引終了後、次世代半導体の量産を目指すラピダスから受託した次世代半導体製造技術の基礎研究開発業務が完了し、新たに試作装置製作を開発(製作に関する研究開発業務を受託)することを発表した。来年に完成予定の工場の試作ラインに納入することになるが、これを材料視する買いを呼び込んだ。
岩谷産業 <8088> 8,948円 +548 円 (+6.5%) 本日終値 東証プライム 上昇率10位
マドを開け大幅高。前週3月29日につけた高値8680円を上回り上場来高値圏に突入した。産業用・家庭用ガスなどの専門商社でLPガスの卸売及び小売販売量では業界首位。水素分野に強みを持つことで知られ、会社側も同分野に経営資源を注ぎ成長戦略の要に位置付けている。水素はクリーンエネルギーの代表格で、脱炭素への取り組みにおいても重要なポジションにある。そのなか、政府が原子力を活用した水素製造の実証を2028年にも始める方向にあることが伝わり、水素関連株の一角に物色の矛先が向いている。同社は同テーマの筆頭格として注目度が高い。
イズミ <8273> 3,694円 +210 円 (+6.0%) 本日終値
高い。3日の取引終了後、食品スーパー大手の西友(東京都武蔵野市)が九州地域で展開する食品スーパー事業を承継すると発表。業績への貢献を期待した買いが入っている。イズミ傘下のゆめマート熊本が西友との間で吸収分割契約を締結し、九州地域にある69店舗を取得する。九州事業の売上高は969億9700万円(22年12月期)。吸収分割の効力発生日は8月1日の予定。取得額は非開示としている。
コニカミノルタ <4902> 528.3円 +29.4 円 (+5.9%) 本日終値
後場に上げ幅を拡大した。4日、構造改革の実施を発表した。生産性の向上とともに、グローバルの人員の最適化を進め、対象はグループ全社で2400人規模を計画する。株式市場では、構造改革の実施による収益回復への思惑が広がり資金が流入。ショートカバーを誘発して株高に弾みをつけたようだ。26年3月期の事業貢献利益への押し上げ効果は約200億円と見込む。
住友金属鉱山 <5713> 5,091円 +262 円 (+5.4%) 本日終値
大幅高で7連騰。連日で年初来高値を更新した。3日の米ニューヨーク市場で金先物相場は中心限月で1トロイオンス=2300ドルを突破し、史上最高値を更新した。住友鉱に対しては、金相場の上昇による業績へのポジティブな影響に対する期待を強める方向に作用し、幅広い投資家から買いを集めたようだ。3日のニューヨーク市場では米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演などを背景に、年3回の利下げが困難になるとの市場の見方が後退した。これを受けて米長期金利の上昇が一服。ドルが売られ、金先物相場を押し上げる要因となったとみられている。
花王 <4452> 6,099円 +298 円 (+5.1%) 本日終値
急騰。6000円台に乗せて年初来高値を更新した。香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントが、花王に対して経営改善を求める声明を公表したことが明らかとなり、思惑買いを誘ったようだ。オアシスは花王に対し、潜在価値の最大化に向け、主要な化粧品とスキンケアブランドの国際的な成長に重点を置くべきだ、などと主張。同社が化粧品やヘルス&ビューティケア事業に注力し、マーケティングを改善すれば、株価は1万円を超えると試算している。
電通総研 <4812> 4,810円 +205 円 (+4.5%) 本日終値
4営業日ぶりに反発。同社はきょう、東京大学医学部附属病院と人工知能(AI)を活用した口腔がんの画像診断支援システムの研究・開発に取り組むと発表。これが株価を刺激したようだ。これは擦過細胞診(病変部の表面部分を綿棒やブラシなどで擦ることにより、細胞を採取する方法)の代替検査手法の確立を目指すもの。これにより、口腔がんの早期発見だけでなく、患者の検査による心身の負荷軽減、医療の地域格差の緩和、予防医療などにつながるとしている。
フジクラ <5803> 2,329円 +90.5 円 (+4.0%) 本日終値
三菱マテリアル<5711>、UACJ<5741>が上昇し、東証の業種別指数で「非鉄金属」は上昇率上位となっている。中国では3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)の上昇などを背景に景気の先行きに対する過度な懸念が和らぎつつある。米国でも景気の底堅さを示す経済指標の発表が散見されるなか、直近の国際商品市場で銅相場に上昇圧力が掛かっており、3日のロンドン金属取引所(LME)では1年2カ月ぶりの高値を付けた。銅価格の変動に業績が左右される非鉄株には、収益の底上げ効果を期待した買いが入ったようだ。
荏原 <6361> 13,755円 +485 円 (+3.7%) 本日終値
700円近い上昇で1万3960円まで上値を伸ばし、3月27日につけた上場来高値1万4105円奪回を視野に捉えている。ポンプの総合メーカーで、環境装置で高い実績を誇るが、セグメント別では半導体関連の収益貢献度が高い。直近では次世代半導体の量産を目指すラピダスに対し、政府から巨額の追加支援策が打ち出されマーケットでも話題となっているが、国策支援において回路線幅2ナノメートルの最先端品の開発及び量産が重要なポイントとなっている。国内の半導体関連企業も最先端品への事業展開が中期戦略のひとつのカギを握る状況にある。そうしたなか、「(荏原が)2ナノメートルに対応する半導体研磨装置の開発にメドをつけた」と4日付の日本経済新聞が報じた。これが機関投資家など大口の投資資金の食指を動かす背景となった形だ。
メニコン <7780> 1,527円 +2.5 円 (+0.2%) 本日終値
しっかり。4日、特殊コンタクトレンズフィッティングサービスを提供する仏Laboratoires Dencott社の株式を100%取得し、完全子会社化したと発表。今後の収益面でのプラス効果を期待した買いが入ったようだ。眼に疾患を抱える患者向けのコンタクトレンズのフィッティングサービスを強化し、特殊レンズの普及につなげる。近視進行抑制システムのフィッティングや販売についても今後、買収した企業を通じて行う予定としている。
ユニチカ <3103> 218円 +50 円 (+29.8%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
ストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。同社はきょう、世界最高レベルの非常に高い比表面積を持つハイエントロピー合金を合成する技術を開発したと発表。ハイエントロピー合金とは、5種類以上の元素が同程度含まれる主成分を持たない多元系合金のこと。今回開発した技術は、さまざまな組成のハイエントロピー合金に応用できるため、次世代エネルギーとして期待される水素利用を促進する高性能な水素生成電極や燃料電池用電極触媒などの創出が期待できるとしている。
ナルミヤ <9275> 1,350円 +121 円 (+9.9%) 本日終値
急反発。3日の取引終了後、25年2月期連結業績予想について売上高を前期比7.6%増の403億2300万円、営業利益を同11.6%増の23億5000万円と前期に続き増収増益の見通しを発表。配当予想も前期比12円増の53円を見込んでおり、これを好感した買いを呼び込んだ。同時に発表した24年2月期決算は売上高が前の期比7.1%増の374億8400万円、営業利益が同23.5%増の21億500万円だった。行動規制の解除によって百貨店やショッピングセンターなど実店舗へ客が戻り、こうした店舗向けの売り上げが伸びた。あわせて27年2月期を最終年度とする中期経営計画を明らかにした。最終年度に売上高474億円、営業利益30億円、配当性向35%の達成を目指す。
パレモ・HD <2778> 177円 +10 円 (+6.0%) 本日終値
高い。3日の取引終了後、地域経済活性化支援機構(東京都千代田区)傘下のファンド運営会社であるREVICキャピタルが保有するパレモ・HDの優先株265株について、西松屋チェーン<7545>に全て譲渡することを承認したと発表した。新型コロナウイルス感染拡大を受けて経営環境が大幅に悪化し、事業の再建に向けた支援を受けたパレモ・HDだが、今後は西松屋チェとの将来の協業なども視野に入れるという。業績面でのポジティブな影響を見込んだ買いを誘う要因となったようだ。
アルインコ <5933> 1,075円 +52 円 (+5.1%) 本日終値
急伸。3日の取引終了後、25年3月期からの3カ年の中期経営計画を策定したと発表した。最終年度の27年3月期に売上高680億円(24年3月期見通しは580億円)、経常利益50億円(同28億円)、PBR(株価純資産倍率)1倍以上を目指す。更に連結配当性向は40%を目標に累進配当を実施する方針も示しており、評価されたようだ。中期経営計画の期間中には建設機材やレンタル事業などコア事業の持続的な成長を図るほか、住宅機器事業では構造変革を進めて事業の安定化を目指す。同社はあわせて24年3月期業績に関し、売上高が計画を44億円下回る580億円(前の期比4.5%減)、最終利益が計画を2億円上回る19億円(同22.9%増)で着地したようだと開示した。建設機材関連事業での販売の後ずれの影響が出た一方、為替差益を計上する。
ヘリオス <4593> 172円 +8 円 (+4.9%) 本日終値
買われ、年初来高値を更新した。4日、今年1月に破産手続きを申請した米アサシス社に関し、実質的に全資産を取得したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。ヘリオスはアサシス社と細胞治療医薬品「MultiStem」の開発・製造・販売に関する独占的なライセンス契約を締結していた。オハイオ州北部地区連邦破産裁判所からの許可を得て、4月3日にアサシス社の資産買収を完了。ヘリオスはアサシス社に対しマイルストーンとロイヤルティーを支払う必要がなくなったほか、400件以上の特許を含む同社の知的財産ポートフォリオを取得したという。
posted by lucky cat at 16:04
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