※S高銘柄一覧
<2226> コイケヤ 東証S 第1四半期営業益3.2倍で通期計画進捗率44%超
<6050> イーガーディ 東証P 配分 チェンジHDがTOB実施を発表 7.81万株買残
<6573> アジャイル 東証G 一時 前日もストップ高。人工知能関連
<6632> JVCケンウ 東証P 一時 前日もストップ高。自動運転車関連
<7018> 内海造 東証S 配分 1.45万株買残
<7196> Casa 東証P 一時
<8136> サンリオ 東証P 配分 業績大幅上方修正がインパクトに 2.01万株買残
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <6050> イーガーディ 東証P 24.2 2562 S チェンジHDとの資本・業務提携がサプライズに
2. <7018> 内海造 東証S 22.1 2761 S 4〜6月期最終益28倍で通期計画超過をポジティブ視
3. <6632> JVCケンウ 東証P 16.3 656 無線システム好調で4〜6月期営業益9.7倍
4. <2226> コイケヤ 東証S 15.9 7290 S 第1四半期営業益3.2倍で通期計画進捗率44%超
5. <8136> サンリオ 東証P 14.9 7706 S 24年3月期業績の大幅増額修正を好感
6. <6659> メディアL 東証S 14.8 62
7. <2788> アップル 東証S 14.2 418 今期上方修正を好感
8. <4847> インテリW 東証P 13.0 922 今期最終37%増益・20円増配計画をポジティブ視
9. <7575> 日本ライフL 東証P 12.7 1106 4〜6月期営業増益を好感
10. <3911> Aiming 東証G 12.0 475 23年12月期第3四半期の営業利益予想3.12億円、四半期別で赤字縮小
11. <9090> AZ丸和HD 東証P 11.3 2126 4〜6月期経常益45%増・対中間期計画で進捗率67%
12. <5967> TONE 東証S 11.2 1372
13. <4739> CTC 東証P 10.9 4349 伊藤忠によるTOB価格を上回る
14. <5476> 高周波 東証S 10.9 408 今期75億円の最終黒字転換見通しが株価刺激
15. <7196> Casa 東証P 10.5 982
16. <6573> アジャイル 東証G 9.9 401 コムニコとの協業を引き続き材料視
17. <5721> Sサイエンス 東証S 8.7 25
18. <9101> 郵船 東証P 7.2 3703 上限16.7%の自社株買いをサプライズ視
19. <9412> スカパーJ 東証P 6.6 630 宇宙事業伸長し4〜6月期最終益24%増
20. <6018> 阪神燃 東証S 6.5 1744
21. <6967> 新光電工 東証P 6.4 6080 『買い手候補4陣営で9月にも2次入札』と伝わる
22. <2687> CVSベイ 東証S 6.4 831
23. <2160> ジーエヌアイ 東証G 6.2 1333 23年12月期業績予想の上方修正を手掛かり視
24. <2897> 日清食HD 東証P 6.1 12930 国内即席めん事業『値上げ後も数量維持』で4〜6月期最終86%増益
25. <2395> 新日本科学 東証P 6.0 2275
湖池屋 <2226> 7,290円 +1,000 円 (+15.9%) ストップ高 本日終値
後場急動意。ストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。同社はきょう午後1時15分ごろ、24年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比3.2倍の8億4700万円となり、通期計画19億円に対する進捗率は44.6%となった。売上高は同26.9%増の128億9900万円で着地。前期に大型リニューアルを実施した「コイケヤポテトチップス」をはじめとした大半のブランドの販売が好調だった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
サンリオ <8136> 7,706円 +1,000 円 (+14.9%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率3位
全体下げ相場に逆行してストップ高。足もとの業績はインバウンド効果が発現し、会社側の想定を上回って好調に推移している。2日取引終了後に24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の112億円から170億円(前期比28%増)に大幅増額した。更に好業績を背景に株主還元も強化し、年間配当は従来計画の35円から45円(前期実績は35円)に10円上乗せした。これらを好感する形で買い人気を集めた。国内で運営する店舗やテーマパークへの来客数が増勢顕著となっている。これは脱コロナでの経済再開(リオープン)効果に加え、訪日外国人観光客の急増が反映された。「ハローキティ」を主軸とするキャラクターの販売やライセンス事業などに追い風が強まっている。
日本ライフライン <7575> 1,106円 +125 円 (+12.7%) 本日終値 東証プライム 上昇率5位
急伸。5月22日につけた高値1095円を上抜け、年初来高値を更新した。2日の取引終了後に4〜6月期(第1四半期)決算を発表し、営業利益は前年同期比17.3%増の31億7600万円だった。通期で減益を見込んでいるだけに、第1四半期時点での増益が好感され買われた。新型コロナウイルスの5類移行を背景に、手術件数が増加したことが追い風となった。ただ、一部商品の商流変更などが影響し、売上高は同0.1%減の129億5400万円にとどまった。利益面では、一時的な雑収入の発生や研究開発費の減少が寄与した。通期の減収減益見通しは据え置いている。
AZ丸和HD <9090> 2,126円 +215 円 (+11.3%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
切り返し急。2日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比16.1%増の475億2800万円、経常利益は同44.9%増の37億5100万円だった。経常利益の中間期計画に対する進捗率は67%と順調で、業績の上振れを期待した買いを集めたようだ。EC市場の成長が追い風となるなか、輸配送事業では配送エリアと稼働台数の拡大が奏功。3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)領域においても、物流センターの拡充が寄与したほか、スーパーマーケットの業務拡大、ドラッグストアをはじめとする医薬・医療関連の出荷物量の増加が収益に貢献した。
伊藤忠テクノ <4739> 4,349円 +428 円 (+10.9%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位
急伸した。2日の取引終了後、伊藤忠商事<8001>子会社のデジタルバリューチェーンパートナーズがCTCに対し、株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。買い付け価格は1株4325円で、非公開化を目指す。CTCの株価はTOB価格を上回る水準まで買われた。買い付け予定数は8962万5766株(下限1255万0000株、上限設定なし)。買い付け期間は8月3日〜9月14日を予定する。TOB成立後は所定の手続きを経て、CTC株は上場廃止となる見通し。東京証券取引所は2日、CTCを監理銘柄(確認中)に指定した。伊藤忠はCTCと一体となることでグループの経営資源を迅速かつ柔軟に相互活用し、相乗効果を発揮していく。
日本郵船 <9101> 3,703円 +250 円 (+7.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位
後場に急伸した。この日、24年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算発表にあわせ、取得総数8500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の16.7%)、取得総額2000億円を上限とする自社株買いの実施を発表。これがポジティブ・サプライズと受け止められた。あわせて今期の年間配当予想をこれまでの120円から130円に増額修正した。前期の配当は株式分割を考慮したベースで520円だった。通期の業績予想も修正し、最終利益の見通しは2000億円から2200億円(前期比78.3%減)に引き上げた。売上高の見通しは2兆3000億円から2兆1700億円(同17.1%減)に引き下げた。定期船や航空運送、物流セグメントの経常損益見通しを下方修正する一方、不定期専用船では自動車やエネルギー事業が堅調に推移するとみて上方修正した。
スカパーJ <9412> 630円 +39 円 (+6.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率10位
大幅反発し、2016年4月以来、7年4カ月ぶりの高値をつけた。2日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算は、営業収益が前年同期比4.2%増の300億900万円、最終利益が同23.5%増の49億8200万円だった。最終利益の進捗率は通期計画(150億円)に対し33%と順調な滑り出しとなり、好感されたようだ。国内衛星ビジネスにおける機器販売の増加や、ハイスループット衛星「JCSAT−1C」および「Horizons 3e」の利用拡大が追い風となり、宇宙事業が増収増益となるなど、業績を押し上げる要因となった。
新光電気工業 <6967> 6,080円 +367 円 (+6.4%) 本日終値
急反発した。米ブルームバーグ通信が2日、富士通<6702>が新光電工の売却を目指して実施した1次入札の結果、米投資ファンドのKKRや政府系ファンドの産業革新投資機構(JIC)など4陣営が買い手候補として残っていることが分かったと報じた。9月中旬にも2次入札が実施される可能性があるという。新光電工に対しては、買収時に株価に上乗せされるプレミアムを期待した買いが集まった。報道によると、ベイン・キャピタルやアポロ・グローバル・マネジメントも買い手候補として残った。JICは複数の事業会社とコンソーシアムを組む方向で調整しており、交渉相手には大日本印刷<7912>や三井化学<4183>が含まれるとしている。
ジーエヌアイグループ <2160> 1,333円 +78 円 (+6.2%) 本日終値
後場に動意づいた。この日、23年12月期の連結業績予想の修正を発表した。最終利益の見通しはこれまでの11億〜14億円から17億300万円(前期比4.4倍)に上方修正しており、手掛かり視されたようだ。従来171億〜209億円としていた今期の売上収益に関しては252億7300万円(同45.1%増)に見通しを引き上げた。連結子会社の北京コンチネント薬業の主力製品である「アイスーリュイ」の売上収益が計画を大きく上回って推移。連結子会社のCullgenがアステラス製薬<4503>と結んだ戦略的提携に基づき、約47億円を売上収益に計上しており、これらの影響を業績予想に織り込んだ。
日清食HD <2897> 12,930円 +740 円 (+6.1%) 本日終値
後場に上げ幅を拡大した。この日、24年3月期第1四半期(4〜6月期)の連結決算を発表し、最終利益は前年同期比86.3%増の140億3100万円となった。大幅増益となったほか、通期計画のレンジの上限(445億円)に対し、進捗率は第1四半期ながら約32%と順調な滑り出しとなった。これを受け、業績の上振れを期待した買いが集まったようだ。売上収益は同11.5%増の1664億7000万円だった。海外事業は米国などで損益改善が進み、国内の即席めん事業は6月の価格改定実施後も数量を維持した。日清ヨークと湖池屋も引き続き好調だった。
川崎汽船 <9107> 4,544円 +177 円 (+4.1%) 本日終値
一時6%高で4600円台に買われ連日の年初来高値更新。このほか、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など大手海運株が頑強な値動きをみせ、業種別騰落でも「海運」は33業種中、唯一4%を超える値上がりで異彩を放っている。川崎汽は2日取引終了後に発行済み株式数の4.7%にあたる1167万6000株、金額にして600億円を上限とする自社株買いを発表、これが株価を強く刺激している。外部環境面では日米ともに金利が上昇傾向にあるなか、ハイテク系グロース株には向かい風が強く、相対的にバリュー株の優位性が高まっている。そのなか、低PBR・高配当利回りの海運への投資資金シフトが鮮明に。
京王電鉄 <9008> 4,889円 +172 円 (+3.7%) 本日終値
急反発した。2日の取引終了後、24年3月期の通期業績予想の上方修正を発表。経常利益の見通しをこれまでの197億円から317億円(前期比45.6%増)に見直し、減益予想から一転して増益の計画とした。インバウンド(訪日外国人)の需要回復や鉄道運賃改定効果などを織り込んでおり、業況を評価した買いが集まったようだ。今期の売上高は3680億円から3880億円(同11.8%増)に見通しを引き上げた。連結子会社の京王建設がNB建設(横浜市神奈川区)の全株式を取得し、連結対象に入ったことも利益を押し上げる要因とる。京王はあわせて、新宿駅西南口地区開発計画と、京王線新宿駅改良工事事業の推進を決定したとも開示した。工期は2040年代までを予定し、総事業費は現時点では3000億円を想定する。
三井倉HD <9302> 3,745円 +115 円 (+3.2%) 本日終値
高い。2日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算発表にあわせ、通期業績予想を見直した。今期の営業利益の見通しを200億円から215億円(前期比17.2%減)に上方修正したほか、年間配当予想も134円から142円に増額しており、買いを誘った。前期の年間配当は189円だった。今期の売上高の見通しは2800億円から2730億円(同9.3%減)に見直した。海上・航空運賃の単価が想定以上に下落し、売上高を押し下げる。半面、運賃仕入れコストのコントロールによる営業利益率の改善や、家電物流の取り扱いが想定を上回ったことなどがプラス要因となり、上期(4〜9月)の業績予想を修正した。
イー・ガーディアン <6050> 2,562円 +500 円 (+24.3%) ストップ高 本日終値
ストップ高。多岐にわたるセキュリティーニーズにワンストップで対応可能な総合ネットセキュリティー企業として高成長路線を走るが、今期は成長の踊り場にあり、提携戦略などに新たな活路を見いだす構え。2日取引終了後にチェンジホールディングス<3962>との資本・業務提携を発表、これがポジティブサプライズとなり投資資金が集中した。チェンジHDはTOBと第三者割当増資を通じてイーガーディの連結子会社化を目指す方針。TOB価格は前日終値を45%程度上回る1株3000円。また、チェンジHDを割当先に株数152万7716株、発行価格2099円の第三者割当増資も行う。なお、同日発表されたイーガーディの23年9月期第3四半期決算は売上高が前年同期比4%増収ながら営業利益は同22%減の13億6300万円と低調だった。
posted by lucky cat at 16:01
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