※S高銘柄一覧
<2894> 石井食 東証S 一時 第1四半期最終損益の黒字化と通期計画超過を好感
<6579> ログリー 東証G
<7625> Gダイニング 東証S 配分 今期営業益2.5倍に上方修正 11.99万株買残
<9557> エアクロ 東証G 一時 前日もストップ高
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <6579> ログリー 東証G 21.2 857 S マイクロアドとの資本・業務提携で収益貢献の期待膨らむ
2. <7625> Gダイニング 東証S 20.8 465 S 今期営業益2.5倍に上方修正
3. <2894> 石井食 東証S 14.4 286 第1四半期最終損益の黒字化と通期計画超過を好感
4. <3727> アプリックス 東証G 13.3 188 光通信グループ会社が5.16%保有で思惑働く
5. <9003> 相鉄HD 東証P 8.4 2733 鉄道やホテルが回復傾向で24年3月期業績予想を上方修正
6. <4498> サイバトラス 東証G 8.3 2603 情報セキュリティ関連
7. <8308> りそなHD 東証P 8.2 759.7 JPX日経400関連
8. <4572> カルナバイオ 東証G 7.8 909
9. <6042> ニッキ 東証S 7.7 2272 24年3月期業績予想を上方修正
10. <4373> シンプレクス 東証P 7.7 2749 4〜6月期大幅増収増益
11. <8795> T&D 東証P 7.5 2342 JPX日経400関連
12. <6436> アマノ 東証P 7.4 3175 第1四半期最終益2倍化で買い戻し誘発
13. <7241> フタバ 東証P 7.4 635 今3月期営業43%増益に大幅増額
14. <3004> 神栄 東証S 7.2 1163 第1四半期営業利益は2.9倍で着地
15. <8750> 第一生命HD 東証P 7.2 2888 『日銀がYCC柔軟運用』と伝わる
16. <5838> 楽天銀 東証P 7.2 2135 2023年のIPO関連
17. <9425> 日本テレホン 東証S 6.9 405
18. <4462> 石原ケミ 東証P 6.7 1618
19. <9342> スマサポ 東証G 6.1 1876
20. <2388> ウェッジHD 東証G 6.0 159
21. <4434> サーバワクス 東証P 5.8 3465 人工知能関連
22. <6574> コンヴァノ 東証G 5.7 651
23. <2804> ブルドック 東証P 5.7 2050 24年3月期営業利益予想を上方修正
24. <7173> 東京きらぼし 東証P 5.6 3580 4-6月期(1Q)経常は86%増益で着地
25. <7976> 菱鉛筆 東証P 5.6 1735 6月中間期最終益の高進捗率と海外事業の成長を評価
相鉄ホールディングス <9003> 2,733円 +212.5 円 (+8.4%) 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
大幅続伸。同社は27日取引終了後、24年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の193億円から223億円(前期比55.4%増)に引き上げたことが好感されたようだ。営業収益の予想も2694億円から2729億円(同9.3%増)に上方修正。鉄道業やホテル業で需要の回復傾向がみられることが主な要因だとしている。
シンプレクス <4373> 2,749円 +196 円 (+7.7%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位
年初来高値更新。27日の取引終了後に発表した4〜6月期(第1四半期)決算は、売上高が前年同期比16.9%増の94億400万円、営業利益が同27.5%増の17億800万円だった。大幅な増収増益となったことが好感され、買いが入った。システムインテグレーション、運用サービスの売り上げが好調だったことが業績に貢献。新卒社員数の増加や研修強化などで費用が増えたものの、増収効果で吸収した格好となった。通期見通しは据え置いた。
アマノ <6436> 3,175円 +220 円 (+7.5%) 本日終値 東証プライム 上昇率5位
急反発し、2020年1月以来、およそ3年半ぶりの高値をつけた。27日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算は、売上高が前年同期比15.3%増の318億4000万円、最終利益が同2.0倍の15億5700万円だった。大幅増益となったことが売り方の買い戻しを誘発し、株高に弾みがついた。アマノ単体のパーキングシステムが大きく伸長したほか、清掃ロボットが好調のクリーンシステムも増収となった。国内のグループ会社では、就業管理のクラウドサービス事業が引き続き堅調だったほか、改正電子帳簿保存法への対応ニーズを背景に、デジタルタイムスタンプ事業が好調だった。
フタバ産業 <7241> 635円 +44 円 (+7.5%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
大幅続伸、今月25日につけた年初来高値604円を気配値のまま上回り新値街道に再突入した。骨格プレス部品を手掛けるトヨタ系自動車部品メーカーで自動車のマフラーを主力とするが、電気自動車(EV)分野の戦略商品開発にも力を入れている。足もとの業績は部品供給不足の影響で低下していた客先稼働率が回復したことで会社側想定を上回って好調に推移している。27日取引終了後、24年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の90億円予想から110億円(前期比43%増)に大幅増額した。これが好感される形で株価が押し上げられている。PER10倍弱で、PBRは0.5倍台と株価指標面でも割安感が強く、水準訂正狙いの買いが集中した。
第一生命HD <8750> 2,888円 +193.5 円 (+7.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率8位
三井住友フィナンシャルグループ<8316>など金融株が逆行高。28日付の日本経済新聞朝刊が「日銀は28日に開く金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正案を議論する」と報じた。長期金利の操作の上限は0.5%のまま据え置く一方、市場動向に応じて0.5%を一定程度超えることも容認する案が浮上しているという。過去のマネタリーベース年間増加額80兆円の目標と同じように、YCCにおける長期金利変動許容幅のメドに関しても、形骸化する可能性が市場の一部では意識されたようだ。国内金利の上昇による利ザヤ改善を期待した買いが金融株を押し上げている。千葉興業銀行<8337>やふくおかフィナンシャルグループ<8354>など地銀株も堅調。東証の業種別指数で、銀行業と保険業はプラス圏で推移している。
三菱鉛筆 <7976> 1,735円 +92 円 (+5.6%) 本日終値
急反発した。27日の取引終了後、23年12月期第2四半期累計(1〜6月)の連結決算は、最終利益が前年同期比13.5%増の44億3600万円となった。通期計画に対する進捗率は約62%に上ったほか、直近3カ月の4〜6月期でも大幅な最終増益となっており、業績の上振れを期待した買いが入ったようだ。第2四半期累計の売上高は同7.0%増の362億4000万円だった。海外ではサインペンによる市場開拓が奏功。欧州を中心に海外売上高が増加した。国内市場での個人消費の緩やかな回復も収益を下支えした。
三菱UFJ <8306> 1,136円 +57 円 (+5.3%) 本日終値
後場に上げ幅を拡大した。日銀は28日までに開いた金融政策決定会合で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の運用を柔軟化すると発表した。長期金利の変動幅の上限はこれまでどおり「0.5%程度」をメドとするが、10年物国債金利について、1.0%の利回りでの指し値オペを原則的に毎営業日実施する。これに伴って、日銀はこの日の午後、利回りが1%になるように指定した銘柄を無制限に購入する指し値オペを通告した。従来のYCCの枠組みを維持しつつも、長期金利について実質的に1%までの上昇を許容したとの受け止めた投資家が、利ザヤ改善への思惑から銀行株に買いを入れたようだ。三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>、りそなホールディングス<8308>も強含み。東証の業種別指数で銀行業の上昇率は2%を超えた。
ジェコス <9991> 936円 +44 円 (+4.9%) 本日終値
大幅続伸。27日の取引終了後に発表した第1四半期(4〜6月)連結決算が、売上高315億2800万円(前年同期比21.8%増)、営業利益12億5300万円(同86.2%増)、純利益9億3800万円(同91.7%増)と大幅増益となったことが好感された。公共投資が底堅く推移し、設備投資も持ち直しの動きがみられるなか、主に重仮設事業で販売物件の増加や単価改善、工事売り上げの増加などがあったことが売上高・利益を押し上げた。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高1200億円(前期比0.4%減)、営業利益46億5000万円(同3.3%増)、純利益33億円(同3.7%減)の従来見通しを据え置いている。
伊勢化学工業 <4107> 7,780円 +360 円 (+4.9%) 本日終値
全体波乱含みの地合いのなか大幅高。9%超の上昇で一気に8100円台まで水準を切り上げる場面があった。ヨウ素生産で国内首位、世界でも屈指の存在だが、ここヨウ素市況が堅調で収益に追い風となっている。同社が27日取引終了後に発表した、23年12月期上期(1〜6月)決算は営業利益が前年同期比64%増の24億5800万円と急拡大しており、これがポジティブ材料視され株価水準を切り上げる形となった。なお、23年12月期の営業利益は前期比20%増の45億円を予想しているが、上期時点での対通期進捗率は54.6%となった。
富士電機 <6504> 6,301円 +283 円 (+4.7%) 本日終値
3日ぶりに反発。同社は27日取引終了後、24年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の940億円から960億円(前期比8.0%増)に引き上げたことが好感されたようだ。売上高予想も1兆500億円から1兆600億円(同5.0%増)に上方修正。部門別では「パワエレ エネルギー」「パワエレ インダストリー」「半導体」の売り上げ見通しをそれぞれ引き上げた。
アイカ工業 <4206> 3,302円 +136 円 (+4.3%) 本日終値
3日続伸し、年初来高値を更新した。同社は27日取引終了後、24年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比25.6%増の52億3000万円となり、上半期計画100億円に対する進捗率が52%超となったことが買い安心感につながったようだ。売上高は同2.0%減の544億9700万円となった。化成品事業で主力の接着剤系商品は、国内で合板用接着剤が低迷した半面、施工用接着剤や繊維用途のアクリル・コンパウンド製品は好調。建装建材事業では、メラミン化粧板が国内でオフィスやホテルなどの非住宅市場での需要を獲得し、売り上げが伸長した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。
ログリー <6579> 857円 +150 円 (+21.2%) ストップ高 本日終値
ストップ高の水準となる前日比150円高の857円に買われた。27日の取引終了後、マイクロアド<9553>との間での資本・業務提携契約の締結を発表。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。ログリーの岸本雅久取締役CFO(最高財務責任者)が保有する同社株式の一部23万4940株を、マイクロアドが1株733円で市場外の相対取引により取得する。取得日は8月16日を予定し、マイクロアドの議決権所有割合は10.01%となる。ログリーは手取り概算で約1億600万円を調達し、短期借入金の返済などに充てる。業務提携は7月27日から開始した。「LOGLY lift」関連ビジネスの案件創出や営業力の強化のほか、マイクロアドの子会社との合弁会社における広告サービス事業の拡大を目指す。
グローバルダイニング <7625> 465円 +80 円 (+20.8%) ストップ高 本日終値
ストップ高。27日の取引終了後に23年12月期業績予想の上方修正を発表。売上高を100億200万円から109億8300万円(前期比14.9%増)へ、営業利益を3億円から5億6900万円(同2.5倍)へ引き上げており、これを好感した買いが膨らんでいる。インバウンド需要の復活や人流増加に伴う既存店の客数・客単価の伸びが寄与。各種コストが増加しているものの、増収によって吸収できる見通し。
石井食品 <2894> 286円 +36 円 (+14.4%) 一時ストップ高 本日終値
一時ストップ高の水準となる前営業日比80円高の330円に買われ、2007年3月以来、16年4カ月ぶりの高値をつけた。午前11時ごろ発表した24年3月期第1四半期の連結決算は、売上高が前年同期比14.5%増の26億1300万円、最終損益は1億7300万円の黒字(前年同期は200万円の赤字)となった。大幅な増収となったほか、最終損益の黒字額は通期計画(4500万円)を上回り、これらを好感した買いが集まった。主力商品のミートボールなどの食肉加工品の売上高が増加した。大手コンビニエンスストアなどのプライベートブランド商品も堅調に推移したという。
アプリックス <3727> 188円 +22 円 (+13.3%) 本日終値
急伸。光通信<9435>グループの光通信が27日の取引終了後に関東財務局に提出した大量保有報告書で、光通信と共同保有者のアプリックス株式の保有割合が5.16%となり、新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入ったようだ。なお、報告義務発生日は7月20日。
ニッキ <6042> 2,272円 +162 円 (+7.7%) 本日終値
大幅反発し年初来高値を更新。27日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を81億円から82億円(前期比6.8%減)へ、営業利益を8億円から9億円(同23.0%減)へ、純利益を5億円から6億円(同31.7%減)へ上方修正したことが好感された。為替相場が想定よりも円安基調で推移していることが要因としている。
神栄 <3004> 1,163円 +78 円 (+7.2%) 本日終値
後場急伸しプラス圏に浮上。午後2時ごろに発表した第1四半期(4〜6月)連結決算が、営業利益4億8200万円(前年同期比2.9倍)と大幅増益となったことが好感された。一部事業からの撤退を進めたことで繊維関連は減収となったものの、冷凍食品の売り上げが大きく伸長した食品関連や北米向け輸出が好調に推移した物資関連が増加したことで、売上高は102億4700万円(同5.3%増)となった。また、販売価格の調整などが奏功し食品関連の利益率が回復していることも大幅増益につながった。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高400億円(前期比0.3%増)、営業利益13億8000万円(同0.3%増)の従来見通しを据え置いている。
ブルドックソース <2804> 2,050円 +110 円 (+5.7%) 本日終値
大幅反発。27日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、営業利益を1億5000万円から2億2000万円(前期比48.9%減)へ上方修正したことが好感された。売上高は従来予想の142億3000万円(同5.2%増)を据え置いたものの、生産体制再構築の一環として「TATEBAYASHIクリエイションセンター」が今年12月に完工する予定であり、この設備投資に係る生産ラインの稼働開始時期が明確になったため減価償却費の見直しを行ったことが要因としている。同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高36億2400万円(前年同期比5.7%増)、営業利益1億9900万円(同92.9%増)だった。前期に実施した値上げの影響で減少した販売数量が回復に向かっているほか、外食市場の復調などが寄与した。
posted by lucky cat at 16:24
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