※S高銘柄一覧
<1712> ダイセキS 東証P 一時 第1四半期大幅増益で業績予想を上方修正
<3607> クラウディア 東証S 業績上方修正で今期増益率は一段と拡大へ
<3814> アルファクス 東証G 配分 取引時間内に商い成立せず、1万5700株の買い注文を残す
<3929> Sワイヤー 東証G
<4381> ビープラッツ 東証G 一時
<4894> クオリプス 東証G 2023年のIPO関連
<5250> プライムスト 東証S Webサイト高速化で時流捉え対話型AIとの連携でも注目
<5533> エリッツHD 東証S 一時 前日もストップ高。2023年のIPO関連
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <6731> ピクセラ 東証S 50.0 3
2. <3929> Sワイヤー 東証G 26.4 383 S
3. <4894> クオリプス 東証G 25.3 1978 S 2023年のIPO関連
4. <1712> ダイセキS 東証P 21.9 1308 土壌処理のコンサル案件好調で24年2月期業績予想を上方修正
5. <5250> プライムスト 東証S 18.0 4580 S Webサイト高速化で時流捉え対話型AIとの連携でも注目
6. <3814> アルファクス 東証G 17.2 681 S 双日などに対する第三者割当増資で債務超過解消へ
7. <7247> ミクニ 東証P 16.2 524 業績高変化の低PBR銘柄でインド関連として注目
8. <3607> クラウディア 東証S 14.6 785 S ブライダル市場復調で23年8月期業績予想を上方修正
9. <7888> 三光合成 東証P 13.0 729 業績・配当予想の上方修正を発表
10. <4381> ビープラッツ 東証G 13.0 3090 サブスク型プラットフォームで成長加速
11. <2970> グッドライフ 東証S 11.8 1789
12. <5258> TMN 東証G 11.4 1779 『がっちりマンデー!!』で紹介
13. <6871> 日本マイクロ 東証P 11.2 2223 本格的な回復局面入りを想定で国内証券が格上げ
14. <7578> ニチリョク 東証S 11.1 340 7月1日から新サービス『本堂葬儀』の提供開始へ
15. <8918> ランド 東証S 11.1 10
16. <3782> ディディエス 東証G 10.6 52 情報セキュリティ関連
17. <9960> 東テク 東証P 10.2 5280 今期は連続最高益・20円増配計画で買い安心感
18. <2667> イメージワン 東証S 10.1 843 情報セキュリティ関連
19. <4231> タイガポリ 東証S 10.0 658 自動車部材・部品関連
20. <6264> マルマエ 東証P 9.9 1873 23年8月期業績予想を下方修正もアク抜け感強まる
21. <1773> YTL 東証P 9.7 34
22. <8276> 平和堂 東証P 9.6 2357 3〜5月期営業38%増益で低PBRにも注目
23. <2935> ピックルス 東証P 8.9 1373 3〜5月期高進捗を好感
24. <6131> 浜井産 東証S 8.7 1400 半導体製造装置関連
25. <7138> TORICO 東証G 8.5 1390
TMN <5258> 1,779円 +182 円 (+11.4%) 本日終値
大幅高で3日続伸。2日朝のTBS系情報番組「がっちりマンデー!!」で紹介されたことが買いにつながったようだ。番組では「僕たち上場しました2023」のテーマで、今年4月に上場した同社のマルチ決済端末を紹介。また、人工ダイヤモンドの原料となる種結晶を製造販売し22年6月に上場したイーディーピー<7794>も4連騰している。
日本マイクロニクス <6871> 2,223円 +223 円 (+11.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
急伸し、2015年5月以来、およそ8年2カ月ぶりの高値水準をつけた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が6月30日、日本マイクロのレーティングを「ホールド」から「バイ」に引き上げた。目標株価は従来の1700円から2700円に増額している。生成AIの普及に伴って、サーバー用メモリー向けのプローブカード需要が回復に向かっており、来年にはPC用メモリーの需要回復も重なると予測。今後の株価は生成AIやメモリー各社の決算を手掛かりに水準訂正を続けるとみる。同証券は日本マイクロの24年12月期営業利益の予想を60億円から88億円に見直している。
平和堂 <8276> 2,357円 +207 円 (+9.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率8位
マドを大きく開けて一気に2300円台まで上昇、2月22日につけた年初来高値2205円を4カ月半ぶりに上回り新値街道に突入、時価は21年9月以来1年10カ月ぶりの高値圏にある。東海や北陸中心にスーパーを展開するが、本社のある滋賀県で断トツの販売シェアを有する。前週末30日取引終了後に発表した24年2月期第1四半期(23年3〜5月)の連結営業利益は前年同期比38%増の25億9500万円と高水準の伸びを達成した。上期営業益予想に対する進捗率はほぼ9割に達しており、サプライズとなった。PBRは0.6倍台で水準訂正妙味も内包している。
ダイセキ <9793> 4,355円 +300 円 (+7.4%) 本日終値 東証プライム 上昇率10位
反発。前週末30日の取引終了後、3〜5月期(第1四半期)決算を発表。売上高が前年同期比29.9%増の178億7400万円、営業利益が同25.1%増の39億3500万円と大幅な増収増益で着地しており、これを好感した買いが優勢となった。主力の産業廃棄物処理事業で、エネルギー価格上昇に伴い処理原価が上昇した一方、リサイクル燃料の販売価格も上昇し全体業績に寄与した。土壌汚染処理関連事業や鉛リサイクル事業も堅調だった。
ダイキン工業 <6367> 31,240円 +1,975 円 (+6.8%) 本日終値
大幅反発。2日付の日本経済新聞朝刊で、ヒートポンプ空調について、「米国のエネルギー消費の4割を占める暖房からの温暖化ガス排出を削減できるとの認識が広がり、市場は『特需』に沸く」と報じられており、なかで同社について触れていることが好材料視されたようだ。記事によると、米バイデン政権がヒートポンプ空調の国内生産と普及を促進する政策を相次いで導入したことが背景にあるという。同社はヒートポンプ式空調の世界大手で、米ニューヨーク州の営業拠点では、毎日のように顧客となる工務店の職人らを集めてヒートポンプ機器の講習会を開催しているとも報じている。
Arent <5254> 6,750円 +370 円 (+5.8%) 本日終値
大幅高で5連騰。建設業界を主要顧客としたデジタルトランスフォーメーション(DX)コンサルティングを展開し、グロース市場上場銘柄ながら、建設業のデジタライズ化をリードするキーカンパニーとしてマーケットの関心を集めている。業務効率化に主眼を置くのではなく、DX活用で売上高を伸ばすことに焦点を合わせたプロダクト共創開発が同社の強みで、顧客開拓が続いている。23年6月期業績は売上高が前の期比倍増の19億8800万円予想、営業利益は同2.8倍の6億7400万円予想と急拡大が見込まれている。
エクサウィザーズ <4259> 551円 +23 円 (+4.4%) 本日終値
大幅高。前週末30日の取引終了後、法人向け営業支援サービスを手掛けるスタジアム(東京都港区)を子会社化すると発表。収益貢献を期待した買いが入っている。プロダクト販売拡大での協業や相互送客の推進などを図る狙い。エクサWizはスタジアムの株式を27億円で取得し、議決権の100%を握る。スタジアムは東証グロース市場への新規上場を今年4月に予定していたが、その後確認事項が発生したために上場を延期した経緯がある。
ディスコ <6146> 23,570円 +960 円 (+4.3%) 本日終値
4連騰し年初来高値を更新。この日、レーザー加工によるインゴットスライス手法「KABRA」を用いた、GaN(窒化ガリウム)ウエハー生産に最適化したプロセスを開発したと発表しており、好材料視された。従来、GaNインゴットをウエハー状にスライスする方法としてはダイヤモンドワイヤソーが主流だったが、ワイヤソーでのスライスは加工時間、ワイヤの太さ同等以上に発生する切断部分の材料損失、切断後の表面平坦化を目的としたラップ研削時の材料損失によるウエハー取り枚数の少なさなど、複数の課題があったという。今回開発したプロセスは、インゴット内部にレーザーを照射する方式で、GaNウエハー生産時における取り枚数増及び加工時間の短縮を同時に実現。1時間あたりのウエハー生産枚数を従来の1枚から6枚に引き上げるとしている。
セントラル警備保障 <9740> 2,939円 +111 円 (+3.9%) 本日終値
大幅反発し年初来高値を更新。6月30日の取引終了後、24年2月期の連結業績予想について、最終利益を26億円から56億円(前期比2.2倍)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各25円の年50円から同各30円の年60円へ引き上げたことが好感された。保有するりらいあコミュニケーションズ<4708>の全株式を、三井物産<8031>が設立したOtemachi Holdingsが実施するりらいあ株式に対するTOBに応募して売却したことによる投資有価証券売却益を第2四半期に計上することが要因。なお、売上高675億円(同4.1%増)、営業利益42億円(同5.6%増)は従来見通しを据え置いている。
ダイフク <6383> 3,054円 +111.5 円 (+3.8%) 本日終値
反発した。SBI証券が前週末6月30日、ダイフクの目標株価を3300円から4000円に引き上げた。投資判断は買いを継続した。トラック運転手の労働時間規制の強化を受けた「2024年問題」が指摘される物流業界での投資の増加や、シリコンサイクルの上昇局面入りによるクリーンルーム事業への好影響を見込み、25年3月期以降はコンセンサス予想を大きく上回る利益成長となると予測する。同証券はダイフクの25年3月期の営業利益予想を730億円から800億円に見直した。
ダイセキS <1712> 1,308円 +235 円 (+21.9%) 一時ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
一時ストップ高に買われ年初来高値を更新。6月30日の取引終了後、24年2月期の連結業績予想について、売上高を170億円から183億9500万円(前期比12.0%増)へ、営業利益を15億9100万円から20億3700万円(同48.2%増)へ、純利益を8億9100万円から11億7800万円(同62.5%増)へ上方修正したことが好感された。主要事業である土壌処理事業において、コンサル営業による案件が好調に推移していることが要因。第1四半期は中京エリアの工場再開発案件によって、リサイクルセンターの稼働率が高い水準で進捗。また、関東エリアの大規模工場地中埋設廃棄物・汚染土壌撤去工事案件及び関西エリアの大規模工場廃棄物撤去コンサル案件についても、顧客へ高付加価値サービスを提供することによって採算性が向上し、利益率の向上に寄与したとしている。同時に発表した第1四半期(3〜5月)決算は、売上高66億4100万円(前年同期比97.8%増)、営業利益8億9100万円(同4.8倍)、純利益5億4600万円(同7.9倍)だった。
プライム・ストラテジー <5250> 4,580円 +700 円 (+18.0%) ストップ高 本日終値
急騰。2月下旬に東証スタンダード市場に新規上場したニューフェースだが、2月27日につけた3935円を大幅に上回り、約4カ月ぶりに上場来高値更新となった。同社はWebサイトの高速化に加え安全性を担保した保守・運用サービス、超高速CMS実行環境「KUSANAGI」を中心とした製品群を展開する。Webサイト最適化診断ツールと「チャットGPT」の連携などAI分野の研究開発も強化途上にあり、生成AI関連としての側面も株価を刺激している。営業利益は22年11月期に前の期比で倍増したが、23年11月期も前期比21%増の3億5800万円と高成長トレンドが続く見込み。
アルファクス <3814> 681円 +100 円 (+17.2%) ストップ高 本日終値
ストップ高。前週末6月30日の取引終了後、第三者割当増資の実施を発表した。双日<2768>や、コンサルティング業務などを展開するエイチアンドパートナーズ(東京都港区)などを割当先として、新株を発行し資金調達を実施する。債務超過が解消に向かうとの見方から買いが集まったようだ。新たに47万8000株を発行し、1株552円90銭でエイチアンドパートナーズに19万1200株、双日に17万2100株、アルファクスの社外取締役でエイチアンドパートナーズの代表取締役を務める平川雅之氏に11万4700株を割り当てる。手取り概算で約2億4500万円を調達し、事業の運転資金に充当する。同社は23年9月末において、業績が予想通りに推移した場合、債務超過は解消されると見込んでいる。
ミクニ <7247> 524円 +73 円 (+16.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率2位
急騰で新高値。出来高急増のなか12%高で500円台を一気に回復する展開となり注目を集めている。米ナスダック高を背景に、東京市場でもグロース(成長)株への資金流入が目立っているが、一方で低PBR株を見直す動きが再び高まっている。同社は電子制御による燃料供給装置を主力とする独立系の自動車部品メーカーだが、スズキ<7269>やヤマハ発動機<7272>などとの取引関係が密接で安定した収益基盤を持つ。また、経済成長著しいインドでの展開を強みとし、インド関連株としてもマーケットの関心が高まっているもよう。24年3月期営業利益は前期比30%増の40億円と高変化を見込むが、PER10倍台と割安なほか、PBRは0.5倍台前後と解散価値の半値水準にあることで株高修正期待が強い。
クラウディア <3607> 785円 +100 円 (+14.6%) ストップ高 本日終値
急反騰。6月30日の取引終了後、23年8月期の連結業績予想について、売上高を110億円から113億円(前期比18.8%増)へ、営業利益を4億円から5億円(同4.8倍)へ、純利益を3億2000万円から4億5000万円(同45.4%減)へ上方修正したことが好感された。従来予想に比べてブライダル市場が徐々に復調に向かい、最終消費者の挙式意欲が好調に推移したことが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(22年9月〜23年5月)決算は、売上高88億9100万円(前年同期比25.0%増)、営業利益8億500万円(同3.2倍)、純利益7億2300万円(同6.9%減)だった。
三光合成 <7888> 729円 +84 円 (+13.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位
続急伸し年初来高値を更新。6月30日の取引終了後、集計中の23年5月期連結業績について、売上高が680億円から810億円(前の期比23.4%増)へ、営業利益が28億円から34億円(同33.7%増)へ、純利益が19億円から21億円(同16.0%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。日本・欧州・アジア・北米地域で車両用部品が、日本・アジア地域で車両向け金型の受注が増加したことが要因。また、想定為替レートに対して円安で推移したことも寄与した。なお、業績上振れに伴い期末配当予想を7円から9円へ引き上げ、年間配当予想を16円(前の期14円)とした。
ビープラッツ <4381> 3,090円 +355 円 (+13.0%) 一時ストップ高 本日終値
人気加速。販売・管理プラットフォームをサブスクリプション方式で提供し、トヨタ自動車<7203>が展開する「KINTO」も同社のシステムを採用するなど、その実績は折紙付き。中期的に企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進はクラウドサービスの市場拡大も加速させることになり、同社の活躍余地は更に高まっていくことが予想される。業績も23年3月期は営業利益が前の期比10倍、続く24年3月期も前期比6割増の2億8700万円予想と成長加速局面に突入している。
マルマエ <6264> 1,873円 +168 円 (+9.9%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
大幅反発。6月30日の取引終了後、23年8月期の単独業績予想について、売上高を87億円から68億300万円(前期比20.8%減)へ、営業利益を16億8000万円から7億3000万円(同69.1%減)へ、純利益を12億円から6億1200万円(同66.3%減)へ下方修正したが、アク抜け感から買われたようだ。想定に対して半導体分野における市場環境悪化が長引いていることに加えて、デバイスの停滞以上に装置部品における在庫調整の影響が大きく、受注残を消化した23年5月以降の半導体分野の売り上げが大幅に減少する見通しとなったことが要因としている。また、第3四半期の工場稼働率の悪化による加工単価の上昇によって、多額の棚卸評価損が発生したことや、工場稼働率の低下に伴い新設機械に未稼働の遊休設備が発生し、遊休資産の減価償却費を計上することになったことも利益を押し下げるとしている。同時に発表した第3四半期累計(22年9月〜23年5月)決算は、売上高53億8100万円(前年同期比11.7%減)、営業利益7億7100万円(同55.7%減)、純利益5億900万円(同59.2%減)だった。
ピックルス <2935> 1,373円 +112 円 (+8.9%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位
マドを開けて買われ年初来高値更新。前週末30日の取引終了後に3〜5月期(第1四半期)決算を発表し、営業利益は7億5100万円だった。通期計画(16億2000万円)に対する進捗率が約46%と高く、これを好感した買いが集まった。売上高は114億8500万円だった。巣ごもり需要の反動減の影響が落ち着いたことやコンビニ向け売り上げの好調が寄与した。同社は昨年9月に単独株式移転によって設立された経緯があり、前身となるピックルスコーポレーションの前年同期実績との比較では売上高が9.2%増、営業利益が11.7%増となる。
ウッドワン <7898> 1,264円 +93 円 (+7.9%) 本日終値
マドを開けて急動意。5日・25日移動平均線がゴールデンクロスを示現、株価も75日線を一気に跳び越える形でトレンド転換を示唆している。木製の住宅建材大手だが、ニュージーランドで林木の更新から育成全般にわたる造林を行っており、アジアで加工するビジネスモデル。高品質で耐久性の高い構造部材「JWOOD」の開発・製品化などで実力を発揮している。国内では出遅れている建設セクターの低PBR株を物色する動きに拍車がかかってきた。そのなか、木造住宅向け建材を手掛ける同社はPBRが0.2倍台という超割安圏にあり、見直し買いを誘っている。
unerry <5034> 4,905円 +355 円 (+7.8%) 本日終値
5日続伸。この日の寄り前、東京都が実施する東京都スマートサービス実装促進プロジェクト「Be Smart Tokyo」において、「スマートサービス実装促進事業者」として採択されたと発表しており、好材料視された。「Be Smart Tokyo」は、東京都が先端技術などを活用した便利で快適な都市「スマート東京」が実現されることを目指すプロジェクト。同社は、エリアマネジメント団体などとの豊富な連携実績やスタートアップとのネットワークを生かすほか、月間400億件超の人流ビッグデータ活用による価値創出を通じてスマートサービスの実装・改善が促進される土台を形成。デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送ることができる「スマート東京」の実現を推進するとしている。
posted by lucky cat at 16:09
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