※S高銘柄一覧
<3639> ボルテージ 東証S 一時 Switch向けタイトル累計販売本数が10万本を突破
<3842> ネクスジェン 東証G 前日もストップ高。情報セキュリティ関連
<4185> JSR 東証P 配分 産業革新機構が買収と伝わる 222.83万株買残
<5939> 大谷工業 東証S 一時
<9240> デリバリコン 東証G 一時 人工知能関連
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <4185> JSR 東証P 21.6 3934 S 産業革新機構の買収報道受け『検討は事実』と開示
2. <9399> ビート 東証S 20.0 6 仮想通貨関連
3. <3842> ネクスジェン 東証G 19.4 923 S エクシオGと自動化ソリューション展開
4. <7114> フーディソン 東証G 13.8 2064 情報番組の新規上場企業紹介コーナーに登場予定
5. <7578> ニチリョク 東証S 13.5 219
6. <3639> ボルテージ 東証S 13.5 354 スイッチ向けタイトル10万本突破を材料視
7. <7062> フレアス 東証G 13.3 1098
8. <5939> 大谷工業 東証S 12.7 8530
9. <4970> 東洋合成 東証S 12.5 8940 リチウムイオン電池部材・部品関連
10. <2586> フルッタ 東証G 11.8 85
11. <2467> バルクHD 名証N 11.4 468 サイバーセキュリティ関連
12. <8918> ランド 東証S 11.1 10
13. <9240> デリバリコン 東証G 10.8 513 人工知能関連
14. <6231> 木村工機 東証S 9.8 2508 3万株を上限とする自社株取得枠を設定
15. <3808> OKウェイヴ 名証N 9.5 69 人材派遣関連
16. <4187> 大有機 東証P 9.1 2573 JSR買収報道受け国策の追い風意識
17. <4186> 東応化 東証P 9.1 8761 JSR買収報道受け国策の追い風意識
18. <2872> セイヒョー 東証S 8.5 4390
19. <1689> WT天然ガス 東証E 8.3 1.3
20. <6545> IIF 東証G 8.0 540 事業計画及び成長可能性に関する事項(2023年6月更新)
21. <2468> フュトレック 東証S 7.2 312 AIスピーカー関連
22. <4112> 保土谷 東証P 6.9 3505
23. <7061> 日本ホスピス 東証G 6.9 3275
24. <4430> 東海ソフト 東証S 6.8 1108 自動運転車関連
25. <3133> 海帆 東証G 6.7 798
JSR <4185> 3,934円 +700 円 (+21.7%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
急騰。24日付の日本経済新聞朝刊は、「政府系ファンドの産業革新投資機構(JIC)は半導体材料のJSRを約1兆円で買収する」と報じた。同日、JSRは「本件を検討していることは事実」としたうえで、26日に開催する取締役会に付議する予定とのコメントを開示した。買収時に株価に上乗せされるプレミアムを期待した買いが集まった。報道によると、海外を含めた競争当局の審査を経て、JICは早ければ年内にJSRへのTOB(株式公開買い付け)を実施する。手続きが順調に進めば、2024年中に上場廃止となる見込みという。
大阪有機化学工業 <4187> 2,573円 +215 円 (+9.1%) 本日終値 東証プライム 上昇率2位
マドを開けて買われ年初来高値更新。昨年6月以来、およそ1年ぶりの高値に浮上した。同社は塗料や電子材料に使われるアクリル酸エステルを手掛ける化学メーカーで、半導体材料のフォトレジスト向けに強みを持つ。今期業績は電子材料向け需要の低迷で冴えない見通しにあるが、増配や自社株買いなど株主還元には手厚い姿勢をみせている。この日の株式市場では産業革新投資機構(JIC)によるJSR<4185>の買収報道が話題となっているが、大有機は主要顧客の一つにJSRを有しており、JSRとともに関心が高まる格好で思惑的な物色が向かっているようだ。
東京応化工業 <4186> 8,761円 +728 円 (+9.1%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位
大阪有機化学工業<4187>、トリケミカル研究所<4369>など半導体材料を手掛ける企業群に投資マネーが集中的に流入している。東応化は年初来高値を更新した。ここ相場の柱を担っていた生成AI関連特需で潤う半導体関連に目先利益確定の動きが出ている一方、同分野で相対的に出遅れている素材関連にマーケットの視線が集まっている。市場では「政府系ファンドの産業革新投資機構(JIC)がJSR<4185>を約1兆円で買収するとの報道を受け、同社株がストップ高に買われたが、この連想で業態的に類似する半導体材料株に個人投資家を中心とした短期筋が攻勢をかけている」(中堅証券ストラテジスト)という。特に東応化は半導体フォトレジストで世界トップクラスの商品競争力を誇っており、国策に乗る銘柄としてにわかに存在感を高めている。
湖北工業 <6524> 6,030円 +230 円 (+4.0%) 本日終値
急反発。日本経済新聞電子版が23日、「政府は2024年度にも、民間と共同で日本の国内外を結ぶ海底ケーブルの増設に乗り出す」と報じた。記事によると、政府が資金面から支援し、災害や地政学リスクに強い分散型の通信網づくりを進めて経済安全保障の強化につなげるという。この報道を手掛かりに海底ケーブル関連株の一角が物色されており、住友電気工業<5802>や古河電気工業<5801>、海底ケーブル向け部品を製造する湖北工業が上昇している。
ツルハホールディングス <3391> 10,895円 +290 円 (+2.7%) 本日終値
3日ぶりに反発し、年初来高値を更新した。前週末23日の取引終了後、23年5月期の連結決算発表にあわせ、24年5月期の業績予想を開示した。最終利益は前期比2.5%増の258億9800万円を見込む。更に、前期の期末配当を直近の予想から27円増額したうえで、今期の配当については前期比7円増配の267円を計画する。増益見通しと株主還元姿勢を好感した買いが集まったようだ。今期の売上高は前期比6.5%増の1兆330億円と、初の1兆円台を見込む。ドミナント展開による店舗網の拡充を図るうえで、126店の出店を計画する。23年5月期の売上高は前の期比5.9%増の9700億7900万円、最終利益は同18.1%増の252億5800万円だった。
三菱ケミカルグループ <4188> 847円 +21 円 (+2.5%) 本日終値
上値追い継続。大幅高で5月29日高値(837円90銭)を上抜け、年初来高値を更新した。前23年3月期は新型コロナワクチン事業撤退に伴う減損損失などの影響で最終大幅減益を余儀なくされたが、今期は前期比同水準を予想しており、業績に対する懸念はひとまず落ち着きをみせている。また、同社は株主還元拡充の方針を掲げており、今期配当は増額を計画する。堅調な業績見通しが株価を下支えするなか、前週末23日に世界的なリチウムイオン電池用正極材メーカーの韓国L&Fと協業検討を開始すると発表。これを手掛かりに買いを入れる動きが強まったようだ。
ボルテージ <3639> 354円 +42 円 (+13.5%) 一時ストップ高 本日終値
急騰。前週末23日の取引終了後、「ニンテンドースイッチ」向けタイトルの累計販売本数が10万本を突破したと発表しており、これを材料視した買いが入った。同社はこれまで移植タイトル16本、オリジナルタイトル1本を配信しており、日米をはじめとした世界への配信など各種施策により販売を伸ばしてきた。今後も新作投入や国内外でのプロモーションを継続し、スイッチ向けタイトルの拡大を促進させていく予定だ。
木村工機 <6231> 2,508円 +223 円 (+9.8%) 本日終値
大幅続伸。同社は23日取引終了後、3万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.84%)、8100万円を上限とする自社株取得枠を設定したと発表。取得理由は、経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行するため。取得期間は7月3日から10月31日までとなっている。
リプロセル <4978> 321円 +17 円 (+5.6%) 本日終値
高い。前週末23日の取引終了後、米バイオ企業のバーナル・バイオサイエンスとの独占代理店契約(日本のみ)を通じて、GMPグレードのmRNAと脂質ナノ粒子を販売開始すると発表。バーナルとの協業により、臨床を見据えた研究グレードや臨床試験の第1相、治験薬製造のための同製品の提供が可能になったという。カタログ製品に加えて、顧客のプロジェクトに即した受注生産で販売を行うとしている。
レナサイエンス <4889> 595円 +18 円 (+3.1%) 本日終値
一時12%を超える上昇で650円まで値を飛ばす場面があった。今月14日につけた年初来高値を約2週間ぶりに更新した。東北大発の創薬ベンチャーで低分子化合物を活用した医薬品開発を手掛ける。人工知能(AI)技術を採り入れた医療ソリューションを標榜し、バイオセクターのAI関連株としてマーケットでも注目度が高まっている。直近では、前週末23日の前場取引終了後に、メラノーマ治療の臨床試験(第2相)で良好な結果を得られたことを開示し、株高を後押しする格好となった。
クラシコム <7110> 1,745円 +50 円 (+3.0%) 本日終値
全般軟調地合いに抗して上値指向鮮明、年初来高値を更新した。雑貨や服飾品のECサイトを運営するが、足もとの業績は好調に推移している。前週末23日取引終了後、ステイト・オブ・マインド(東京都渋谷区)が運営するファッションブランド「foufou」事業を分割承継する新会社の全株式を取得し子会社化することを発表、これが株価を強く刺激する格好となった。同社の株価は4月上旬以降、5日移動平均線をサポートラインに一貫した戻り足を続けており、時価は昨年8月上旬以来約10カ月ぶりの高値水準を走っている。
ティアック <6803> 123円 +3 円 (+2.5%) 本日終値
堅調。26日、航空会社のソラシドエア(宮崎県宮崎市)に対し、機内エンターテインメントサーバーを納入したと発表したことが支えとなったようだ。7月1日からソラシドエアの全路線で運用が開始される。ソラシドエアは2017年12月から20年11月まで機内エンターテインメントサービスを提供していた。今回、サービスを再開するうえで、コンテンツ管理が容易な点などを評価し、ティアック製品の採用を決めた。ティアックは今後、国内外の大手航空会社やLCC(格安航空会社)の機内エンターテインメントに対する投資需要を積極的に獲得する計画だとしている。
posted by lucky cat at 15:59
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◆S高株価値上注目銘柄
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