※S高銘柄一覧
<3323> レカム 東証S マレーシアの電気製品販売企業の子会社化を材料視
<3491> GAテクノ 東証G
<4075> ブレインズ 東証G 一時 前日もストップ高。人工知能関連
<4444> インフォネ 東証G 人工知能関連
<4488> AIins 東証G AI統合基盤『AnyData』の提供開始、データ準備だけでAI実装
<4889> レナ 東証G NECとAIの医療応用で共同研究契約
<6635> 大日光 東証S
<7078> INC 東証G 生成系AIのデジタルメディア事業活用を研究する組織を設立
<9076> セイノーHD 東証P 配分 高水準の自社株買い並びに大幅増配を発表 15.88万株買残
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <3323> レカム 東証S 36.6 112 S マレーシアの電気製品販売企業の子会社化を材料視
2. <9076> セイノーHD 東証P 24.3 2045.5 S 上限11%の自社株買いと大幅増配計画を好感
3. <4444> インフォネ 東証G 23.8 2079 S 人工知能関連
4. <3491> GAテクノ 東証G 22.8 1613 S 11〜4月期最終黒字転換を好感
5. <8142> トーホー 東証P 19.8 2948 第1四半期大幅増益で業績予想を上方修正
6. <6635> 大日光 東証S 18.6 637 S
7. <4889> レナ 東証G 18.2 520 S NECとAI技術の医療応用で共同研究契約締結
8. <4075> ブレインズ 東証G 17.4 1616 2〜4月期営業2.3倍化でAI関連株人気に乗る
9. <7078> INC 東証G 16.1 1084 S 生成系AIのデジタルメディア事業活用を研究する組織を設立
10. <4488> AIins 東証G 15.2 7580 S AI統合基盤『AnyData』の提供開始
11. <4936> アクシージア 東証P 15.2 1405 中国売り上げ好調で8〜4月期増収増益
12. <7578> ニチリョク 東証S 14.1 170
13. <5218> オハラ 東証S 13.8 1424 トヨタ『全固体電池EVを27年にも実用化』で関連銘柄に資金
14. <6526> ソシオネクス 東証P 13.1 23620 米半導体株上昇で国内関連株も賑わう展開に
15. <2970> グッドライフ 東証S 12.8 1742
16. <3660> アイスタイル 東証P 12.6 732 化粧品専門店の運営会社取得が支援材料に
17. <8918> ランド 東証S 12.5 9
18. <3653> モルフォ 東証G 12.3 1476 情報セキュリティ関連
19. <6292> カワタ 東証S 11.9 1080 電気自動車関連
20. <6584> 三桜工 東証P 11.8 825 トヨタ『全固体電池EVを27年にも実用化』で関連銘柄に資金
21. <3132> マクニカHD 東証P 11.6 5950 情報セキュリティ関連
22. <1433> ベステラ 東証P 10.7 1228 第1四半期受注高は急拡大
23. <9610> ウィルソンW 東証S 10.7 166
24. <7856> 萩原工業 東証P 10.5 1396 第2四半期営業益36%増で上振れ着地
25. <6031> サイジニア 東証G 10.0 1004 『イトキンオンラインストア』にEC商品検索・サイト内検索エンジン『ZETA SEARCH』が導入
セイノーHD <9076> 2,045.5円 +400 円 (+24.3%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
ストップ高。12日の取引終了後、取得総数2100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の11.2%)、取得総額300億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は6月13日から2024年6月12日まで。また、24年3月期の年間配当を前期比39円増配の95円にする計画を示した。これらを好感した買い注文が集まっている。同社はあわせて、経営の方向性を示した中期ロードマップを公表した。PBR(株価純資産倍率)1倍超の早期実現に向けて、3〜5年でROE(自己資本利益率)を8%以上とする目標を掲げた。配当方針も変更した。今後はDOE(自己資本配当率)4%以上を目安に年間配当を実施する。これまでの方針は1株年間11円を下限とし、DOE2.4%と連結配当性向30%のいずれか高い金額を目安に配当を実施する、というものだった。更に同社は、消却前の発行済み株式総数(自己株式を含む)の9.6%に相当する2000万株を23年6月27日に消却することも決めた。
GAテクノ <3491> 1,613円 +300 円 (+22.9%) ストップ高 本日終値
ストップ高。12日の取引終了後に23年10月期上期(22年11月〜23年4月)の決算を発表。最終損益が前年同期の赤字から3億7700万円の黒字に転換して着地しており、これが好感された。売上高は前年同期比29.7%増の634億1100万円だった。ネット不動産投資サービスなどを手掛ける主力のRENOSYマーケットプレイス事業が好調に推移した。なお、通期見通しは据え置いている。
トーホー <8142> 2,948円 +488 円 (+19.8%) 本日終値 東証プライム 上昇率2位
急伸し17年8月以来約5年10カ月ぶりの高値となった。12日の取引終了後、24年1月期の連結業績予想について、売上高を2140億円から2230億円(前期比3.4%増)へ、営業利益を38億円から45億円(同23.3%増)へ、純利益を20億円から22億円(同2.2倍)へ上方修正したことが好感された。政府による旅行支援の継続やインバウンド需要の増加もあって外食産業の景況感が上向き、主力の業務用食品卸売事業で既存顧客の更なる深耕や新規顧客の獲得が進んでいることが要因としている。同時に発表した第1四半期(2〜4月)決算は、売上高586億8200万円(前年同期比22.2%増)、営業利益15億1900万円(同4.8倍)、純利益8億3100万円(同6.2倍)だった。
AIinside <4488> 7,580円 +1,000 円 (+15.2%) ストップ高 本日終値
前日に続いてストップ高まで買われ、新値追いとなった。同社は12日、人工知能(AI)開発・実装に求められるデータ基盤・学習基盤・運用基盤をすべて包含したAI統合基盤「AnyData」の提供を開始したと発表。これが新たな買い手掛かりとなったようだ。また、AIテクノロジーとその事業化に深い知見を持つプロフェッショナル人材を結集した経営層向けAI実装コンサルティングチーム「InsideX」も同時に発足。経営活動につながる潜在的なビジネス課題の発見から、ビジネス変革を実現するAI技術のアセスメント・構想・要件定義・AI実運用まで、「AnyData」や生成AI・大規模言語モデル(LLM)を活用して一気通貫で支援し、全社最適・新規事業創出につながる本質的なデジタルトランスフォーメーション(DX)やデータを活用した経営の実現に貢献するとしている。なお、8日には生成AI及びLLMの研究開発と社会実装を行う「XResearch(エックスリサーチ)」を創設したことを明らかにしている。
アクシージア <4936> 1,405円 +185 円 (+15.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位
大幅続伸。12日の取引終了後、22年8月〜23年4月期(第3四半期累計)の決算を発表。売上高が前年同期比40.2%増の78億9200万円、営業利益が同22.2%増の13億4000万円と増収増益で着地しており、これを好感した買いが集まった。越境ECを含め中国国内での売り上げが好調だったことが寄与。インバウンド需要回復を見据え、「羽田エアポートガーデン店」をオープンするなど各種取り組みも進めた。なお、通期の見通しは据え置いている。
オハラ <5218> 1,424円 +173 円 (+13.8%) 本日終値
マクセル<6810>、三櫻工業<6584>など全固体電池関連と位置付けられる銘柄群が軒並み高。トヨタ自動車<7203>は13日、技術説明会「Toyota Technical Workshop」の内容についてホームページ上で公開した。このなかで、現行のリチウムイオン電池に比べて航続距離を大幅に伸ばすことが可能な全固体電池を搭載した電気自動車(EV)に関し、「2027〜28年の実用化にチャレンジする」との計画を示しており、関連銘柄の刺激材料となった。車載電池を手掛けるジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>や、独自製法の全固体電池を開発した日立造船<7004>も堅調に推移。全固体電池向けの固体電解質を開発した三井金属<5706>や、ジルコニウム化合物の供給拡大が期待される第一稀元素化学工業<4082>などが高い。
セーフィー <4375> 892円 +65 円 (+7.9%) 本日終値
後場に急伸するなど、監視カメラ関連株に買いが集まった。この日、国土交通省が東京、大阪、名古屋の3大都市圏での利用者が多い在来線と、新幹線の全路線を対象に、防犯カメラの設置を義務付ける方針を固めたと、国内メディアが相次いで報じた。これを受け、今後の需要増への思惑が広がる格好となったようだ。池上通信機<6771>やダイワ通信<7116>もしっかり。
ispace <9348> 1,650円 +116 円 (+7.6%) 本日終値
続急騰した。日本経済新聞電子版が12日夜、「政府は国立研究開発法人の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が民間ビジネスに投資できるための法改正に乗り出す」と報じた。月面開発を目指す同社の事業には前向きな動きとの受け止めが広がり、買いを集めたようだ。日経電子版の報道によると、政府はJAXA法に民間事業者を支援するための基金を作る規定を設ける。秋の臨時国会への同法改正案の提出を目指すとしている。
レーザーテック <6920> 22,485円 +1,325 円 (+6.3%) 本日終値
東京エレクトロン<8035>がともに3日続伸したほか、アドバンテスト<6857>は4連騰で上場来高値を更新するなど半導体製造装置関連の物色人気が際立つ。前日の米国株市場では、FOMC開催を前にFRBによる政策金利引き上げが見送られるとの思惑からグロース(成長)株に買いが向かい、特に半導体関連株への買いが目立った。インテル
が5.5%高に買われるなど人気化し、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3.3%高と大幅な上昇を示した。生成AIによる半導体需要の喚起が観測されるなか、半導体関連株への投資資金流入に弾みがついている。東京市場でも商品競争力の高い大手製造装置メーカーを中心に、半導体セクターに機関投資家とみられる大口の買いが継続している。
ソフトバンクグループ <9984> 6,310円 +315 円 (+5.3%) 本日終値
続伸。12日夜、同社の孫正義会長兼社長と、「チャットGPT」を開発した米オープンAIのサム・アルトマンCEO(最高経営責任者)が面会したと伝わった。NHKによると、アルトマンCEOは記者団に対し、ソフトバンクGと共同で事業を模索していることを明らかにしたという。ソフトバンクG株に対しては、生成AI関連での事業拡大につながるとの思惑が広がる格好となり、幅広い投資家からの買い注文を集めた。
ネットプロ <7383> 363円 +18 円 (+5.2%) 本日終値
大幅高で3日続伸。この日、連結子会社が海外向けに提供する後払い(BNPL)決済サービス「AFTEE」について、5月下旬時点で台湾での会員数が100万人を突破したと発表した。同時に、ベトナムでも同サービスの提供を開始したとしており、業績へのプラス効果を見込んだ買いを集めたようだ。AFTEEは、商品購入時に携帯電話番号を登録することで利用できるサービスで、1カ月分の買い物代金をまとめて支払ったり、最大24回の分割払いにしたりできる。クレジットカードを持たない人でもショッピングが可能となり、事業者にとっては幅広い顧客獲得が期待できるという。
トヨタ自動車 <7203> 2,173.5円 +104.5 円 (+5.1%) 本日終値
マドを開けて買われ4日続伸。今月7日につけた高値2078円50銭を上回り2100円台まで上昇し、年初来高値を更新した。6月に入ってから株価の上昇基調が鮮明となっている。あす、14日に株主総会を控えており、その動向も耳目を集めるなか株価は上値指向が強い。同社は2027年にも次世代電池の本命とされる「全固体電池」を搭載した電気自動車(EV)を投入すると13日付の日経新聞が報じた。同社は新社長のもとでEV戦略を一段と強化する構えで、その基幹部品である2次電池分野の新境地開拓も株価の刺激材料となっている。
レカム <3323> 112円 +30 円 (+36.6%) ストップ高 本日終値
ストップ高。12日の取引終了後、電気製品・部品の販売を手掛けるマレーシアのSin Lian Wah Electric(SLWE)社の全株式を取得し、子会社化すると発表した。SLWE社は卸業者や小売店など幅広い流通ネットワークを通じて400社近い顧客を抱えているといい、業績へのポジティブな効果を期待した買いが集まったようだ。レカムは2021年に照明機器販売を手掛けるマレーシアのSin Lian Wah Lighting(SLWL)社を子会社化した。SLWL社とSLWE社を合算した売上金額は年間40億円を超える見込みという。マレーシアにおけるプレゼンスの確立が企業価値の向上につながると判断した。
レナサイエンス <4889> 520円 +80 円 (+18.2%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社は東北大学発のバイオベンチャーで、低分子化合物を活用した治療薬開発を行っている。12日取引終了後、同社はNEC<6701>と人工知能(AI)の医療応用に関する共同研究契約を締結することを決定したと発表、これを材料視する買いを呼び込んでいる。AIのリーディングカンパニーであるNECとの協業によって、最先端のAI技術を活用し、医療ソリューションの研究開発を加速する方針。診断や治療に役立つさまざまなプログラム医療機器開発を推進していく構えにあり、今後の業容拡大への期待が投資資金の食指を動かした。
INCLUSIVE <7078> 1,084円 +150 円 (+16.1%) ストップ高 本日終値
後場人気化し、ストップ高まで買われた。同社はきょう、チャットGPTなど生成系AI技術をメディア運営とコンテンツ制作に応用する研究に取り組む「INCLUSIVE AI Lab」を設立したと発表。これが材料視されたようだ。同社はこのほど、AIサービス開発で実績のあるIT Supportパソコン太郎(栃木県鹿沼市)と業務提携。この研究開発ではデジタルメディアにとどまらず、新聞、雑誌、ラジオ、テレビなどの従来メディアを含む幅広いメディアで、表現の幅を広げ、コンテンツ制作のスピードを上げることを期待しているという。
萩原工業 <7856> 1,396円 +133 円 (+10.5%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位
大幅続伸し、年初来高値を更新した。同社は12日取引終了後、23年10月期第2四半期累計(22年11月〜23年4月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比36.2%増の10億1000万円となり、従来予想の7億8000万円から上振れたことが好感されたようだ。売上高は同9.9%増の159億3000万円で、従来予想の156億円を上回った。各種コスト上昇分の価格転嫁を進めたことが売上高の増加や利益率の改善につながった。なお、通期業績予想については売上高310億円(前期比3.5%増)、営業利益17億円(同23.4%増)とする従来見通しを据え置いている。
サイジニア <6031> 1,004円 +91 円 (+10.0%) 本日終値
大幅高。同社はきょう、グループのZETAが手掛けるEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」が、総合アパレル企業のイトキン(東京都渋谷区)が運営する公式通販サイト「イトキンオンラインストア」に導入されたと発表。これが株価を刺激したようだ。ZETAが展開する「ZETA CXシリーズ」は、EC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」、レビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」、ハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」、OMO・DXソリューション「ZETA CLICK」をはじめとする7つのラインアップで、高度なデータ分析・マッチングの技術によって更なる良質な購買体験を実現できるという。
ピアズ <7066> 1,960円 +174 円 (+9.7%) 本日終値
カイ気配スタートで大幅続伸、5月11日につけた年初来高値1899円を奪回した。スマートフォンの店舗運営コンサルティング事業を手掛けるほか、デジタルトランスフォーメーション(DX)を活用したオンライン接客サービスに注力している。12日取引終了後、ロールプレイング支援AIサービス「mimik」を展開する同社の子会社Qualiagramが資本・業務提携先のKandaQuantumと協働し、量子コンピューティング技術を用いた接客ビッグデータ解析・活用研究を開始することを発表、これを材料視する形で投資資金が流入した。
ニーズウェル <3992> 789円 +63 円 (+8.7%) 本日終値 東証プライム 上昇率10位
上値追い鮮烈、一時約14%高と値を飛ばし一気に800円台を回復した。時価は株式分割後修正値で最高値街道を走っている。金融向けなどを主力にシステム開発及びソリューションを展開し、生保向けデジタルトランスフォーメーション(DX)案件の拡大などで収益拡大基調を強めている。電子帳簿保存法やインボイス制度の開始も同社の活躍余地を高めている。更に、同社子会社のアプリ開発を手掛けるコムソフトの技術者を活用したシナジーが発現、競争力アップにつながっていることで、今後の利益成長が加速することへの期待が大きい。機関投資家とみられる実需買いが継続しているもようだ。
WACUL <4173> 689円 +51 円 (+8.0%) 本日終値
上げ足を一気に強め続急騰、一時10%近い上昇で700円台に乗せる場面があった。人工知能(AI)開発で強みを持ち、デジタルマーケティング事業及び人材マッチングビジネスなどが、企業のデジタルシフト加速のなか商機を高めている。デジタルマーケティング分野ではWebサイト分析プラットフォームである「AIアナリスト・シリーズ」の提供を行っており、AI関連株人気の出遅れ物色の波に乗った形。業績は17年2月期以降、毎期トップラインの伸びが著しく、24年2月期も売上高が前期比31%増の17億7300万円と大幅な増加を見込んでいる。
posted by lucky cat at 16:14
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