※S高銘柄一覧
<1433> ベステラ 東証P 配分 『がっちりマンデー!!』で紹介 4.8万株買残
<3041> ビ花壇 東証S
<3747> インタートレ 東証S 一時 前日もストップ高。仮想通貨関連
<4075> ブレインズ 東証G 配分 23年7月期第3四半期は四半期別で黒字転換 0.65万株買残
<4334> ユークス 東証S 中間期計画上回る第1四半期最終益を評価
<4382> HEROZ 東証P 配分 今期の高成長見通しや株主優待制度の新設を好感 13.61万株買残
<4488> AIins 東証G 人工知能関連
<4891> ティムス 東証G
<5028> セカンドX 東証G 一時 人工知能関連
<5994> ファインシン 東証S 一時
<6554> エスユーエス 東証G 抜群の成長力とAI事業への展開で思惑
<6567> セリオ 東証G 人材派遣関連
<7046> TDSE 東証G 一時 前日もストップ高。人工知能関連
<7794> EDP 東証G
<7985> ネポン 東証S 一時
<9241> FLネット 東証G 新サービスで23日に個人投資家向けIRセミナー開催
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <4075> ブレインズ 東証G 27.9 1376 S 2〜4月期営業2.3倍化でAI関連株人気に乗る
2. <9241> FLネット 東証G 26.1 1930 S Vチューバ―と地域の魅力を発信する『まちスパチャプロジェクト』開始へ
3. <4891> ティムス 東証G 25.2 398 S
4. <3041> ビ花壇 東証S 24.1 1543 S 東証が信用取引に関する臨時措置を解除
5. <4382> HEROZ 東証P 22.4 2189 S 今期の高成長見通しや株主優待制度の新設を好感
6. <7794> EDP 東証G 21.6 2813 S トヨタ系がダイヤモンド半導体共同開発と報じられ関連銘柄として思惑
7. <4334> ユークス 東証S 20.6 2346 S 中間期計画上回る第1四半期最終益を評価
8. <7046> TDSE 東証G 19.9 3735 人工知能関連
9. <4488> AIins 東証G 17.9 6580 S 生成AIなどの研究開発を行う『エックスリサーチ』を創設
10. <3843> フリービット 東証P 17.8 1800 高水準の利益成長継続見通しをポジティブ視
11. <6554> エスユーエス 東証G 17.5 1009 S 抜群の成長力とAI事業への展開で思惑
12. <9692> シーイーシー 東証P 17.2 1683 第1四半期大幅増益で上半期予想を上方修正
13. <2152> 幼児活動研 東証S 16.5 1465
14. <6567> セリオ 東証G 15.8 731 S 人材派遣関連
15. <1433> ベステラ 東証P 15.6 1109 S 第1四半期受注高は急拡大
16. <4168> ヤプリ 東証G 15.4 1283
17. <7901> マツモト 東証S 15.2 13980
18. <4264> セキュア 東証G 15.1 3280 情報セキュリティ関連
19. <4056> ニューラルG 東証G 14.9 1517 人工知能関連
20. <4395> アクリート 東証G 14.0 2588 情報セキュリティ関連
21. <3927> F−ブレイン 東証G 13.7 840 情報セキュリティ関連
22. <2134> 燦キャピタル 東証S 13.6 25
23. <2388> ウェッジHD 東証G 13.5 118
24. <5028> セカンドX 東証G 13.4 1435 人工知能関連
25. <8881> 日神GHD 東証P 12.9 517 配当方針の変更を好材料視
HEROZ <4382> 2,189円 +400 円 (+22.4%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
ストップ高。前週末9日の取引終了後、23年4月期の連結決算発表にあわせ、24年4月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比61.0%増の48億円、最終損益は3000万円の黒字(前期は5億7400万円の赤字)となる見通し。黒字転換の計画とともに、株主優待制度の導入を発表しており、ポジティブ視された。既存事業の成長を見込むほか、子会社化したバリオセキュア<4494>とストラテジットが通期で連結決算に寄与することも影響する。また、同社は10月末に株主名簿に記載または記録された700株以上保有の株主を対象に、商品などと交換可能な株主優待ポイントの贈呈を始める。23年4月期はAI(人工知能)やDX(デジタルトランスフォーメーション)支援に関する大型案件の受注などを背景に、売上高は29億8000万円(前の期単独14億8200万円)となった。半面、バリオの子会社化に伴って、段階取得による差損の発生などが響き、最終赤字となった。
フリービット <3843> 1,800円 +272 円 (+17.8%) 本日終値 東証プライム 上昇率2位
急騰。同社は接続サービスのインフラ支援サービスなどを行うが、足もとの業績は好調に推移している。前週末9日取引終了後に発表した23年4月期業績は営業利益が前の期比27%増の40億700万円と大幅増益を達成、続く24年4月期も前期比25%増の50億円予想と高水準の伸びを続ける見通しで、2期連続の過去最高利益更新となる。これを好感する形で株価が押し上げられた。株価は前週末に決算発表を警戒して寄り後に値を崩し、大陰線を引いたが、一転してきょうはリバウンド狙いの買いや空売り買い戻しを呼び込む格好となった。
シーイーシー <9692> 1,683円 +247 円 (+17.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位
続急伸、年初来高値を更新した。前週末9日の取引終了後、第2四半期累計(2〜7月)連結業績予想について、売上高を248億円から256億円(前年同期比9.0%増)へ、営業利益を25億5000万円から30億円(同52.3%増)へ、純利益を17億7000万円から20億7000万円(同40.8%減)へ上方修正したことが好感された。第1四半期において、主要顧客である製造業を中心にICT投資が堅調に推移し、注力事業・主力事業ともに、計画を上振れて着地したことが要因という。特に注力事業ではDX推進を背景としたニーズが増加傾向にあり、売り上げの伸長に加えて高収益商談の獲得が進んだことも寄与する。なお、24年1月期通期業績予想は、売上高510億円(前期比5.8%増)、営業利益55億5000万円(同26.9%増)、純利益38億4000万円(同25.9%減)の従来見通しを据え置いている。同時に発表した第1四半期(2〜4月)決算は、売上高132億2200万円(前年同期比12.0%増)、営業利益18億4200万円(同2.0倍)、純利益12億8600万円(同53.6%増)だった。
マクビープラ <7095> 19,560円 +2,210 円 (+12.7%) 本日終値
続急伸。10日付の日本経済新聞朝刊で「グロース市場上場でウェブマーケティング支援を手がけるマクビープラネットの2024年4月期の連結営業利益が前期比3割増の28億円程度になる見通しだとわかった」と報じられたことが好材料視されたようだ。記事によると、ネット広告の最適化支援サービスが好調なほか、ネットマーケティング(東京都港区)の広告事業を買収したことが寄与するという。報道に対して会社側では、「当社から発表したものではない。業績については概ね報道された内容に近い数字を見込んでいるが現在精査中だ」とコメントしている。なお、決算発表は6月13日を予定している。
ケアネット <2150> 925円 +101 円 (+12.3%) 本日終値
急騰。医師・医療従事者向け会員制サイトをプラットフォームに医薬品メーカーのマーケティングを支援、医薬品の情報提供なども行う。医薬業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)の流れを捉えて商機を獲得し、業績は16年12月期以降前期まで売上高、営業利益ともに拡大路線をひた走る。対して株価は貸株調達による空売りなど需給的要因から、4月以降一貫して下値模索の展開を続けていた。ただ、ここ1カ月ほど800円近辺を下限とする底値もみ合いを続けていたが、目先売り物がこなれた感触もある。きょうは満を持して底値離脱の動きをみせている。
日本駐車場開発 <2353> 257円 +27 円 (+11.7%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位
続急伸。9日の取引終了後、取得総数400万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.25%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いを実施すると発表し、材料視されたようだ。取得期間は6月19日から8月31日まで。23年7月期第3四半期累計(22年8月〜23年4月)の連結決算も発表した。売上高は前年同期比25.8%増の250億8000万円、最終利益は同45.7%増の35億5300万円だった。国内駐車場事業では新規契約物件が増加した。スキー場事業では、入国制限の緩和を背景に、来場者数が大きく増加。テーマパーク事業も好調だった。更に同社は、日本スキー場開発<6040>の子会社が長野県白馬村に保有するHAKUBA VALLEY 白馬岩岳マウンテンリゾートの山麓エリアにある敷地の一部について、ホテル開発を進めるために、有力な不動産ディベロッパーに対して土地の譲渡に関する優先交渉権を設定したとも公表した。
サムコ <6387> 6,190円 +640 円 (+11.5%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位
大幅続伸。前週末9日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年8月〜23年4月)単独決算が、売上高55億7600万円(前年同期比30.7%増)、営業利益13億1400万円(同73.1%増)、純利益9億6600万円(同65.5%増)と大幅増収増益となったことが好感された。半導体レーザーや高周波デバイスなど向けCVD装置やエッチング装置が伸長したほか、実装・表面処理分野の各種表面改質用途など幅広い分野へ向けた洗浄装置も好調だった。なお、23年7月期通期業績予想は、売上高77億円(前期比20.3%増)、営業利益16億2000万円(同18.1%増)、純利益10億8000万円(同2.6%増)の従来見通しを据え置いている。
アイスタイル <3660> 650円 +61 円 (+10.4%) 本日終値
7連騰。5月16日につけた高値629円を上回り、約1カ月ぶりに年初来高値更新となった。女性層を対象にクチコミの美容関連サイト「アットコスメ」を運営するほか、実店舗も展開。米アマゾン
との連携で注目を集めた経緯もある。最近は経済再開が進むなか、訪日外国人観光客の増加や季節的な要因も加わり、巷間でマスクを外す動きが目立ち始めている。これが化粧品需要に追い風となっているほか、Z世代を中心にメンズコスメ市場の拡大が顕著となっていることも、同社の商機を高めている。そうしたなか、M&A戦略にも積極的で、今月6日には同社の子会社が化粧品専門店シドニー(東京都杉並区)の全株式取得を発表、買収による業容拡大効果が見込まれる状況となっている。
ソフトウェア・サービス <3733> 9,850円 +760 円 (+8.4%) 本日終値
大幅続伸し、年初来高値を更新した。同社は9日取引終了後、23年10月期第2四半期累計(22年11月〜23年4月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比29.8%増の35億6800万円となり、通期計画54億3900万円に対する進捗率が65.6%となっていることが好感されたようだ。売上高は同26.9%増の167億6500万円で着地。電子カルテシステムをはじめとする医療情報システムの開発・販売・導入・保守を中心に事業展開し、顧客満足度の向上に努めたことなどが奏功した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
エクサウィザーズ <4259> 614円 +45 円 (+7.9%) 本日終値
大幅高で4日ぶりに反発。午前10時ごろ、全国介護事業所経営をサポートするスターコンサルティンググループ(東京都千代田区)と業務提携したと発表したことが好感された。エクサウィザーズが有する介護特化の経営・運営支援サービス「CareWiz」や、「ChatGPT」などの生成AI活用に対する知見と、スターコンサルティンググループの500法人以上の介護事業所の経営改善コンサルティングのノウハウを組み合わせることで、AIを活用したより効率的に経営や現場を支援するサービスを開発するのが狙い。第1弾として、介護事業所の経営者や施設長向け経営改善サービスを開発するとしている。
クミアイ化学工業 <4996> 1,111円 +71 円 (+6.8%) 本日終値
大幅高で、年初来高値を更新した。同社は9日取引終了後、23年10月期第2四半期累計(22年11月〜23年4月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比60.8%増の126億6600万円となり、通期計画171億円に対する進捗率は74.1%となった。売上高は同32.2%増の954億4500万円で着地。農薬及び農業関連事業の海外向け販売が好調だったほか、原燃料価格の高騰を踏まえて販売価格の改定を実施したことなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。また、中間配当を従来計画比8円増額の18円(前期実績は8円)、期末配当を従来計画比10円増額の24円(同14円)にすることもあわせて発表。これにより年間配当は42円(同22円)となることも好感されているようだ。
太平洋セメント <5233> 2,688.5円 +116.5 円 (+4.5%) 本日終値
3日続伸し、年初来高値を更新した。SMBC日興証券が前週末9日、同社の投資評価を最上位の「1」とし、カバレッジを開始した。目標株価は3500円とした。国内では他社に先行して値上げが進んでいるほか、米国もインフラ関連需要が堅調に推移すると分析。業績改善の確度が高いと評価した。同証券は太平洋セメの24年3月期の営業利益を585億円と予想する。
ブレインズテクノロジー <4075> 1,376円 +300 円 (+27.9%) ストップ高 本日終値
急騰。同社は企業向けに人工知能(AI)を実装したソフトを提供し、ここ最近のAI関連株人気に乗っている。業績も顧客企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を取り込み成長トレンドが鮮明だ。前週末9日に発表した23年7月期第3四半期決算(累計)は営業利益が前年同期比34%減の8400万円だったが、直近2〜4月期だけでみると前年同期比2.3倍と大幅な伸びをみせている。トップラインも2ケタ増収を確保しており、業績成長トレンドが継続しているとの見方が買いにつながった。
FLネット <9241> 1,930円 +400 円 (+26.1%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社はきょう、Vチューバ―に関する事業を多数展開するuyet(東京都渋谷区)と共同で「まちスパチャプロジェクト」を開始すると発表。これが新たな買い手掛かりとなったようだ。まちスパチャプロジェクトは、日本の多様な地域性とキャラクター文化を掛け合わせ、地域とVチューバ―双方の新たな露出機会を創出し、漫画コンテンツとして展開するもの。今後は若者と地域の距離を更に縮めていくために、ユーザーが実際に地域に貢献でき、メリットも享受できる手段として「ふるさと納税制度」を活用した展開も予定しているという。
ユークス <4334> 2,346円 +400 円 (+20.6%) ストップ高 本日終値
ストップ高。前週末9日の取引終了後に発表した24年1月期第1四半期(2〜4月)の連結決算は、最終利益が前年同期比51.7%減の1億4300万円だった。減益ながら中間期の計画を上回っており、これを評価した買いが入ったようだ。売上高は前年同期比で微増の10億400万円だった。米国プロレス団体「All Elite Wrestling(AEW)」から開発受託したプロレスゲームの開発が引き続き順調に進行したという。
エスユーエス <6554> 1,009円 +150 円 (+17.5%) ストップ高 本日終値
急速人気化。日経平均の上値追いが鮮烈だが、ここに来て中小型株へも物色資金が波及している。東証グロース市場の銘柄の戻り足が鮮明だ。そのなか、同社株は人工知能(AI)関連の一角として急速に頭角を現している。業績も絶好調で、22年9月期はコンサルティング、派遣業務、AI(XR)事業いずれも売り上げを急拡大させ、営業利益は増収効果を映して前の期比3.8倍化した。更に23年9月期も前期比30%増益で9億5300万円予想と抜群の成長力を誇る。
ベステラ <1433> 1,109円 +150 円 (+15.6%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率4位
ストップ高。11日朝のTBS系情報番組「応援!日本経済 がっちりマンデー!!」で紹介されたことが買いにつながったようだ。番組では「儲かる破壊業界」のテーマで同社のりんご皮むき工法でガスタンクを破壊する技術を紹介。風力発電の風車を転倒させる工法で破壊する技術も紹介された。また、前週末9日の取引終了後に第1四半期(2〜4月)連結決算を発表した。売上高15億3700万円(前年同期比8.6%減)、営業損益3500万円の赤字(前年同期1億9600万円の黒字)と営業赤字に転落したものの、受注工事高は製鉄業界で大型工事の受注があり、過去最高の74億2700万円(前年同期比4.4倍)を記録したと発表。受注残高も過去最高の93億300万円(同5.5倍)となり、好調な受注状況を好感する買いも入ったようだ。なお、24年1月期通期業績予想は、売上高78億円(前期比42.9%増)、営業利益5億1000万円(前期2億1500万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
日神GHD <8881> 517円 +59 円 (+12.9%) 本日終値 東証プライム 上昇率5位
大幅高で年初来高値を更新。同社は9日取引終了後、配当方針を変更すると発表。これまでの配当性向は30%以上を目安としていたが、50%を目安にするとしており、これが好材料視されたようだ。これは、より一層の企業価値向上を実現するため、資本コスト・資本収益性や株価を意識した経営を実践していく取り組みの一つ。変更時期は24年3月期からとしている。
トビラシステムズ <4441> 1,084円 +117 円 (+12.1%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
大幅続伸。前週末9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(22年11月〜23年4月)単独決算が、売上高10億900万円(前年同期比20.3%増)、営業利益3億5700万円(同27.5%増)、純利益2億3500万円(同49.8%増)と大幅増益となったことが好感された。主力の迷惑情報フィルタ事業の各サービスが順調に成長。第2の収益の柱として注力しているビジネスフォン向けフィルタサービスも「トビラフォンBiz」が受注件数を伸ばし寄与した。なお、23年10月期通期業績予想は、売上高20億円(前期比18.9%増)、営業利益6億円(同10.9%増)、純利益3億9400万円(同22.3%増)の従来見通しを据え置いている。
エフテック <7212> 973円 +99 円 (+11.3%) 本日終値 東証プライム 上昇率10位
続急騰。ホンダ系自動車部品会社で、自動車の電装化推進に伴う機能向上や電気自動車(EV)シフトの流れにも対応、自動車業界の変革期に対応した研究開発及び最新鋭の生産設備導入などを進めている。自動車部品会社には低PBR銘柄が多いが、同社もその一角で、きょうはマドを開けて株価を急伸させているがそれでもPBRは0.3倍台と超割安圏に位置している。上場基準適合に向けた経営努力を鋭意進めており、現状は流通株式時価総額のみがプライム上場に不適合という状況にあるが、ここ最近は、その解消に向けた思惑を絡め人気に拍車がかかっている。
鳥貴族ホールディングス <3193> 2,470円 +230 円 (+10.3%) 本日終値
続急伸し年初来高値を更新した。前週末9日の取引終了後、23年7月期の連結業績予想について、売上高を317億1300万円から330億7200万円(前期比63.0%増)へ、営業利益を8億5700万円から12億2000万円(前期24億3300万円の赤字)へ、純利益を2億6500万円から4億6700万円(前期比58.8%減)へ上方修正し、あわせて中間・期末各4円の年8円を予定していた配当予想を中間4円・期末6円の年10円(前期4円)にすると発表したことが好感された。新型コロナウイルス感染症第7波の影響で8〜9月に来店客数は一時的に減少したものの、その後は速やかな回復がみられ、「鳥貴族」における売上高が想定を上回って推移したことが要因としている。同時に発表した第3四半期累計(22年8月〜23年4月)決算は、売上高241億6900万円(前年同期比82.3%増)、営業利益8億5700万円(前年同期25億8200万円の赤字)、純利益4億1700万円(前年同期比63.3%減)だった。
イトクロ <6049> 293円 +26 円 (+9.7%) 本日終値
急伸。9日の取引終了後、23年10月期第2四半期累計(22年11月〜23年4月)の単体決算発表にあわせて、これまで5500万円の赤字から2億2500万円の黒字の範囲としてきた通期の最終損益の見通しに関し、レンジの上限の2億2500万円の黒字になりそうだと発表した。前期は3億3700万円の最終赤字だった。更に、第2四半期累計の最終利益は前年同期比11.7%増の2億8000万円と、修正後の通期の計画を上回っていることもあって、業況を評価した買いが集まったようだ。今期の営業損益と経常損益も、これまでの予想レンジの上限となる見込み。今期の売上高の見通しは前期比1.1%増の40億円で据え置いた。学習塾業界における広告単価の高騰が一服した。教育メディアサービスも計画通りの進捗となった。
加地テック <6391> 5,750円 +510 円 (+9.7%) 本日終値
大幅高で年初来高値を更新した。同社は9日、日揮ホールディングス<1963>が福島県浪江町に設置する再生可能エネルギー由来のグリーンアンモニア製造技術の実証プラント用の水素圧縮機と窒素圧縮機を受注したと発表。この実証プラントは、再生可能エネ由来の水素を利用したもので、アンモニア製造プロセスの低炭素化につながることが期待されている。同社の圧縮機はそのアンモニア製造工程で必要とされる水素と窒素を、それぞれ昇圧するという。
posted by lucky cat at 15:56
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