※S高銘柄一覧
<1438> 岐阜造園 東証S
<2762> SANKO 東証S 一時
<3041> ビ花壇 東証S 配分 前日まで2日連続ストップ高 24.24万株買残
<3679> じげん 東証P 前期に続き今期も連続大幅最高益更新で急速人気化
<3968> セグエG 東証P 配分 第1四半期の好進捗決算を評価へ 6.15万株買残
<4053> サンアスタ 東証P 配分 第1四半期大幅増益決算がインパクトに 10.68万株買残
<4979> OATアグリ 東証P 好調な農薬分野と円安で今期は一転増益・最高益更新の見通し
<5923> 高田機 東証S 一時 堅調な需要見込み24年3月期営業益予想2.7倍
<6292> カワタ 東証S 今期経常は54%増益へ
<6882> 三社電機 東証S 前期一転大幅増益で今期も高成長継続し大幅増配のサプライズ決算
<7280> ミツバ 東証P 今期最終利益6.7倍化の計画を材料視
<7555> 大田花き 東証S
<9622> スペース 東証P 一時 第1四半期最終益3.7倍で高進捗を好感
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <1438> 岐阜造園 東証S 26.2 1445 S
2. <4979> OATアグリ 東証P 22.2 1650 S 好調な農薬分野と円安で今期は一転増益・最高益更新の見通し
3. <3679> じげん 東証P 19.3 617 S 前期に続き今期も連続大幅最高益更新で急速人気化
4. <7555> 大田花き 東証S 19.2 930 S
5. <3968> セグエG 東証P 18.6 957 S 1〜3月期86%営業増益で投資資金の流入加速
6. <4572> カルナバイオ 東証G 18.1 828
7. <6292> カワタ 東証S 17.3 1018 S 今期経常は54%増益へ
8. <7280> ミツバ 東証P 16.7 699 S 今期最終利益6.7倍化の計画を材料視
9. <6882> 三社電機 東証S 16.2 1076 S 前期一転大幅増益で今期も高成長継続し大幅増配のサプライズ決算
10. <3041> ビ花壇 東証S 16.2 574 S
11. <7606> Uアローズ 東証P 15.9 2293 上限4.6%の自社株買いなどをポジティブ視
12. <7994> オカムラ 東証P 15.8 1755 配当性向40%以上の目標設定を材料視
13. <4053> サンアスタ 東証P 15.1 1144 S 第1四半期の最終益3倍化で高進捗を評価
14. <3864> 三菱紙 東証P 14.6 486 今期営業益6.2倍化計画をポジティブ視
15. <2980> SREHD 東証P 14.2 3660 今期最終益25%増予想で最高益更新見込む
16. <6486> イーグル工 東証P 13.2 1485 前期営業2割増益達成で配当大幅増額も好感
17. <2130> メンバーズ 東証P 12.9 1471 人工知能関連
18. <2533> オエノンHD 東証P 12.8 326 酒類好調で第1四半期営業は黒字に浮上
19. <9424> 日本通信 東証P 12.3 292 23年3月期最終益2.3倍で計画上振れ着地
20. <9990> サックスバー 東証P 12.0 998
21. <5759> 日本電解 東証G 11.4 1792 リチウムイオン電池部材・部品関連
22. <3179> シュッピン 東証P 11.4 971 今期好業績見通しと中計を評価
23. <5284> ヤマウHD 東証S 11.3 1164 電線地中化関連
24. <2762> SANKO 東証S 11.1 221
25. <7991> マミヤOP 東証S 10.4 1512 カジノ関連
じげん <3679> 617円 +100 円 (+19.3%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率2位
ストップ高。同社は求人や旅行、不動産情報など一括で検索できる集約サイトを運営している。10日取引終了後に発表した23年3月期の営業利益は前の期比26%増の41億8000万円と大幅な伸びを達成し、過去最高利益更新となった。また、24年3月期も前期比27%増の53億円予想と高水準の利益成長が続く見通しで、これを手掛かり材料に上値を見込んだ買いを引き寄せている。なお、年間配当は前期4円(前の期実績は3円50銭)、今期5円と株主還元も強化している。
ミツバ <7280> 699円 +100 円 (+16.7%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率4位
ストップ高の水準となる前日比100円高の699円に買われた。その後、同水準でカイ気配となっている。10日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示し、最終利益は前期比6.7倍の80億円となる見通しを示した。大幅増益の計画を好感した買いが集まったようだ。売上高は同0.8%増の3220億円を見込む。同時に公表した中期経営計画で、28年3月期の売上高を3300億円以上、営業利益率を6%以上、自己資本比率を30%以上などとする目標も掲げた。電動化に対応した新製品の創出や戦略的なアライアンスの実現に加え、構造改革による拠点再編なども進めるという。23年3月期の連結決算は、売上高が前の期比11.5%増の3195億円、最終利益が同14倍の11億8500万円だった。自動車メーカーの減産幅の縮小や円安効果が寄与したほか、前の期に計上した事業構造改善引当金繰入など特別損失の反動が出た。
ユナイテッドアローズ <7606> 2,293円 +315 円 (+15.9%) 本日終値 東証プライム 上昇率5位
急伸し、年初来高値を更新した。10日の取引終了後、取得総数130万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.6%)、取得総額20億円を上限とする自社株買いの実施を発表した。あわせて今期の増益・増配見通しを示しており、これらをポジティブ視した買いが集まったようだ。自社株の取得期間は5月11日から7月31日まで。また、同社は前期の年間配当をこれまでの予想から15円増額したうえで、今期の年間配当予想については前期比8円増配の55円とした。今期の売上高は前期比6.3%増の1383億円、最終利益は同11.2%増の48億3000万円を見込む。ユナイテッドアローズで新規出店9店舗、退店4店舗を計画、コーエンで退店3店舗などとし、全体で期末店舗数は300店舗を見込む。
オカムラ <7994> 1,755円 +240 円 (+15.8%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
急騰。10日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績と配当予想を開示した。前期の年間配当をこれまでの予想から11円増額したうえで、今期の年間配当は前期比11円増配の66円を計画する。大幅増配の見通しを好感した買いが集まったようだ。あわせて公表した中期経営計画の中で、株主還元策として、配当性向は40%以上を安定的に維持するなどとする新たな方針を示した。加えて、26年3月期の売上高を3000億円以上、営業利益率8%とする目標も掲げた。24年3月期の売上高は前期比2.9%増の2850億円、営業利益は同18.0%増の205億円を見込む。全国のオフィス改装需要は堅調に推移すると予想する。営業利益は前期に続き過去最高益を更新する見通しとした。
サンアスタ <4053> 1,144円 +150 円 (+15.1%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率7位
ストップ高。10日の取引終了後に発表した23年12月期第1四半期(1〜3月)の連結決算は、売上高が前年同期比17.1%増の30億4900万円、最終利益が同3.0倍の4億700万円だった。大幅増益となったほか、第1四半期ながら最終利益の通期計画に対する進捗率は約39%に上り、業績の上振れを期待した買いを集めたようだ。デジタルプロダクトの創造などを手掛ける「クリエイティブ&エンジニアリング」関連では、既存顧客からの継続・安定した堅調な受注と、新規顧客の増加が続いた。デジタルプロダクト向けの人材を育成する「タレントプラットフォーム」関連も大幅な増収となった。
SREホールディングス <2980> 3,660円 +455 円 (+14.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位
大幅続伸した。10日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。売上高は前期比20.3%増の223億円、最終利益は同24.5%増の14億3000万円を見込む。前期に続き最高益を更新する計画となり、業況を評価した買いを集めたようだ。今期はクラウドソリューションでの顧客基盤の継続拡大と顧客単価の向上を見込む。ファンド組成を通じたアセットマネジメントフィーを中心とする安定収益の確保、拡大も図る。23年3月期の売上高は前の期比36.6%増の185億4100万円、最終利益は同28.7%増の11億4800万円だった。
イーグル工業 <6486> 1,485円 +173 円 (+13.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率10位
上げ足を一気に加速、一時16%を超える急騰で1523円まで上値を伸ばした。今回の決算では自動車部品や車載機器など自動車業界向け製品を手掛けるメーカーの好調が目立っている。同社はNOK系のメカニカルシール(油封止部品)大手で自動車向けを主力としている。10日取引終了後に発表した23年3月期決算で、営業利益は前の期比23%増の92億6400万円と大幅な利益成長を達成した。続く24年3月期については前期比2.5%増の95億円見通しと保守的ながら、トップラインは7%の伸びを見込むなど増収基調を維持する見通しにあり、株価指標面でもPER10倍弱、PBRが0.6倍台と割安感が強いことで上値を見込む買いが優勢となった。なお、前期配当は従来計画に20円の大幅上乗せとなる70円(今期も70円配継続)とし、配当利回りが4.7%台と高いことも物色人気を助長している。
日本通信 <9424> 292円 +32 円 (+12.3%) 本日終値
急騰し、年初来高値を更新した。10日の取引終了後に発表した23年3月期の連結決算は、売上高が前の期比31.1%増の60億7400万円、最終利益が同2.3倍の6億9000万円だった。大幅な増収増益となったほか、ともに計画を上回って着地しており、これを好感した買いが集まったようだ。MVNO事業で音声定額・準定額サービスが成長したほか、デジタル田園都市国家構想に基づく業務委託料を含むイネイブラー事業も大幅な増収となった。
MTG <7806> 1,543円 +135 円 (+9.6%) 本日終値
急伸。10日の取引終了後に23年9月期業績予想の上方修正を発表。売上高を570億円から580億円(前期比18.4%増)へ、純利益を14億円から16億円(同40.4%減)へ増額しており、これが好感された。ReFa(リファ)ブランドが引き続き好調なことが全体業績を押し上げた。連結での税負担率上昇の影響があるものの、純利益も従来予想を上回る見通し。同時に発表した上期(22年10月〜23年3月)決算は、売上高が278億2300万円(前年同期比22.3%増)、純利益が11億5600万円(同40.2%減)だった。
日本ライフライン <7575> 1,022円 +76 円 (+8.0%) 本日終値
急反発。1000円の大台に乗せ、年初来高値を更新した。10日の取引終了後に発表した自社株買いと、中期経営計画を材料視した買いが集まったようだ。同社は取得総数300万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.9%)、取得総額40億円を上限とする自社株買いを5月11日から2024年2月29日の間に実施する。また、消却前の発行済み株式総数の1%を超過する株式数について、同年3月15日に消却する。加えて、競争力のある製品の継続投入などを通じ、28年3月期に売上高で630億円、営業利益率は28年3月期までの間、毎期20%の水準を目指す目標を掲げた。同時に開示した24年3月期の連結売上高は前期比5.7%減の488億700万円、最終利益が同0.5%減の68億5400万円とした。心房中隔穿刺針「RFニードル」の独占販売契約と、コロナリー・インターベンション事業の終了が響く。同社は血栓吸引カテーテル「Esperance(エスペランス)アスピレーションカテーテル」の販売開始も発表した。
ほくほくFG <8377> 1,046円 +77 円 (+8.0%) 本日終値
発行済み株式数(自社株を除く)の3.90%にあたる500万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月12日から8月10日まで。
日本精機 <7287> 937円 +65 円 (+7.5%) 本日終値
5月10日大引け後(16:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期の連結最終損益を従来予想の7億円の黒字→13億円の黒字(前の期は51.8億円の赤字)に85.7%上方修正した。
ユーザーローカル <3984> 2,016円 +139 円 (+7.4%) 本日終値
5月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年6月期第3四半期累計(22年7月-23年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比25.6%増の10.1億円に伸び、通期計画の11.7億円に対する進捗率は86.5%に達し、5年平均の78.9%も上回った。
東急不HD <3289> 726円 +47 円 (+6.9%) 本日終値
大幅高。10日の取引終了後に24年3月期業績予想を発表し、売上高を前期比11.4%増の1兆1200億円、営業利益を同1.4%増の1120億円と前期に続き良好な見通しを示した。また、年間配当を前期比4円50銭増の28円としており、これらを好感した買いが集まっている。堅調な不動産売買市況を受けた売却益の増加や、ホテル事業におけるインバウンド需要のいっそうの回復を見込む。同時に発表した23年3月期決算は、売上高が前の期比1.7%増の1兆58億円、営業利益が同31.7%増の1104億1000万円だった。「九段会館テラス」の新規開業をはじめ、東急プラザをはじめとする商業施設の回復やアセット売却益の増加が全体業績を押し上げた。
クレスコ <4674> 1,921円 +123 円 (+6.8%) 本日終値
5月10日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比7.4%増の51.3億円になり、24年3月期も前期比4.6%増の53.7億円に伸びを見込み、12期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。14期連続増収、増益になる。同時に発表した「2.4%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の2.4%にあたる50万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月11日から11月30日まで。また、100万株の自己株消却を実施する。
ケーズホールディングス <8282> 1,289円 +81 円 (+6.7%) 本日終値
発行済み株式数(自社株を除く)の5.46%にあたる1000万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月11日から10月31日まで。取得した自社株は12月31日付で全て消却する。
楽天銀行 <5838> 1,960円 +115 円 (+6.2%) 本日終値
5月10日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比38.8%増の387億円に拡大し、24年3月期も前期比15.0%増の445億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収、4期連続増益になる。
パナHD <6752> 1,374.5円 +77.5 円 (+6.0%) 本日終値
切り返し急。今月2日に年初来高値1340円をつけた後はやや目先筋の利益確定売りに上値が重くなっていたが、足もとで再び買いが優勢となっている。10日取引終了後に発表した24年3月期の業績予想では、最終利益が前期比32%増の3500億円見通しと大幅な伸びを見込んでおり、これは19年3月期に達成した2841億4900万円を大幅に上回り過去最高利益更新となる。これをポジティブ視する買いを呼び込んでいる。総合家電の国内トップメーカーで電池分野への展開力にも定評があるが、今期は製品価格引き上げ効果や車載用電池が好調で収益を牽引する見通し。株価は長期波動でも戻り足が鮮明で、21年10月につけた高値1541円が意識される。
富士フイルム <4901> 7,659円 +425 円 (+5.9%) 本日終値
急反発し、年初来高値を更新した。10日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。売上高は前期比3.2%増の2兆9500億円、最終利益は同2.5%増の2250億円を計画する。前期に続き最高益の更新を見込むほか、年間配当は同20円増配の150円を予定しており、幅広い投資家の買いを誘う格好となった。ヘルスケア・高機能材料を中心とした事業成長などにより、増収増益につなげる。想定為替レートは1ドル=135円、1ユーロ=145円とした。23年3月期の売上高は前の期比13.2%増の2兆8594億100万円、最終利益は同3.9%増の2194億2200万円だった。メディカル関連やイメージングなどの売上高が伸長した。
東洋炭素 <5310> 4,510円 +240 円 (+5.6%) 本日終値
5月10日大引け後(15:30)に決算を発表。23年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比27.1%増の22.6億円に伸び、1-6月期(上期)計画の38億円に対する進捗率は59.6%に達し、5年平均の49.6%も上回った。
ホシザキ <6465> 5,200円 +270 円 (+5.5%) 本日終値
5月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比10.9%増の127億円に伸び、通期計画の351億円に対する進捗率は36.3%となり、5年平均の33.5%とほぼ同水準だった。
ダイヘン <6622> 4,855円 +250 円 (+5.4%) 本日終値
5月10日大引け後(15:40)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比11.8%増の176億円になり、24年3月期は前期比0.2%増の177億円とほぼ横ばいを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。5期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を150円→162円(前の期は110円)に増額し、今期も前期比3円増の165円に増配する方針とした。同時に発表した「東北電機製造の株式取得へ」も買い材料。
ENEOS <5020> 506円 +25.6 円 (+5.3%) 本日終値
高い。午後1時ごろに24年3月期業績予想を発表。営業利益を前期比20.9%増の3400億円とし、2期ぶりに増益に転換する見通しとなったことが好感された。売上高は同10.8%減の13兆4000億円を見込む。配当予想は前期比据え置きの22円とした。同時に発表した23年3月期決算は、売上高が前の期比37.5%増の15兆165億円、営業利益が同64.2%減の2812億8500万円だった。原油高に伴う石油製品販売価格の上昇や円安進行で大幅増収となった一方、在庫影響により利益は減少した。あわせて第3次中期経営計画(2023〜25年度)を発表。中計期間に、在庫影響を除いた純利益の50%以上を配当・自社株買いに充てることや、配当額の下限を1株22円とする方針などを掲げた。このほか、子会社JX金属の東京証券取引所への上場準備を開始することを明らかにしており、これら発表も好感され買い優勢の展開となっている。
ハウス食品グループ本社 <2810> 3,170円 +160 円 (+5.3%) 本日終値
5月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比13.6%減の182億円になったが、24年3月期は前期比14.5%増の209億円に伸びる見通しとなった。3期連続増収になる。
日本金銭機械 <6418> 1,317円 +66 円 (+5.3%) 本日終値
5月10日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比8.5%減の12.6億円になったが、従来予想の8億円を上回って着地。24年3月期は前期比18.4%増の15億円に拡大する見通しとなった。3期連続増収になる。
エア・ウォーター <4088> 1,825円 +91 円 (+5.3%) 本日終値
5月10日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期の連結最終利益は前の期比7.1%減の401億円になったが、24年3月期は前期比9.6%増の440億円に伸びを見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増収になる。同時に、前期の年間配当を56円→60円(前の期は56円)に増額し、今期も60円を継続する方針とした。
ヤマトホールディングス <9064> 2,504円 +122 円 (+5.1%) 本日終値
大幅高で3日続伸し、年初来高値を更新した。10日の取引終了後に23年3月期の連結決算とともに、自社株買いの実施を発表した。24年3月期が大幅な経常増益となる見通しも示しており、好感されたようだ。同社は取得総数2200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の6.06%)、取得総額500億円を上限とする自社株買いを5月17日から24年2月29日まで実施する。取得した株式の全数を24年3月29日に消却する予定。24年3月期の営業収益は前期比3.3%増の1兆8600億円、経常利益は同39.5%増の810億円を見込む。プライシングの適正化などを通じ、増収増益につなげる。
OATアグリオ <4979> 1,650円 +300 円 (+22.2%) ストップ高 本日終値
ストップ高の水準となる前日比300円高の1650円に買われ、年初来高値を更新した。10日の取引終了後、23年12月期の業績予想の上方修正を発表した。最終利益はこれまでの21億円から26億5000万円(前期比17.2%増)に見通しを引き上げた。減益予想から一転して増益計画となり、過去最高益を更新する見込みとなった。年間配当も従来の予想から5円増額の50円(前期比5円増配)に見通しを修正しており、好感されたようだ。23年1〜3月期において、農薬分野で主力製品の殺虫剤「オンコル」や「オリオン」が好調に推移した。グリーンプロダクツの殺ダニ剤「サフオイル」も堅調に推移し、海外市場で大きく売り上げを伸ばした。欧州の関連会社の好調な業績に加え、円安によるプラス効果もあり、業績予想に反映した。
セグエグループ <3968> 957円 +150 円 (+18.6%) ストップ高 本日終値
ストップ高。ネットセキュリティー製品の輸入販売や、ソフト開発、エンジニア派遣などを展開し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を捉えて、足もとの業績は絶好調に推移している。10日取引終了後に発表した23年12月期第1四半期(23年1〜3月)決算は、営業利益が前年同期比86%増の4億1800万円と急拡大した。通期営業利益は10億円(前期比10%増)を計画しているが、第1四半期時点の進捗率は40%を超えている。これを好感する形で投資資金が流れ込んでいる。
posted by lucky cat at 16:12
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