※S高銘柄一覧
<3093> トレファク 東証P 中計目標値は大幅に上方修正
<3490> アズ企画設計 東証S 配分 今期の連続大幅増益見通しなどを好感 1.82万株買残
<3625> テックファム 東証G カジノ関連
<3692> FFRI 東証G 配分 2.62万株買残
<3760> ケイブ 東証S 配分 12-2月期黒字転換や新作ゲームリリース日発表で 8.67万株買残
<4166> かっこ 東証G 一時 情報セキュリティ関連
<5127> グッピーズ 東証G 前日もストップ高
<5254> Arent 東証G 2023年のIPO関連
<5939> 大谷工業 東証S
<6255> エヌピーシー 東証G
<7357> ジオコード 東証S チャットGPT活用の新機能を5月リリースへ
<7601> ポプラ 東証S 今期最終増益の見通しと新中期計画を材料視
<7868> 広済堂HD 東証P 新中計の数値目標などを好材料視
<7997> くろ工 東証S 前日もストップ高
<9353> 桜島埠 東証S 配分 前日もストップ高。カジノ関連 0.52万株買残
<9363> 大運 東証S 前日もストップ高
<9365> トレーディア 東証S 一時
<9522> RJ 東証G
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <7601> ポプラ 東証S 34.2 196 S 今期最終増益の見通しと新中期計画を材料視
2. <9353> 桜島埠 東証S 23.6 2094 S カジノ関連
3. <3490> アズ企画設計 東証S 22.7 2166 S 24年2月期営業益予想31%増を好感
4. <3093> トレファク 東証P 22.3 1643 S 今期増益計画と中期計画の上方修正を材料視
5. <3760> ケイブ 東証S 21.7 2244 S 12〜2月期黒字化受けカイ気配で水準切り上げる展開に
6. <5127> グッピーズ 東証G 21.2 4005 S 閲覧課金売り上げ好調で23年8月期業績予想を上方修正
7. <7868> 広済堂HD 東証P 20.4 2956 S 新セグメント立ち上げと前期最終益の計画上振れを材料視
8. <9363> 大運 東証S 20.3 475 S 大阪カジノIRの整備計画を政府が認定で最終調整と伝わる
9. <7357> ジオコード 東証S 18.4 643 S チャットGPT活用の新機能を5月リリースへ
10. <5254> Arent 東証G 17.5 4695 S 2023年のIPO関連
11. <9522> RJ 東証G 17.1 549 S
12. <7997> くろ工 東証S 16.5 1061 S
13. <6255> エヌピーシー 東証G 16.4 567 S 23年8月期は一転して最終増益を計画
14. <5939> 大谷工業 東証S 16.2 7190 S
15. <3692> FFRI 東証G 15.4 1121 S 今期純利益見通し上方修正がサプライズに
16. <3625> テックファム 東証G 15.3 753 S カジノ関連
17. <9399> ビート 東証S 14.3 16 仮想通貨関連
18. <3521> エコナック 東証P 14.0 114
19. <1418> インタライフ 東証S 13.7 207 人材派遣関連
20. <3181> 買取王国 東証S 13.6 1290 3月既存店売上高が13カ月連続前年上回る
21. <3856> Aバランス 東証S 13.2 11070
22. <4076> シイエヌエス 東証G 12.5 1543 今期配当予想の増額と累進配当の実施を材料視
23. <2687> CVSベイ 東証S 12.3 483 業績回復色鮮明で株主還元姿勢も評価
24. <3543> コメダ 東証P 11.7 2685 今期最終8%増益の計画と自社株買いを好感
25. <4397> チムスピ 東証G 10.2 399 23年8月期上半期の営業損失0.22億円、期初想定より縮小
トレファク <3093> 1,643円 +300 円 (+22.3%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
ストップ高。12日の取引終了後、23年2月期の連結決算発表にあわせ、24年2月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比11.9%増の315億6000万円、最終利益は同9.2%増の18億6800万円を見込む。加えて、中期経営計画の目標値の上方修正も発表しており、好感されたようだ。今期はグループでの新規出店の目標数として25〜30店を掲げる。中期経営計画では25年2月期の業績目標について、売上高をこれまでの315億円から354億円に、最終利益を15億9000万円から21億5000万円に引き上げた。更に、新たに26年2月期の目標値を示し、売上高を393億円、最終利益を24億3000万円に伸ばす方針を掲げた。24年2月期の年間配当は21円を予定。同社は3月1日付で1対2の株式分割を行っている。株式分割前となる前期の年間配当は37円だった。同時に、取得総数20万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.86%)、取得総額2億円を上限とした自社株買いも実施する。取得期間は4月13日から20日まで。東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)により買付けを行う。
広済堂ホールディングス <7868> 2,956円 +500 円 (+20.4%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率2位
急反発し、ストップ高をつけた。12日の取引終了後、中期経営計画の進捗状況と新セグメントの立ち上げを発表。相続にまつわるコンサルティングを中心とした「資産コンサルティングセグメント」を独立させ、拡大する方針を示した。また23年3月期の連結業績に関して、最終利益が計画の38億5000万円から40億円(前の期比9.8%増)に上振れしたようだと発表。これらを手掛かり視した買いが集まったようだ。23年1〜3月期の業績は、葬祭セグメントが計画通り堅調に推移したほか、情報セグメントの増収により利益が予想を上回る見込みとなった。24年3月期を初年度とする新たな3カ年の中期経営計画については、5月12日に開示する方向で策定を進めているという。
コメダホールディングス <3543> 2,685円 +282 円 (+11.7%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
大幅高で4日続伸し、上場来高値を更新した。12日の取引終了後、23年2月期の連結決算発表にあわせ、24年2月期の業績予想を開示した。売上収益は前期比12.3%増の425億円、最終利益は同8.3%増の58億7700万円を見込む。また、取得総数46万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.00%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いを実施する。これらを好感した買いが集まり、株高に弾みがついたようだ。中期経営計画を踏まえた施策の実施により、収益拡大を目指す方針。年間配当予想は前期比1円増配の53円とした。同時に、21年4月に公表した26年2月期を最終年度とする中期経営計画の上方修正も発表。1株利益(EPS)の年平均成長率の目標をこれまでの10%以上から13%以上に、最終年度のROIC(投下資本利益率)の目標を10%以上から11.5%以上に引き上げた。23年2月期の売上収益は前の期比13.6%増の378億3600万円、最終利益は同9.9%増の54億2400万円だった。自社株の取得期間は4月17日から8月31日までとする。
イオンファンタジー <4343> 3,200円 +279 円 (+9.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率5位
大幅高で5日続伸。同社は12日取引終了後、24年2月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比4.7倍の40億円としていることが好感された。売上高は同18.6%増の862億円を見込む。国内では戦略的小型店を中心とした出店拡大を推進するとともに、メダル部門をはじめとした既存店の遊戯機械投資を再強化する方針。アセアンはショッピングセンターの規模や顧客ニーズに対応した複数の業態による積極的な出店を進め、中国では投資の抑制と店舗運営の効率改善、生産性向上に取り組むとしている。
ハイデイ日高 <7611> 2,355円 +185 円 (+8.5%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位
大幅高で新値追いとなっている。同社は12日取引終了後、24年2月期通期の単独業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比4.9倍の30億円としていることが好感されたようだ。売上高は同15.3%増の440億円を見込む。3月に日高屋業態の商品価格を改定したあとも来店客数は増加し、利用単価も上昇しているという。また、あわせて26年2月期までの3年間を対象とする中期経営計画も発表。引き続き新規出店を進めるとともに利益確保が困難な不採算店は退店し、収益率の向上を図るなどとしており、最終年度の売上高目標は480億円に設定している。
スマレジ <4431> 2,848円 +159 円 (+5.9%) 本日終値
3日ぶりに急反発。岩井コスモ証券は12日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を2100円から3300円に引き上げた。同社は小売店クラウド型POSレジ・スマホアプリ「スマレジ」の開発・販売を行っている。同社は3月に価格改定を主因にした23年4月期業績予想の上方修正を発表。最重要KPI(評価指標)である年間経常収益(ARR)も40億円となる大きな上昇をみせた。同証券では、今後も高い売上高成長と緩やかな増益基調で推移していくと予想し目標株価を引き上げている。
TSIホールディングス <3608> 649円 +35 円 (+5.7%) 本日終値
大幅高。同社は婦人向けを主力とするアパレル大手で、東京スタイルとサンエーの経営統合によって設立された。足もとの業績は客足の回復が顕著となるなか会社側の想定を上回って推移している。12日取引終了後に発表した24年2月期の業績予想は売上高が前期比5%増の1620億円、営業利益は前期比倍増となる47億円を予想している。また、株主還元の強化に積極的で、年間配当は前期が従来計画に3円上乗せした10円とし、今期は更に5円増配の15円を計画している。これを好感する形で投資資金が集中する格好となった。
エービーシー・マート <2670> 7,410円 +380 円 (+5.4%) 本日終値
続伸した。12日の取引終了後、23年2月期の連結業績が計画を上振れて着地したと発表。更に、24年2月期について、営業利益が前期比4.0%増の440億円になる見通しを示し、好感されたようだ。24年2月期の売上高は同7.4%増の3115億円、最終利益は同0.5%増の304億円を見込む。今期は郊外のショッピングセンターを中心に国内50店舗の出店を計画。既存店では売り場面積の大きな店舗において複合業態へのリニューアルを進める。海外では韓国を中心におよそ30店舗の出店を計画する。23年2月期の連結決算は、売上高が2900億7700万円(前の期比18.9%増)、営業利益が423億100万円(同54.1%増)、最終利益が302億5600万円(同74.1%増)となった。訪日外国人客の増加が寄与したほか、海外子会社の下期の業績が好調に推移し、計画を上回った。
ウイングアーク1st <4432> 1,939円 +89 円 (+4.8%) 本日終値
大幅高。同社はきょう、商工組合中央金庫(東京都中央区)、デジタルビジネス協議会(TDBC)、サスティナビリティ・DX推進協議会(SDXC)と連携し、運輸業界の中堅・中小企業における課題解決・経営のデジタルトランスフォーメーション(DX)などの実現に向けたソリューション提供体制を構築したと発表。これが材料視されたようだ。これは4者が一体となり、運輸業界に特化した事業計画策定・計画実行支援・改善ツール提案・補助金獲得支援など、業界課題解決に向けた一連のサポート体制を構築し、まずは約1万社の物流関連企業と取引がある商工中金の顧客基盤を生かして展開。具体的には、商工中金の金融機能や全国ネットワーク、TDBCとSDXCの運輸事業者支援に関する事業計画書策定支援、動態管理プラットフォームなどの解決策の提供、専門家支援と、ウイングアクのデータ活用ノウハウを生かした中小企業支援プラットフォーム「BanSo(バンソウ)」を連携させたトータルソリューションを提供するとしている。
トランザクション <7818> 1,605円 +73 円 (+4.8%) 本日終値
急伸し、上場来高値を更新した。12日の取引終了後、23年8月期の連結業績予想の修正を発表。今期の最終利益が23億7500万円から27億7700万円(前期比26.5%増)に上振れる見通しとなったことを好感した買いが集まったようだ。売上高は206億円から217億8000万円(同19.2%増)に予想を引き上げた。主力サイト「販促STYLE」や「MARKLESS STYLE」が好調に推移するなど、eコマース事業が大きく伸長。内製化率や生産性の向上に努めたことも利益拡大に寄与する。あわせて期末一括配当予想について、これまでの27円から29円(前期末比4円増配)に増額した。23年8月期第2四半期累計(22年9月〜23年2月)の連結決算は、売上高が前年同期比25.7%増の112億7800万円、最終利益が同45.4%増の15億5900万円だった。
エーアイテイー <9381> 1,630円 +70 円 (+4.5%) 本日終値
大幅高。この日正午ごろ、23年2月期の好調な決算と、24年2月期の良好見通しを発表。あわせて、東証プライム市場の上場維持基準に適合したことを開示しており、これらが好感された。23年2月期決算は売上高が前の期比15.9%増の694億6300万円、営業利益が同47.7%増の52億8800万円だった。海上運賃が高い水準で推移したことや円安の進行が追い風となった。24年2月期は売上高が前期比0.8%増の700億円、営業利益が同0.2%増の53億円の見通し。配当は前期比据え置きの80円を見込む。あわせて、東証プライム上場維持基準の適合に向けた計画の進捗状況を開示した。同基準のうち「流通株式時価総額」の条件のみ満たしていなかったものの、改善を行ってきた結果、今年2月28日時点ですべての基準に適合したという。
イオン <8267> 2,664円 +70 円 (+2.7%) 本日終値
4連騰、中期波動の分水嶺である75日移動平均線との下方カイ離を解消し底値圏離脱の動きを鮮明化させている。同社が12日取引終了後に発表した23年2月期の決算は売上高にあたる営業収益が前の期比4.6%増の9兆1168億2300万円と2期連続で増収を確保し過去最高を更新した。また、本業のもうけを示す営業利益も同20.3%増の2097億8300万円と大幅な伸びを達成した。売上高9兆円台は国内小売業界でセブン&アイ・ホールディングス<3382>に次ぐ第2位。プライベートブランド(PB)の売り上げが好調で全体を牽引したほか、事業構造改革による収益体質の向上も寄与した。更に24年2月期の業績予想についても、営業収益が前期比3.1%増の9兆4000億円、営業利益は同4.9%増の2200億円と増収増益を見込んでいる。営業利益は新型コロナウイルスによる影響が出る前の20年2月期に達成した2155億3000万円を4期ぶりに上回る見通しで、ピーク利益更新となる。
ポプラ <7601> 196円 +50 円 (+34.3%) ストップ高 本日終値
後場ストップ高。この日、23年2月期の連結決算発表にあわせ、24年2月期の業績予想を開示した。営業利益は前期比3.9倍の2億1700万円、最終利益は同2.5倍の2億6700万円を見込む。業績回復を期待した買いが入ったようだ。営業総収入は同7.3%減の121億1000万円を見込む。加えて、26年2月期までの新たな中期事業計画を策定したと発表。最終年度の全店売上高を365億3000万円、営業利益を3億2400万円とする目標を掲げる。同社は23年2月期末時点で債務超過の状況となっているが、収益改善策を進め早期の債務超過解消を目指す姿勢も示している。
アズ企画設計 <3490> 2,166円 +400 円 (+22.7%) ストップ高 本日終値
急騰。同社は12日取引終了後、24年2月期通期の単独業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比31.0%増の6億4800万円としていることが好感されているようだ。売上高は同26.9%増の118億9200万円を見込む。主力の不動産販売事業では、取り扱い商品の大型化や多様化を進めるために仕入れを強化するほか、新たな事業として取り組んでいる不動産開発事業やプレミアムマンション事業を軌道に乗せ、更なる売り上げ及び利益の拡充を図る方針。不動産賃貸事業と不動産管理事業については、収益の原資となる管理戸数の増加を目指し、営業体制の強化や業務の効率化を進めるとしている。
ケイブ <3760> 2,244円 +400 円 (+21.7%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社はオンラインゲームの運営を主力に手掛けるが、業績は営業赤字が続いてる。12日取引終了後に発表した23年5月期第3四半期(22年6月〜23年2月)決算は売上高が前年同期比3倍の35億8600万円と大きく伸びたものの、営業損益は6億800万円の赤字だった。ただ、12〜2月期でみると営業損益は9億300万円の黒字と赤字から大きく脱却しており、これを評価する買いを呼び込んだ。また、延期していた「東方 Project」のIP許諾を受けた新規ゲームのリリース時期を今年の11月22日とすることを発表、これも株価を強く刺激する格好となった。
ジオコード <7357> 643円 +100 円 (+18.4%) ストップ高 本日終値
急騰。この日午前10時過ぎ、提供するクラウド営業支援ツール「ネクストSFA」の新たな機能として、チャットGPTを活用した「メール作成機能」を5月にリリース予定と発表。これを材料視した買いが向かった。今回発表したメール作成機能とは、メール配信用の文章作成時に書式に沿う形でメールタイトルや本文を入力することができるというもの。会社側では、同機能によってユーザー体験が向上できるようであれば、更にチャットGPTやそれに準ずるAI機能の拡充を検討、研究していくとしている。
エヌ・ピー・シー <6255> 567円 +80 円 (+16.4%) ストップ高 本日終値
ストップ高。12日の取引終了後、23年8月期の連結業績予想の修正を発表した。売上高は90億3400万円から91億2500万円(前期比2.1倍)に、最終利益は2億8300万円から5億3300万円(同40.8%増)に見通しを引き上げた。減益予想から一転して最終増益の計画となり、好感されたようだ。米主要顧客の新工場向け装置や国内電子部品業界向けのFA(ファクトリーオートメーション)装置を予定通り売り上げに計上する見込みであることに加え、下期(23年3月〜8月)においても部品の売り上げが好調を維持する見込みとなったという。23年8月期第2四半期累計(22年9月〜23年2月)の連結決算は、売上高はFA装置の一部で売り上げの計上時期が下期となり、計画の45億4900万円から42億4100万円(前年同期比2.7倍)に下振れて着地した。半面、部品販売が増加し利益率は向上。仕入れコストの低減や研究開発費、減価償却費などの減少を背景に、最終損益の黒字額は7000万円から1億8200万円(前年同期は7500万円の最終赤字)と計画を上回って着地した。
FFRIセキュリティ <3692> 1,121円 +150 円 (+15.5%) ストップ高 本日終値
ストップ高。12日の取引終了後に23年3月期業績予想の上方修正を発表し、純利益を3700万円から1億8100万円(前の期比50.8%増)へ増額した。第3四半期累計時点の同利益が700万円であることから、今回の上方修正がサプライズとなる形で買いを集めた。売上高も19億2000万円から19億5200万円(同9.7%増)へ引き上げた。セキュリティーエンジニアの採用が高コストになると予想していたものの、コンピューター工学の基礎力が高い人材を中心に採用を進めたことで人件費や採用費が想定より減少したことが業績を押し上げる。また、持ち分法適用会社エヌ・エフ・ラボラトリーズの営業外収益が予想を上回る見通しにあることも寄与する。
シイエヌエス <4076> 1,543円 +172 円 (+12.6%) 本日終値
続急伸した。12日の取引終了後、23年5月期の年間配当予想について、これまでの見通しの30円から45円に増額修正することを発表した。前期の年間配当は記念配当15円を含めて45円だった。更に、年間配当45円を基点とし、配当性向30%以上を目安に利益成長にあわせて増配する累進配当を実施する方針を示しており、好感されたようだ。同時に発表した23年5月期第3四半期累計(22年6月〜23年2月)の連結決算は、売上高が前年同期比7.7%増の43億6800万円、最終利益が同10.0%減の3億1500万円だった。デジタル革新推進事業及びビッグデータ分析事業が好調に推移した。
CVSベイ <2687> 483円 +53 円 (+12.3%) 本日終値
急動意。同社は千葉や東京を中心にマンションの管理事業を手掛けるほかホテル事業にも展開している。足もとの業績はコロナ禍の影響から逃れ回復色を強めている。12日取引終了後に発表した23年2月期決算は営業損益が8100万円の黒字(前の期は3億2300万円の赤字)と3期ぶりに黒字化を果たした。また、同社は株主還元に積極的なことが特長で、年間配当は前の期実績比4円増配となる16円を実施する。更に24年2月期の営業利益は前期比2.2倍の1億8000万円予想と高変化を見込み、年間配当は前期比4円増配となる20円を計画している。配当利回りは4%を超えており、業績回復と高配当を評価する買いを引き寄せている。
チームスピリット <4397> 399円 +37 円 (+10.2%) 本日終値
急反発した。12日の取引終了後に発表した23年8月期第2四半期累計(22年9月〜23年2月)の連結決算は、営業損益が2200万円の赤字(前年同期は100万円の黒字)だった。ただ、直近3カ月間の第2四半期(22年12月〜23年2月)では、営業損益は100万円の黒字となっており、今後の利益拡大を期待した買いを集めたようだ。第2四半期累計の売上高は前年同期比16.6%増の18億3100万円。直近3カ月間の第2四半期では同17.7%増の9億4000万円となった。プロフェッショナルサービスのうちスポットサポートの売り上げが好調に積み上がり、収益を押し上げる要因となったという。
WACUL <4173> 679円 +58 円 (+9.3%) 本日終値
大幅高で6連騰、2週間ぶりに年初来高値を更新した。デジタルマーケティング事業及び人材マッチングビジネスを展開し、加速する企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みを背景に旺盛な需要を取り込んでいる。業績はトップラインの伸びが著しく、クオリティ・グロース株の一角として注目を集めている。12日取引終了後に発表した23年2月期決算は売上高が前の期比24%増の13億4900万円と好調で、営業利益は同微減の1億8400万円だった。24年2月期は、売上高が前期比31%増の17億7300万円と引き続き高水準の伸びを見込み、営業利益も同4%増の1億9100万円と増益を確保し過去最高益更新が予想されている。
リリカラ <9827> 471円 +33 円 (+7.5%) 本日終値
大幅反発。12日取引終了後、ティーケーピー<3479>がリリカラの一部株式を取得し、持ち分法適用関連会社化する見込みとなったと発表。これを材料視した買いが集まったようだ。リリカラは同日、TKPの発表を受け「詳細は不明であり、事実関係を確認中」とするコメントを開示した。TKPは、リリカラを持ち分法適用関連会社とすることで、自社が運営する貸会議室や宿泊研修施設・ホテルへのリリカラ社商品の提供による施設運営・開発の最適化などの相乗効果が見込めると判断。今後、リリカラと協議を開始する予定だとしている。
いい生活 <3796> 609円 +39 円 (+6.8%) 本日終値
3日ぶりに反発し、年初来高値を更新した。同社はきょう、丸紅<8002>子会社の丸紅リアルエステートマネジメントに対し、自社の業務クラウドシリーズの提供を開始したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。今回提供したのは、不動産管理業務向けSaaS「いい生活賃貸クラウド」と、Web入居申し込みサービス「いい生活Square入居申込」の2つ。これにより、丸紅リアルエステートは、物件空室情報の掲載、入居申し込み受け付け、契約や顧客情報の管理といった業務をひとつのデータベース上でリアルタイムに管理することが可能になるという。
posted by lucky cat at 16:03
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