※S高銘柄一覧
<3660> アイスタイル 東証P
<3696> セレス 東証P フィンテック関連
<3904> カヤック 東証G 人工知能関連
<4594> ブライトパス 東証G 配分 前日まで2日連続ストップ高 186.96万株買残
<6200> インソース 東証P 当面の収益2ケタ成長見通しや株式分割を好感
<6240> ヤマシン―F 東証P 通期営業益は一転増益見通しに上方修正
<6943> NKK 東証S 今期業績・配当予想の上方修正を材料視
<7235> 東ラヂ 東証S 一時
<7859> アルメディオ 東証S 一時 前日もストップ高。自動運転車関連
<8136> サンリオ 東証P 一時 23年3月期業績及び配当予想を上方修正
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <4594> ブライトパス 東証G 40.3 174 S iPS-NKTに関わる独占的開発製造販売権の導入オプション行使
2. <4584> キッズバイオ 東証G 25.4 252 次世代型SHEDの新規治療法が脳腫瘍に有効な治療アプローチの可能性
3. <7859> アルメディオ 東証S 23.6 409 上期業績が想定上回り通期上方修正
4. <6240> ヤマシン―F 東証P 19.6 488 S 建機フィルタ堅調で今期業績予想を上方修正
5. <3696> セレス 東証P 17.9 990 S フィンテック関連
6. <6200> インソース 東証P 17.1 3430 S 今期も最高益見通しで株式分割も
7. <3660> アイスタイル 東証P 16.7 559 S 7〜9月期営業黒字転換を好感
8. <3904> カヤック 東証G 15.9 1094 S eスポーツ分野への展開力で脚光
9. <6943> NKK 東証S 14.6 5480 S 今期業績・配当予想の上方修正を材料視
10. <9227> マイクロ波 東証G 13.3 1532 リチウムイオン電池部材・部品関連
11. <8136> サンリオ 東証P 12.9 4460 23年3月期業績及び配当予想を上方修正
12. <9119> 飯野海 東証P 11.9 827 連結業績予想の上方修正、中間配当及び期末配当の増配修正、株主優待制度の継続を発表
13. <9302> 三井倉HD 東証P 11.6 3555 23年3月期業績予想と期末配当計画を上方修正
14. <6908> イリソ電子 東証P 11.4 4740 電動車需要などで23年3月期業績予想を上方修正
15. <5970> ジーテクト 東証P 11.2 1489 23年3月期の業績予想を上方修正
16. <7235> 東ラヂ 東証S 11.1 678
17. <9278> ブックオフG 東証P 11.1 1349
18. <1689> WT天然ガス 東証E 11.1 4
19. <3835> eBASE 東証P 10.5 566
20. <7345> AIPF 東証G 10.5 517
21. <4199> ワンプラ 東証G 10.1 1281
22. <2326> デジアーツ 東証P 9.9 5890 情報セキュリティ関連
23. <6337> テセック 東証S 9.8 2448 半導体製造装置関連
24. <3347> トラスト 東証S 9.4 397 23年3月期業績予想と中間配当計画を上方修正
25. <3181> 買取王国 東証S 9.0 1175
ヤマシンフィルタ <6240> 488円 +80 円 (+19.6%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
3日ぶり急反発。上昇率は一時19%を超え、ストップ高の水準に迫った。前週末4日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し、これを好感した買いが集まった。売上高は178億円から192億3000万円(前期比2.2%増)、最終利益は4億5800万円から8億5500万円(同18.2倍)に、それぞれ見通しを引き上げた。建機向け事業は高水準の需要や円安効果などを背景に、売上高及び利益面で大幅な改善が見込まれるほか、価格転嫁なども寄与するという。
インソース <6200> 3,430円 +501 円 (+17.1%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率3位
ストップ高。前週末4日の取引終了後に23年9月期業績予想を発表し、売上高を前期比17.3%増の110億5000万円、営業利益を同10.8%増の37億3000万円とした。売上高、営業利益とも前期に続き過去最高を更新する見通しを示しており、これを評価した買いが膨らんでいる。社会人教育に対する需要を背景に主力の研修事業が伸びる見通し。同時に発表した22年9月期決算は、売上高が前の期比25.6%増の94億1800万円、営業利益が同40.1%増の33億6700万円だった。あわせて、12月31日を基準日として1株を2株に分割すると発表した。今期配当は株式分割考慮後で12円50銭(考慮前ベース25円)と予想しており、前期の21円50銭から実質増配となる見込み。
アイスタイル <3660> 559円 +80 円 (+16.7%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率4位
買い人気が集中、80円高はストップ高となる559円まで上昇した。前週末4日の取引終了後に23年6月期第1四半期(7〜9月)決算を発表。営業利益が前年同期の赤字から黒字転換となる2億3700万円で着地しており、これが好感された。売上高は前年同期比18.2%増の92億円だった。化粧品のECサイトや専門店を運営するBeauty Service事業が好調で業績を押し上げた。また、コスメ・美容サイト「@cosme(アットコスメ)」を通じた各種サービスを提供するOn Platform事業も寄与。なお、通期見通しは据え置いた。
サンリオ <8136> 4,460円 +510 円 (+12.9%) 一時ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率5位
急騰しストップ高の4650円に買われ年初来高値を更新した。前週末4日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を574億円から623億円(前期比18.1%増)へ、営業利益を47億円から70億円(同2.8倍)へ、純利益を25億円から40億円(同16.9%増)へ上方修正し、中間・期末各10円の年20円としていた配当予想を中間・期末各15円の年30円(前期16円)に引き上げると発表しており、これを好感した買いが流入した。上期の業績は実店舗において3年ぶりに夏休みを含む通常営業となり増収となったことに加え、構造改革の実行による売上原価率の低減などにより予想を上回る水準で着地し、下期も一定程度安定的に推移すると見込まれることが要因としている。なお、第2四半期累計(4〜9月)決算は、売上高306億3000万円(前年同期比28.7%増)、営業利益53億4600万円(同19倍)、純利益30億1000万円(同54.4%増)だった。
三井倉HD <9302> 3,555円 +370 円 (+11.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位
大幅高で、年初来高値を更新した。同社は4日取引終了後、23年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の225億円から245億円(前期比5.5%減)に引き上げたことが好感されたようだ。営業収益予想も従来の3000億円から3050億円(同1.3%増)に上方修正。足もとでフォワーディング業務の取り扱いが増加していることや、物流ソリューション営業を積極的に行うことで新規顧客の獲得及び既存顧客の受託範囲が拡大していることなどが主な要因だとしている。あわせて、期末配当を従来計画比17円増額の109円にする方針も発表。これにより、中間配72円とあわせた年間配当は181円(前期は中間配35円、期末配94円の計129円)となる。
イリソ電子工業 <6908> 4,740円 +485 円 (+11.4%) 本日終値 東証プライム 上昇率8位
大幅高で、年初来高値を更新した。同社は4日取引終了後、23年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の61億6000万円から67億5000万円(前期比49.3%増)に引き上げたことが好感されたようだ。売上高予想も従来の515億円から540億円(同23.1%増)に上方修正。自動車市場が緩やかな回復基調にあることに加え、旺盛な電動車需要による売り上げ増、為替が円安傾向で推移するとみていることが主な要因だという。なお、第3四半期以降の前提為替レートは1ドル=145円(前回予想より15円の円安)、1ユーロ=145円(同10円の円安)としている。
ジーテクト <5970> 1,489円 +150 円 (+11.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位
続急騰。前週末4日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し好感された。売上高の見通しは3140億円から3240億円(前期比37.0%増)、最終利益の見通しは97億円から115億円(同29.5%増)に引き上げた。4〜9月期の実績が想定を上回ったことや、直近の自動車生産動向などを業績予想に反映させたという。また、同社は約125億円を投じ、車体部品を生産する新工場を岐阜県海津市に建設すると発表した。
シグマクシス <6088> 1,245円 +99 円 (+8.6%) 本日終値
一時10.5%高の1266円と急反騰。9月13日、10月7日、10月31日につけた上値のフシである1200円台半ばの戻り高値をことごとくブレークし、新局面入りを示唆している。新興コンサルティング企業で、戦略立案から開発、実行までワンストップで対応できるのが強み。人工知能(AI)を活用した高付加価値案件が収益を牽引している。前週末4日取引終了後に発表した23年3月期上期(22年4〜9月)決算は営業利益が前年同期比33%増の14億8200万円と好調な伸びを確保、これを評価する買いを引き寄せている。株式需給面では信用買い残の整理が進んでいることで上値が軽くなっている。
MCJ <6670> 982円 +75 円 (+8.3%) 本日終値
11月4日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比1.6%減の73.9億円となり、通期計画の148億円に対する進捗率は49.9%となり、5年平均の49.4%とほぼ同水準だった。
オカムラ <7994> 1,456円 +99 円 (+7.3%) 本日終値
11月4日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比10.0%減の66.1億円に減り、通期計画の180億円に対する進捗率は36.8%となり、5年平均の36.6%とほぼ同水準だった。
JFEホールディングス <5411> 1,480円 +100 円 (+7.3%) 本日終値
11月4日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比12.4%減の1232億円に減った。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の1400億円→1550億円(前期は2880億円)に10.7%上方修正し、減益率が51.4%減→46.2%減に縮小する見通しとなった。
日特建設 <1929> 907円 +52 円 (+6.1%) 本日終値
マドを開けて大幅高、10月5日以降約1カ月にわたって下値模索の動きを見せていたが、満を持して切り返す展開となっている。特殊土木工事を主力とし防災工事などの実績が高い。同社は前週末4日取引終了後、23年3月期上期(22年4〜9月)の決算を発表、営業利益は前年同期比50%増の20億6700万円と急増、従来計画は前年実績に対しほぼ横ばいの14億円を予想していたこともあり、これがサプライズとなった。基礎・地盤改良工事が高水準に推移したことに加え、法面工事も前期並みに好調を堅持し収益を押し上げている。今期は年間45円の配当を計画しており、5%近い高配当利回りも魅力となっている。
KYB <7242> 3,460円 +175 円 (+5.3%) 本日終値
上昇波動が鮮明。一時200円高の3485円と値を飛ばし、きょうで6連騰と気を吐いている。自動車部品製造を手掛け、衝撃を緩和する油圧緩衝器で世界屈指の実力を持つ。前週末4日取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の265億円から297億円(前期比1%減)に大幅増額した。これまでは前期実績に対し2ケタ減益見通しにあったが、円安効果を背景にほぼ横ばい水準まで切り上がった。また、同社株はディープバリュー株としての側面も持つ。PER4倍台、PBRが0.5倍台、配当利回りも4%強に達しており、業績改善色が強まったことで水準訂正狙いの買いに弾みがつく格好となった。
りらいあ <4708> 1,026円 +51 円 (+5.2%) 本日終値
11月4日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比10.5%増の33.9億円に伸びたが、通期計画の86億円に対する進捗率は39.5%となり、5年平均の38.7%とほぼ同水準だった。
IIJ <3774> 2,294円 +104 円 (+4.8%) 本日終値
後場に上げ幅を拡大。上昇率は一時9%を超えた。正午に23年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結決算を発表。売上高に相当する売上収益は前年同期比11.8%増の1219億6200万円、最終利益は同25.3%増の86億3800万円だった。これまで公表していた9月中間期の計画は、売上収益が同7.3%増の1170億円、最終利益が同1.3%減の68億円だった。ともに実績が計画を上回り、更に最終増益で着地したことを好感した買いが集まった。ネットワークサービスが堅調に推移したほか、システムインテグレーションはネットワーク構築需要の高まりを背景に大きく伸びた。
シミックHD <2309> 1,717円 +77 円 (+4.7%) 本日終値
大幅高。治験支援ビジネスの先駆で業界トップクラスの実績を持つが、新型コロナワクチンの接種支援業務の拡大が足もとの収益を押し上げている。前週末4日取引終了後に22年9月期通期業績の大幅上方修正を発表、営業利益は従来予想の86億円から118億4500万円(前の期比2.4倍)に急拡大、過去最高利益の大幅更新となる。これがサプライズとなり、上値を見込んだ投資資金の流入を誘っている。PERは3.8倍で株価指標面からも割安感が際立つ。
サンケン電気 <6707> 5,360円 +230 円 (+4.5%) 本日終値
反発。上昇率は一時9%を超えた。前週末4日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し、これを好感した買いが先行した。売上高は1900億円から2220億円(前期比26.4%増)、最終利益は67億円から80億円(同2.5倍)にそれぞれ見通しを引き上げた。産業機器市場向けはデータセンター関連の需要が堅調だったほか、業務用空調やファクトリーオートメーション(FA)機器に対するパワーモジュール製品の拡販も順調に推移するとみる。自動車市場向けは受注残が積みあがるなか、生産ミックスの見直しや増産効果などで売上高が伸長する見込み。想定為替レートも円安方向に見直し、これらの要因を業績予想に反映させた。
カヤック <3904> 1,094円 +150 円 (+15.9%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社はネット広告の受託制作やスマートフォンゲームの配信を主力展開する一方、eスポーツ分野への積極的な布石に注目が集まっている。同社の連結子会社でeスポーツ事業を手掛けるウェルプレイド・ライゼスト<9565>は今月末に東証グロース市場に新規上場予定にあり人気化が予想されている。更に、eスポーツ大会の運営用システムを開発しているPapillon(名古屋市)の買収を直近発表するなど、カヤックの同分野に懸ける意気込みは並々ならぬものがある。
NKKスイッチズ <6943> 5,480円 +700 円 (+14.6%) ストップ高 本日終値
ストップ高の水準となる前週末比700円高の5480円まで買われた。4日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想と年間配当予想を上方修正し、これを材料視した買いが入った。生産能力の増強や円安の効果を背景に、最終利益予想は5億円から7億円(前期比20.5%増)に修正。減益予想から一転して最終増益を見込む。年間配当予想は前期と横ばいの150円(従来の予想は100円)に増額した。
posted by lucky cat at 15:56
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