※S高銘柄一覧
<1380> 秋川牧園 東証S 一時
<1518> 三井松島HD 東証P 2023年3月期配当予想の増配修正160円から230円に
<2767> フィールズ 東証P 4〜6月期決算は大勢に影響なく買い攻勢の契機に
<2788> アップル 東証S 配分 10.19万株買残
<3482> ロードスター 東証P 上期営業5割増益で対通期進捗率は74%に
<4331> T&Gニーズ 東証P 4〜6月期最終利益急拡大で通期見通しも増額修正
<4582> シンバイオ 東証G
<5035> HOUSEI 東証G 好業績見通しの直近IPO銘柄として資金流入
<5480> 冶金工 東証P
<6235> オプトラン 東証P 4-6月期は大幅増益に転じ買い安心感
<7014> 名村造 東証S 配分 新造船事業の改善などで第1四半期は経常黒字に浮上 23.85万株買残
<7305> 新家工 東証S 販売数量の増加などで23年3月期業績予想を上方修正
<7878> 光・彩 東証S 前日もストップ高
<8891> AMGHD 東証S 戸建分譲住宅販売の川崎ハウジングを買収
<9888> UEX 東証S 配分 3.0万株買残
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <2788> アップル 東証S 35.9 303 S 今期純利益91%増へ上方修正
2. <2767> フィールズ 東証P 29.9 1305 S 4〜6月期決算は大勢に影響なく買い攻勢の契機に
3. <5035> HOUSEI 東証G 24.9 1505 S 日々公表指定でも物色の矛先鈍らず
4. <5480> 冶金工 東証P 21.7 2800 S 第1四半期営業益16%増で通期は43%増を見込む
5. <1518> 三井松島HD 東証P 21.4 3970 S 23年3月期業績予想の大幅増額がサプライズに
6. <6235> オプトラン 東証P 20.9 2310 S 足もと業績急改善で通期上振れを意識
7. <3482> ロードスター 東証P 20.9 2311 S 上期営業5割増益で対通期進捗率は74%に
8. <4331> T&Gニーズ 東証P 20.4 1767 S 4〜6月期最終利益急拡大で通期見通しも増額修正
9. <7305> 新家工 東証S 20.4 1769 S 販売数量の増加などで23年3月期業績予想を上方修正
10. <7014> 名村造 東証S 18.1 522 S 新造船事業の改善などで第1四半期は経常黒字に浮上
11. <8230> はせがわ 東証S 18.0 295 23年3月期業績及び配当予想を上方修正
12. <7878> 光・彩 東証S 17.8 4640 S
13. <5202> 板硝子 東証P 17.7 465 建築用ガラス事業など好調で上期業績予想を上方修正
14. <6031> サイジニア 東証G 17.5 1317 『ZETA VOICE』の拡張機能として『感情分析機能』を提供開始
15. <9888> UEX 東証S 16.6 703 S 半導体製造装置関連
16. <8891> AMGHD 東証S 16.6 1055 S 戸建分譲住宅販売の川崎ハウジングを買収
17. <5803> フジクラ 東証P 16.1 910 23年3月期業績予想を上方修正
18. <2656> ベクター 東証S 16.0 319
19. <4582> シンバイオ 東証G 14.8 776 S RTD製剤およびRI投与への切り替えは順調に進捗
20. <4680> ラウンドワン 東証P 13.8 1762 23年3月期業績予想の上方修正と1株から3株への株式分割を好感
21. <9268> オプティマス 東証S 12.6 1146 中古車関連
22. <2395> 新日本科学 東証P 11.8 2287 水素関連
23. <1992> 神田通機 東証S 11.3 1336 人工知能関連
24. <5947> リンナイ 東証P 11.3 11030 第1四半期営業益10%増で上半期計画進捗率72%
25. <6929> 日セラ 東証P 11.0 2377 22年12月期最終利益予想の上方修正と自社株買いを好感
フィールズ <2767> 1,305円 +300 円 (+29.9%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
ストップ高に買われた。5月16日につけた年初来高値1184円を上抜き2018年7月以来約4年ぶりの高値圏に浮上している。同社が前週末5日に発表した22年4〜6月期決算は営業利益が前年同期比51%減の1億8600万円と低調だったが、「これは事前に織り込み済みで一部機関投資家の空売りのショートカバーとみられる買いも上げ足を助長したようだ」(中堅証券ストラテジスト)としている。同社はパチンコ・パチスロなどの遊技機の企画開発を主力展開し、下期に書き入れ時となることが予想され、第1四半期時点の進捗率は通期業績に対してあまり影響がない。また、最近は子会社の円谷プロが“ウルトラマン人気”で時流を捉えており、フィールズの成長性に対する期待感も高まっている。
日本冶金工業 <5480> 2,800円 +500 円 (+21.7%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率2位
ストップ高。同社は5日取引終了後、23年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表。営業利益が前年同期比15.5%増の43億5200万円となったことが好感されたようだ。売上高は同49.0%増の469億500万円で着地。グループの戦略分野である高機能材が、中国の太陽光発電向けのほか、半導体製造装置向けの需要が堅調だったことなどが寄与した。また、第1四半期実績を踏まえ、これまで非開示としていた23年3月期通期の連結業績予想もあわせて公表。売上高は前期比27.6%増の1900億円、営業利益は同43.2%増の200億円を見込む。未定としていた年間配当は上期配当70円、期末配当70円を計画し、年間配当は140円(前期は120円)にするとしている。
三井松島HD <1518> 3,970円 +700 円 (+21.4%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率3位
ストップ高。同社が前週末5日取引終了後に発表した22年4〜6月期決算は営業利益が前年同期比3.3倍の34億9500万円と急拡大した。石炭市況の高騰を背景にエネルギー事業が絶好調に推移し収益を押し上げている。第1四半期決算発表と併せて23年3月期通期計画の上方修正も発表、営業利益は従来計画の143億円から232億円(前期比2.8倍)へ大幅に増額修正した。前期に続き今期も過去最高利益を大幅更新する。なお、今期年間配当は従来計画の160円から230円に70円も上乗せし、前期実績からは150円の増配となる。これを受けて、上値を見込んだ投資資金が集中する形となっている。
オプトラン <6235> 2,310円 +400 円 (+20.9%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率4位
マドを開けて買われ急騰。400円高はストップ高となる2310円をつけた。前週末5日の取引終了後に22年12月期上期(1〜6月)の決算を発表し、純利益は前年同期比6.7%増の29億1900万円で着地した。小幅増益だったものの直近の4〜6月期業績をみると前年同四半期比80%増と業績が急改善しており、これを受けて通期業績の上振れを意識した買いが強まったようだ。上期の売上高は前年同期比9.6%減の135億800万円だった。中国の都市封鎖や半導体不足の影響を受けた一方、新型装置の販売が成果を上げ始めたことや原価改善活動が奏功し、営業利益率は改善した。円安による為替差益の計上も寄与した。なお、通期見通しは据え置いている。
ロードスターキャピタル <3482> 2,311円 +400 円 (+20.9%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率5位
ストップ高に買われた。同社は都内の中規模ビルディングを対象に不動産流動化ビジネスを展開し旺盛な需要を捉えているほか、クラウドファンディングも手掛けており、不動産投資分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の担い手として存在感を高めている。前週末5日取引終了後に発表した22年12月期上期(22年1〜6月)決算は営業利益が前年同期比54%増の53億500万円と急拡大、通期見通しの71億5400万円(前期比27%増)に対する進捗率は74%に達しており、これを材料視する買いが勢いを増している。株価指標面でもPER8倍に過ぎず、高成長路線を走る同社株への見直し人気を増幅させている。
名村造船所 <7014> 522円 +80 円 (+18.1%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社は5日取引終了後、23年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表。経常損益が96億5100万円の黒字(前年同期は55億1900万円の赤字)となったことが好感されたようだ。売上高は前年同期比71.9%増の361億3300万円で着地した。新造船事業の改善に加え、損益面では原価削減活動による効果や不況時に受注した低船価船の予想収益が円安の進行で大幅に改善される見込みとなり多額の工事損失引当金を取り崩すことができたことなどが寄与した。なお、通期業績予想については売上高1150億円(前期比37.9%増)、経常損益は10億円の黒字(前期は82億4400万円の赤字)とする従来計画を据え置いている。
日本板硝子 <5202> 465円 +70 円 (+17.7%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位
急騰。前週末5日の取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績予想について、売上高を3200億円から3600億円(前年同期比23.8%増)へ、営業利益を70億円から110億円(同13.4%減)へ、純利益を20億円から30億円(同65.1%減)へ上方修正したことが好感された。建築用ガラス事業を中心に第1四半期の業績が想定を上回ったことを踏まえたという。また、円安に伴う為替影響と建築用ガラス事業において販売価格上昇の恩恵を受けると予想されることから、通期業績予想について、売上高を6500億円から6900億円(前期比14.9%増)へ上方修正した。ただ、原燃材料費の高まりやインフレ拡大などを織り込み、営業利益180億円(同9.9%減)、純利益40億円(同3.2%減)は従来予想を据え置いた。なお、同時に発表した第1四半期決算は、売上高1779億900万円(前年同期比20.5%増)、営業利益82億6500万円(同15.4%増)、純利益23億8200万円(同6.3%減)だった。
フジクラ <5803> 910円 +126 円 (+16.1%) 本日終値 東証プライム 上昇率8位
急反発し、18年2月以来約4年半ぶりの高値となった。前週末5日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を7000億円から7400億円(前期比10.4%増)へ、営業利益を420億円から500億円(同30.6%増)へ、純利益を225億円から340億円(同13.0%減)へ上方修正したことが好感された。各国のデータセンター、FTTxに対応した需要が引き続き高く、第1四半期(4〜6月)連結決算が2ケタ営業増益となったことに加えて、為替の好影響や上海ロックダウンの影響が見込みほど発現しないことが要因。また、情報通信事業部門におけるヘリウム調達難の影響が想定より低く抑えられる見込みであることも寄与する。なお、第1四半期決算は、売上高1809億600万円(前年同期比11.2%増)、営業利益112億8500万円(同16.6%増)、純利益82億6000万円(同25.7%増)だった。
ラウンドワン <4680> 1,762円 +213 円 (+13.8%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位
急反騰し、18年7月以来約4年1カ月ぶりの高値となった。前週末5日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を1296億7000万円から1326億2400万円(前期比37.5%増)へ、営業利益を140億7000万円から160億5700万円(前期17億2600万円の赤字)へ、純利益を90億円から112億900万円(前期比2.8倍)へ上方修正したことが好感された。第1四半期(4〜6月)において、行動規制の緩和に伴い既存店売上が好調に推移したことが要因という。なお、第1半期決算は、売上高309億1200万円(前年同期比69.4%増)、営業利益23億5900万円(前年同期35億7200万円の赤字)、純利益20億2500万円(同39億2500万円の赤字)だった。同時に、9月30日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表しており、これも好材料視された。投資単位当たりの金額を引き下げるとともに、流通株式数の増加により株式の流動性を高めることで、投資家がより投資しやすい環境を整えることが目的としている。
リンナイ <5947> 11,030円 +1,120 円 (+11.3%) 本日終値
大幅に3日続伸し、1月17日につけた年初来高値1万990円に接近。同社は5日取引終了後、23年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比9.8%増の100億7900万円となり、上半期計画140億円に対する進捗率が72.0%となったことが好感されたようだ。売上高は同12.4%増の950億600万円で着地。国内で給湯機器などの販売が堅調に推移したことなどが寄与した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。
日本セラミック <6929> 2,377円 +236 円 (+11.0%) 本日終値
4連騰。前週末5日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、最終利益を33億円から58億円(前期比2.1倍)へ上方修正したことが好感された。連結子会社である昆山日セラ電子器材の収用による補償金並びに生産停止に伴う損失額を精査した結果、上期に補償金収入30億5400万円並びに損失額9億3800万円を計上したことが要因としている。なお、売上高225億円(同5.3%増)、営業利益42億円(同24.3%増)は従来見通しを据え置いている。同時に発表した第2四半期累計(1〜6月)決算は、売上高109億7600万円(前年同期比5.7%増)、営業利益19億6100万円(同1.2%増)、純利益31億5300万円(同2.0倍)だった。引き続き好調な自動車向けセンサー製品を中心に、本社工場とフィリピン工場に生産が分散できていたことにより出荷量が確保できたことが寄与した。同時に、上限を90万株(発行済み株数の3.69%)、または20億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視された。取得期間は22年8月8日から23年1月31日まで。
大阪ソーダ <4046> 3,700円 +340 円 (+10.1%) 本日終値
続急伸し年初来高値を更新。前週末5日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を940億円から980億円(前期比11.3%増)へ、営業利益を130億円から157億円(同26.6%増)へ、純利益を95億円から117億円(同23.9%増)へ上方修正し、中間・期末各41円の年82円としていた配当予想を各45円の年90円に引き上げたことが好感された。上期において、エピクロルヒドリン、アリルエーテル類などの電子材料関係向け製品や、医薬品精製材料、医薬品原薬・中間体などのヘルスケア関連製品の販売が想定を上回っていることが要因としている。同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高257億3800万円(前年同期比20.1%増)、営業利益51億4900万円(同68.4%増)、純利益41億4900万円(同57.5%増)だった。
オープンドア <3926> 1,960円 +170 円 (+9.5%) 本日終値
23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は3400万円の赤字(前年同期は1億9600万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
レーザーテック <6920> 21,550円 +1,865 円 (+9.5%) 本日終値
カイ気配スタートで4連騰、フシ目の2万円大台回復から一段の上値を指向する動き。同社は半導体向けマスクブランクス検査装置で世界シェアを独占しており、EUV関連を中心に高水準の需要獲得が続いている。前週末5日取引終了後に発表した22年6月期決算は営業利益が前の期比25%増の324億9200万円と大幅な伸びを達成、会社側の従来計画を大幅に上回った。また、23年6月期の営業利益は前期比29%増の420億円予想と更に伸び率が加速する見込みで、これを材料視する買いを呼び込んでいる。半導体メーカーによる最先端半導体やパワー半導体などへの積極的な設備投資需要が同社の収益を後押しする見通しだ。なお、好決算を背景に前期年間配当は82円から97円(前の期実績は75円)に増額、今期は129円と更に大幅な増配を計画している。
アートSHD <3663> 872円 +75 円 (+9.4%) 本日終値
急反発。前週末5日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1〜6月)連結決算が、売上高37億5300万円(前年同期比7.1%増)、営業利益9億6400万円(同23.3%増)、純利益6億8800万円(同20.2%減)となり、従来予想の営業利益7億3900万円を大きく上回って着地したことが好感された。イラスト・マンガ・Webtoon・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」のサブスクリプション契約や海外利用ユーザーが増加した。なお、22年12月期通期業績予想は、売上高77億2700万円(前期比12.1%増)、営業利益19億4200万円(同40.9%増)、純利益13億5200万円(同10.6%増)の従来見通しを据え置いている。同時に上限を160万株(発行済み株数の4.44%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視された。取得期間は8月8日から10月31日まで。資本効率の一層の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行することが目的という。
旭ダイヤモンド工業 <6140> 694円 +56 円 (+8.8%) 本日終値
急騰し、年初来高値を更新。前週末5日の取引終了後に発表した第1四半期(4〜6月)連結決算が、売上高96億100万円(前年同期比10.2%増)、営業利益8億3800万円(同2.1倍)、純利益8億400万円(同2.0倍)と大幅増益となったことが好感された。半導体や通信関連での需要増加により電子・半導体向け関連工具が伸長したほか、工作機械や軸受向けの関連工具が好調に推移したことが全体を牽引した。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高410億円(前期比10.3%増)、営業利益32億円(同13.8%増)、純利益25億円(同24.0%減)の従来見通しを据え置いている。同時に、上限を200万株(発行済み株数の3.60%)、または14億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は8月8日から9月30日までで、資本効率と株主への価値の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的としている。
関西ペイント <4613> 2,179円 +167 円 (+8.3%) 本日終値
23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比13.7%増の131億円に伸び、通期計画の360億円に対する進捗率は36.7%に達し、5年平均の26.4%も上回った。
山一電機 <6941> 2,100円 +158 円 (+8.1%) 本日終値
23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比98.8%増の36.5億円に拡大した。併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の43.5億円→68億円(前年同期は37.6億円)に56.3%上方修正し、増益率が15.7%増→80.8%増に拡大し、従来の2期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
ASB機械 <6284> 3,950円 +250 円 (+6.8%) 本日終値
22年9月期第3四半期累計(21年10月-22年6月)の連結経常利益は前年同期比13.4%減の69.1億円に減った。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の55億円→79億円(前期は95.7億円)に43.6%上方修正し、減益率が42.6%減→17.5%減に縮小する見通しとなった。
インテージH <4326> 1,571円 +96 円 (+6.5%) 本日終値
22年6月期の連結経常利益は前の期比2.5%減の49.5億円になったが、23年6月期は前期比13.1%増の56億円に拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。同時に、前期の年間配当を35円→38円(前の期は35円)に増額し、今期も前期比4円増の42円に増配する方針とした。同時に発表した「4.0%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の4.0%にあたる160万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月8日から23年2月28日まで。
日清オイリオグループ <2602> 3,425円 +200 円 (+6.2%) 本日終値
23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比27.6%増の50.3億円に伸び、通期計画の133億円に対する進捗率は37.9%に達し、5年平均の29.9%も上回った。
千葉銀行 <8331> 748円 +36 円 (+5.1%) 本日終値
23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比11.6%増の239億円に伸び、4-9月期(上期)計画の465億円に対する進捗率は51.6%となり、5年平均の49.9%とほぼ同水準だった。同時に発表した「2.71%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の2.71%にあたる2000万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月8日から11月28日まで。
キヤノン <7751> 3,370円 +149 円 (+4.6%) 本日終値
4日続伸。5日取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を1800万株(発行済み株数の1.7%)、または500億円としており、取得期間は8月8日から10月18日まで。資本効率の向上を図るとともに将来の株式交換など機動的な資本戦略に備えることを目的という。
ヤマハ発動機 <7272> 2,688円 +111 円 (+4.3%) 本日終値
反発。前週末5日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を2兆円から2兆2000億円(前期比21.4%増)へ、営業利益を1900億円から2000億円(同9.7%増)へ、純利益を1300億円から1450億円(同6.8%減)へ上方修正したことが好感された。半導体などの部品不足による供給問題や原材料価格高騰の影響はあるものの、上期において先進国での船外機販売や新興国での二輪車販売が堅調に推移するなど良好な事業環境が継続していることに加えて、為替相場が想定よりも円安傾向で推移していることが要因としている。同時に発表した第2四半期累計(1〜6月)決算は、売上高1兆689億円(前年同期比16.2%増)、営業利益1024億1900万円(同6.2%減)、純利益829億7800万円(同10.8%減)だった。
バンナムHD <7832> 10,020円 +391 円 (+4.1%) 本日終値
急反発。前週末5日の取引終了後、第2四半期累計(4〜9月)連結業績予想について、売上高を4000億円から4300億円(前年同期比9.2%増)へ、営業利益を460億円から720億円(同16.6%増)へ、純利益を330億円から570億円(同44.2%増)へ上方修正したことが好感された。第1四半期においてデジタル、トイホビー、アミューズメントの各事業が好調に推移し増収となったことに加えて、利益率の高い家庭用ゲームのリピート販売などが好調だったことや、円安により外貨建取引に関わる為替差益が利益を押し上げたことが要因としている。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高8800億円(前期比1.0%減)、営業利益1000億円(同20.3%減)、純利益700億円(同24.5%減)の従来見通しを据え置いている。同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高2162億4100万円(前年同期比21.5%増)、営業利益443億9300万円(同64.3%増)、純利益370億1900万円(同77.0%増)だった。デジタル事業で前期に発売したワールドワイド向けタイトル「ELDEN RING(エルデンリング)」などの既存タイトルのリピート販売が好調に推移したことや、国内外でアミューズメント施設が回復したことが貢献した。
アップル <2788> 303円 +80 円 (+35.9%) ストップ高 本日終値
ストップ高。前週末5日の取引終了後に22年12月期業績予想の上方修正を発表。純利益を2億2900万円から7億7000万円(前期比91.1%増)へ増額しており、従来の減益予想から一転増益となる見通しを示したことが好感されたようだ。売上高も160億3400万円から239億3100万円(同28.2%増)へ引き上げた。円安による海外中古車輸出事業の好調や為替差益などが寄与する形で上期業績が上振れる見込みにあり、これを踏まえて通期予想を修正した。
HOUSEI <5035> 1,505円 +300 円 (+24.9%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社株は7月28日に東証グロース市場に新規上場した直近IPO銘柄で、情報システムの開発・運用、保守をワンストップで手掛ける。また、クラウドサービス事業も展開しており成長期待が強い。株価は公開価格を45%上回る580円で初値をつけた後、連日ストップ高を交えきょうまで7営業日で公開価格比3.8倍に大化けした。市場では「成長期待もさることながら、公募価格が安く設定されていたことが、短期資金の食指を動かした」(中堅証券ストラテジスト)としている。前週末5日には日々公表銘柄に指定されているが、「現時点で取引規制としては軽く、買い意欲に影響は出ていない」(同)状況にある。
新家工業 <7305> 1,769円 +300 円 (+20.4%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社は5日取引終了後、23年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の25億円から44億円(前期比30.0%増)に引き上げたことが好感されたようだ。売上高の見通しも従来の420億円から460億円(同12.9%増)に上方修正。建築関連の堅調な需要に支えられ販売数量が増加しているほか、原材料などの高騰を背景に販売価格の引き上げを段階的に進めていることが主な要因だとしている。
posted by lucky cat at 16:06
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