※S高銘柄一覧
<3185> 夢展望 東証M 配分 前日まで2日連続ストップ高 21.16万株買残
<3189> ANAP JQ 一時 人工知能関連
<3465> ケイアイ不 東証1 通期業績・配当予想の引き上げを発表
<3583> オーベクス 東証2 一時 テクノ製品事業堅調で22年3月期業績予想を上方修正
<3676> デジハHD 東証1 上半期大幅増益決算で通期業績上振れ期待も
<3772> ウェルス 東証2 4〜9月期大幅増収増益を好感
<3948> 光ビジネス JQ 配分 21年12月期の営業利益予想を上方修正、期末配当は28円に増額修正 1.31万株買残
<3970> イノベーショ 東証M 一時 22年3月期第2四半期の営業利益63.2%増、オンラインメディア事業が好調
<4165> プレイド 東証M 22年9月期は営業赤字に転落の見通しもアク抜け感
<4495> i3 東証M 22年6月期第1四半期の営業利益65.9%増、サービス導入社数が増加
<4889> レナ 東証M 人工知能関連
<6104> 芝浦機 東証1 一時 大幅な収益上振れがサプライズに
<6416> 桂川電機 JQ 一時
<6694> ズーム JQ 第3四半期営業利益3.6倍や高い進捗率を好感
<7079> WDBココ 東証M 一時 人材派遣関連
<7597> 東京貴宝 JQ 配分 MBO発表でTOB価格2575円にサヤ寄せ 0.29万株買残
<7697> レクスト JQ 一時
<7745> A&D 東証1 上半期大幅上振れ着地で通期予想・中計数値を上方修正
<8226> 理経 東証2 5G関連
<9073> 京極運 JQ 22年3月期上期業績予想の上方修正を好感
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <1689> WT天然ガス 東証E 50.0 3
2. <7745> A&D 東証1 29.2 1326 S 22年3月期業績予想及び中計の上方修正を好感
3. <8226> 理経 東証2 25.2 398 S 防衛省向け案件の前倒し寄与し上期業績は計画上振れで着地
4. <3676> デジハHD 東証1 21.4 2269 S M&A効果など反映し4〜9月期営業益は2.6倍化
5. <3185> 夢展望 東証M 20.9 463 S 新株予約権の権利行使完了、サンリオとのコラボ商品を9日から発売
6. <9073> 京極運 JQ 20.2 891 S 22年3月期上期業績予想の上方修正を好感
7. <7829> サマンサJP 東証M 20.0 174
8. <4165> プレイド 東証M 19.4 3085 S 22年9月期は営業赤字に転落の見通しもアク抜け感
9. <3948> 光ビジネス JQ 19.2 621 S 21年12月期業績及び配当予想を上方修正
10. <3772> ウェルス 東証2 18.4 3245 S 4〜9月期大幅増収増益を好感
11. <6694> ズーム JQ 18.4 3235 S 第3四半期営業利益3.6倍や高い進捗率を好感
12. <4495> i3 東証M 17.9 4600 S テレワーク導入加速を追い風に収益急拡大
13. <8007> 高島 東証1 16.9 2217 後場急上昇,22年3月期業績及び配当予想の上方修正と自社株買い発表を好感
14. <9318> アジア開発 東証2 16.7 7
15. <3465> ケイアイ不 東証1 16.2 7160 S 22年3月期業績及び配当予想を上方修正
16. <7906> ヨネックス 東証2 16.0 894 22年3月期業績予想及び配当予想を上方修正
17. <6089> ウィルG 東証1 15.7 1596 22年3月期業績及び配当予想を上方修正
18. <4889> レナ 東証M 14.9 773 S アンジェス・ショック一巡で買い戻し
19. <7697> レクスト JQ 13.8 355
20. <3659> ネクソン 東証1 13.5 2383 第3四半期営業利益の計画上振れを好感
21. <6104> 芝浦機 東証1 13.3 2994 上期業績計画上回り22年3月期業績予想を上方修正
22. <6635> 大日光 JQ 12.6 564
23. <6855> 電子材料 東証1 12.5 2196 今3月期営業利益大幅増額で配当は従来計画比で倍増
24. <3970> イノベーショ 東証M 11.7 3480 上期63%営業増益や順調な進捗を好感
25. <4574> 大幸薬品 東証1 11.6 844 第3四半期営業損益の改善を好感
デジハHD <3676> 2,269円 +400 円 (+21.4%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率2位
ストップ高。ゲームソフトの不具合を検出するデバッグ事業を手掛けるが、今期はM&Aによる増収効果や利益体質への転換が進んだことで収益は会社側の想定を上回る推移となっている。9日取引終了後に発表した22年3月期上期(21年4〜9月期)の決算は売上高が前年同期比28%増の134億9800万円、営業利益は同2.6倍の13億7000万円と急拡大、これが株価を強く刺激する格好となった。
プレイド <4165> 3,085円 +501 円 (+19.4%) ストップ高 本日終値
ストップ高に買われた。同社は9日取引終了後、22年9月期連結売上高の見通しを74億1900万円(前期比36.3%増)から78億2800万円(同43.8%増)まで、営業損益を15億6500万円の赤字から13億4300万円の赤字まで(前期は1億7000万円の黒字)、純損益を16億9400万円の赤字から14億7300万円の赤字まで(同1億600万円の赤字)とレンジで開示したが、前日まで決算への警戒で売られていたため、アク抜け感が出たようだ。プレイドSaaS事業の売上総利益率は良好な水準を維持できる見込み。今期はプロダクト開発力強化に向けたエンジニア・デザイナーの人員増強など、中長期に向けた成長投資も積極的に行う方針であるとしている。
ケイアイスター不動産 <3465> 7,160円 +1,000 円 (+16.2%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率4位
急騰しストップ高の7160円に買われた。9日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1850億円から1900億円(前期比22.0%増)へ、営業利益を200億円から243億円(同93.4%増)へ、純利益を130億円から150億円(同96.9%増)へ上方修正し、あわせて115円を予定していた期末配当予想を130円に引き上げると発表したことが好感された。新型コロナウイルス感染症拡大を背景としたライフスタイルの変化に伴う持ち家志向の高まりが継続しており、強い需要を背景に利益率が上昇していることに加えて、ITインフラの活用(ミツカルプロなどの活用)により生産性が向上し収益性が高まっていることが寄与する。なお、年間配当は245円(前期139円)を予定している。第2四半期累計(4〜9月)決算は、売上高914億8700万円(前年同期比38.6%増)、営業利益124億1300万円(同3.3倍)、純利益77億6400万円(同3.5倍)だった。
ヨネックス <7906> 894円 +123 円 (+16.0%) 本日終値
大幅反発し、年初来高値を更新。同社は9日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を680億円から710億円(前期比37.7%増)へ、営業利益を40億円から55億円(同5.3倍)へ、純利益を30億円から43億円(同3.9倍)へ、年間配当予想を6円から8円(前期は4円50銭)へ上方修正すると発表しており、好感された。配当の内訳は中間が5円(普通配当3円、創業75周年記念配当と特別配当が各1円)、期末が3円。あわせて発表した22年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結営業利益は41億8900万円(前年同期は2億1500万円の赤字)だった。下期も中国のバドミントン、北米のテニスの好調が継続すると見込まれ、増収に伴う売上総利益の増加が見込まれる。一方で、中国における来期以降を見据えたプロモーションの実施と、日本国内の市場回復へ向けた積極的なマーケティング施策を行うことによる販管費の増加を織り込み、通期見通しを修正したとしている。
ウィルグループ <6089> 1,596円 +216 円 (+15.7%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
急伸し年初来高値を更新。9日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1270億円から1300億円(前期比9.9%増)へ、営業利益を40億5000万円から45億円(同11.7%増)へ、純利益を22億8000万円から25億1000万円(同6.2%増)へ上方修正したことが好感された。上方修正は8月に続き2回目で、上期において人材紹介や人材派遣がともに順調に推移するほか、販管費の一部が第3四半期以降の繰り越しとなったことが要因としている。また、業績修正に伴い、25円を予定としていた期末一括配当予想を34円にするとあわせて発表しており、これも好材料視された。前期実績に対しては10円の増配となる予定だ。なお、第2四半期累計(4〜9月)決算は、売上高639億1300万円(前年同期比9.9%増)、営業利益26億8500万円(同20.9%増)、純利益16億9800万円(同30.2%増)だった。
ネクソン <3659> 2,383円 +284 円 (+13.5%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
大幅反発。同社は9日取引終了後、21年12月期第3四半期累計(1〜9月)連結営業利益が885億6500万円(前年同期比7.6%減)となり、会社計画の788億700万円から840億3300万円までのレンジに対して、その上限を上回ったと発表しており、好感された。主に韓国及び中国地域での売り上げが好調であったため。あわせて、21年12月期連結売上高の見通しを2714億3100万円から2771億8300万円まで(前期は2930億2400万円)、営業利益を910億3000万円から954億6700万円まで(同1114億5000万円)、純利益を931億7900万円から964億7200万円まで(同562億2000万円)とレンジで開示した。在外子会社が保有するドル建ての現金預金及び売掛金などから発生する為替差益が前期実績を上回る見込みであり、また、在外子会社の未分配利益に対して計上する繰延税金費用が前期実績を下回る見込みであるためとしている。
芝浦機械 <6104> 2,994円 +352 円 (+13.3%) 一時ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率7位
急伸して一時、ストップ高の3145円に買われ、年初来高値を更新。9日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1060億円から1130億円(前期比22.0%増)へ、営業利益を27億円から43億円(同11.3倍)へ、最終利益を10億円から28億円(前期28億9800万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。上期において、国内外向け成形機や中国向け工作機械、国内半導体製造装置向け電子制御装置などが堅調に推移し、業績が計画を上回って着地したことが要因。なお、第2四半期累計(4〜9月)決算は、売上高536億9700万円(前年同期比26.9%増)、営業利益23億7700万円(前年同期3億1500万円の赤字)、最終利益17億9200万円(同10億5200万円の赤字)だった。
大幸薬品 <4574> 844円 +88 円 (+11.6%) 本日終値 東証1部 上昇率9位
6日ぶりの大幅反発で、前日比17.3%高の887円まで急騰する場面があった。同社は9日取引終了後、21年12月期第3四半期累計(1〜9月)連結営業損益が15億7800万円の赤字となり、通期計画の20億円の赤字と比べて赤字幅が改善していると発表し、好感されたようだ。なお、20年12月期が決算期変更による変則決算であったため、前期との比較は記載されていない。第3四半期(7〜9月)の連結営業損益は7億200万円の黒字となり、第1四半期(1〜3月)の1億9000万円の赤字や第2四半期(4〜6月)の20億8900万円の赤字に対して黒字化を達成した。感染管理事業の需要は新型コロナウイルス感染症拡大期における高い需要水準との比較では低調だが、コロナ禍前の19年第3四半期(10〜12月)との比較では堅調であるとしている。
西日本FH <7189> 778円 +75 円 (+10.7%) 本日終値
急反発。9日の取引終了後、22年3月期純利益予想について、205億円から235億円(前期比29.9%増)へ上方修正しており、これが好感されたようだ。上期(4〜9月)の実績などを踏まえて通期見通しを見直した。また配当予想について、期末配当を15円から20円に増額し、年35円(前期30円)とした。同時に発表した4〜9月期決算は経常収益700億4000万円(前年同期比5.4%増)、純利益156億5500万円(同65.8%増)だった。あわせて、上限を400万株(発行済み株数の2.70%)、または20億円とする自社株買いの実施を発表。取得期間は11月10日から2022年2月末日まで。
FRONTEO <2158> 3,095円 +246 円 (+8.6%) 本日終値
強力な上昇トレンドを継続、特に10月上旬以降は継続的な実需買いが観測されるなか上げ足の速さが際立っている。きょうは一時296円高の3145円と未踏の3000円大台を突破し、上場来高値更新となった。人工知能(AI)分野の技術や知見を武器に電子データ収集や分析リーガルテック事業を展開。また、AI技術を横展開して医療AIなどライフサイエンス分野などへの応用で新境地も開拓している。直近では、9日取引終了後、AIレビューツール「KIBIT Automator」を顧客のデータ保管環境に接続して解析を行う相互接続機能を用い、迅速な文書レビューの実施に成功したことを発表、株高を後押しする形となった。
日産自動車 <7201> 634円 +44.3 円 (+7.5%) 本日終値
マドを開けて買われ、7%を超える上昇で600円台を大きく回復してきた。同社は9日取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表、最終損益は600億円の黒字から1800億円の黒字(前期は4486億9700万円の赤字)に、従来計画比で3倍となる大幅増額となった。これがポジティブサプライズを誘った。今期の自動車販売台数見通しは引き下げたものの、これについては事前に織り込みが進んでおり、一方で販売奨励金の減少や持ち分法適用会社による投資利益改善が反映され、最終損益に貢献する見通し。
ニチコン <6996> 1,134円 +77 円 (+7.3%) 本日終値
マドを開けて上昇。9日の取引終了後、22年3月期業績予想の上方修正を発表。営業利益を40億円から46億円(前期比2.9倍)へ増額しており、これを好感した買いが入ったようだ。売上高予想も1300億円から1325億円(同14.2%増)へ引き上げた。上期(4〜9月)においてアルミ電解コンデンサーが伸長したほか、電気自動車(EV)・ハイブリッド車(HV)向け機器用フィルムコンデンサーの売り上げが大幅に増加しており、これを踏まえて通期見通しを見直した。なお、同時に発表した4〜9月期決算は、売上高650億7500万円(前年同期比21.4%増)、営業利益17億3900万円(同2.9倍)だった。
マクロミル <3978> 912円 +60 円 (+7.0%) 本日終値
大幅に3日続伸。同社は9日、大塚製薬(東京都千代田区)の男性化粧品ブランド「UL・OS(ウル・オス)」のプロモーションにおいて、新広告ソリューション『Macromill Ads(マクロミルアズ)』が活用されたと発表しており、材料視されたようだ。マクロミルでは130万人の消費者パネルから得られる多様なデータ基盤を構築し、これを活用してプランニング、広告配信、効果測定に至るまで、顧客企業のマーケティングにおける広告・宣伝領域をワンストップで支援するソリューションを開発。そのソリューション提供を行うデジタル広告事業「Macromill Ads」を本格的に開始した。
三井ハイテック <6966> 9,420円 +610 円 (+6.9%) 本日終値
上値指向が鮮明、きょうは790円高の9600円まで買われる人気となり、今月4日につけた上場来高値9460円を突破するとともに、未踏の1万円大台乗せも早晩視野に入れる可能性が高まっている。半導体リードフレームの大手メーカーとして世界的に旺盛な半導体需要を取り込んでいるほか、電気自動車(EV)シフトの動きが加速するなか、電動車向けモーターコアの成長性にマーケットの視線が集まっている。直近では、英グラスゴーで開催されているCOP26で、ガソリン車など内燃機関を用いる自動車について主要国で2035年、世界で40年までに新車販売を停止するとの宣言に24カ国が参加したことが伝えられており、EV普及加速の思惑が同社株に投資マネーを誘導する格好となった。
クレハ <4023> 8,280円 +420 円 (+5.3%) 本日終値
大幅反発。9日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1500億円から1600億円(前期比10.7%増)へ、営業利益を150億円から195億円(同13.0%増)へ、純利益を107億円から140億円(同3.8%増)へ上方修正し、あわせて85円を予定していた期末配当予想を100円に引き上げたことが好感された。機能製品事業のリチウムイオン電池バインダー向けフッ化ビニリデン樹脂並びに樹脂製品事業の「NEWクレラップ」の販売が好調に推移していることが要因。また、付加価値が高い製品の売り上げ増加や、販管費の減少なども寄与する。なお、年間配当は185円(前期170円)を予定している。第2四半期累計(4〜9月)決算は、売上高790億6900万円(前年同期比19.7%増)、営業利益113億6400万円(同84.0%増)、純利益83億2800万円(同73.0%増)だった。
NTTデータ <9613> 2,419円 +116 円 (+5.0%) 本日終値
3日ぶりの大幅反発となっており、年初来高値を更新。同社は9日取引終了後、22年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結営業利益が1091億3800万円(前年同期比71.0%増)となり、通期計画1800億円(前期比29.3%増)に対する進捗率は60.6%だったと発表しており、好感された。上期の受注高は国内における順調な案件獲得に加え、海外事業の規模拡大及び為替影響により増加した。全セグメントにおける規模拡大に加え、為替影響により増収を達成し、海外における事業構造改革の効果などもあって営業増益で着地したとしている。
関西ペイント <4613> 2,715円 +117 円 (+4.5%) 本日終値
大幅高で4日ぶりに反発。9日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、営業利益を380億円から340億円(前期比8.9%増)へ、純利益を260億円から240億円(同19.8%増)へ下方修正したものの、アク抜け感から買われたようだ。製品価格の値上げに加え、工業及び建築分野での需要が伸びていることから売上高は4000億円から4100億円(同12.4%増)へ上方修正した。ただ、原材料価格の高騰や自動車減産の影響を受けて、特にインドにおける収益性が低下することで利益見通しを減額したという。同時に発表した第2四半期累計(4〜9月)決算は、売上高2033億100万円(前年同期比25.1%増)、営業利益168億3300万円(同82.3%増)、純利益114億8700万円(同2.7倍)だった。
エー・アンド・デイ <7745> 1,326円 +300 円 (+29.2%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社は9日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を500億円から515億円(前期比6.4%増)へ、営業利益を42億円から53億6000万円(同21.7%増)へ、純利益を25億5200万円から34億3000万円(同2.7%増)へ上方修正すると発表しており、好感された。22年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結営業利益は21億3400万円(前年同期比43.5%増)だった。為替相場が円安傾向で推移したこと、医療・健康事業では複数の国での新型コロナウイルス感染症対策として需要が高まっていること、計測・計量機器事業ではコロナ禍からの回復が想定以上であったことなどにより、売上高が当初の予想を上回った。加えて、利益率の高い製品が好調なことやコストダウンもあり、利益も当初予想を上回っているため、通期見通しを上方修正する。あわせて、中期経営計画の目標値に関して、最終年度となる24年3月期連結売上高を575億円から605億円へ、営業利益を59億円から70億円へ、純利益を35億1000万円から41億円へ上方修正しており、こちらも好感されたようだ。
京極運輸商事 <9073> 891円 +150 円 (+20.2%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社は9日取引終了後、集計中の22年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結売上高が41億4200万円から43億2700万円(前年同期比11.5%増)へ、営業利益が4500万円から5500万円(同2.1倍)へ、純利益が5200万円から6800万円(同2.1倍)へ当初の会社計画を上回りそうだと発表しており、好感された。石油・ドラム缶等販売事業における販売、配送数量の増加、貨物自動車運送事業における輸送数量の増加、倉庫事業における荷役作業の取扱数量及び配送量の増加、タンク洗滌・修理事業における工事受注件数の増加により、上期は増収増益となる見込みとしている。なお、通期予想は原油価格の推移や新型コロナウイルスの感染状況により景気動向が不透明として据え置いた。
光ビジネスフォーム <3948> 621円 +100 円 (+19.2%) ストップ高 本日終値
ストップ高。9日の取引終了後、21年12月期の単独業績予想について、売上高を83億円から95億円(前期比30.9%増)へ、営業利益を3億5000万円から11億円(同2.5倍)へ、純利益を2億5000万円から7億円(同97.4%増)へ上方修正し、あわせて期末一括23円を予定していた配当予想を28円に引き上げたことが好感された。7月から8月にかけ新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が急増したことを受けて、第5波が長期化した場合による影響を考慮していたが、第3四半期までの実績から保守的な予想となっていたことが要因としている。なお、第3四半期累計(1〜9月)決算は、売上高73億1600万円(前年同期比34.4%増)、営業利益8億9500万円(同2.4倍)、純利益5億9000万円(同2.4倍)だった。
posted by lucky cat at 16:18
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