※S高銘柄一覧
<3936> GW 東証M
<4080> 田中化研 JQ 22年3月期の営業損益予想を上方修正、国際相場上昇で黒字転換
<6027> 弁護士COM 東証M 22年3月期第2四半期の営業利益4.2倍、『クラウドサイン』が伸長
<6522> アスタリスク 東証M 2021年のIPO関連
<7078> INC 東証M 配分 前日もストップ高。デジタルトランスフォーメーション関連 3.87万株買残
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <6027> 弁護士COM 東証M 17.4 6740 S 上期営業利益は4.2倍で着地
2. <1783> アジアGHD JQ 16.7 91
3. <7078> INC 東証M 16.6 1051 S インターステラと資本提携
4. <4777> ガーラ JQ 16.3 250
5. <4080> 田中化研 JQ 15.3 1129 S 22年3月期業績予想を上方修正
6. <3936> GW 東証M 15.2 7590 S
7. <6522> アスタリスク 東証M 15.1 11440 S 2021年のIPO関連
8. <6967> 新光電工 東証1 14.9 4445 22年3月期営業2.5倍増益に上方修正
9. <2134> 燦キャピタル JQ 12.5 27
10. <5344> MARUWA 東証1 12.4 12680 22年3月期業績及び配当予想の上方修正を好感
11. <4235> UFHD JQ 10.3 2275
12. <6192> HyAS&C 東証M 9.9 210
13. <3346> 21LADY 名証C 9.4 140
14. <2351> ASJ 東証M 9.2 946 フィンテック関連
15. <6879> イマジカG 東証1 9.2 557 人材派遣関連
16. <7082> ジモティー 東証M 9.1 4420
17. <4375> セーフィー 東証M 8.6 3900 2021年のIPO関連
18. <4588> オンコリス 東証M 8.6 670 新型コロナ治療薬の薬理試験で有効性確認、ハムスター感染モデルで
19. <5759> 日本電解 東証M 8.5 4320 テスラ高騰でEV関連物色に乗る
20. <6016> ジャパンエン 東証2 8.4 1126 アンモニア燃料国産エンジン搭載船舶の実証事業を開始
21. <7379> サーキュ 東証M 8.2 4015 人材派遣関連
22. <6205> OKK 東証1 8.2 331
23. <7309> シマノ 東証1 8.2 32600 欧米や新興市場向け販売好調で今期3回目の上方修正
24. <6549> DMソリュ JQ 7.9 1360
25. <6804> ホシデン 東証1 7.9 1105 今上期営業利益の大幅増額修正受け上値追い続く
弁護士ドットコム <6027> 6,740円 +1,000 円 (+17.4%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社は26日取引終了後、22年3月期第2四半期(4〜9月)売上高が31億7900万円(前年同期比30.6%増)、営業利益が4億5300万円(同4.2倍)、純利益が2億8400万円(同4.2倍)で着地したと発表しており、材料視された。契約締結クラウドアプリケーションである「クラウドサイン」を中心に売り上げが伸びているとし、利益面では販売費及び一般管理費が人件費を中心に微増にとどまったとした。また、営業利益率は14.4%と前年同期の7.9%から大幅に改善し、営業利益は過去最高益を達成したとしている。なお、22年3月期売上高70億円(会計基準の変更で前期との比較はなし)を見込む会社計画は据え置かれた。各利益は市場環境の急速な変化に対応した機動的な投資判断が必要との観点から、営業利益は黒字を継続しつつ、具体的な金額予想は開示しないとの方針で引き続き非開示とされた。
田中化学研究所 <4080> 1,129円 +150 円 (+15.3%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社は26日取引終了後、22年3月期売上高が330億円から430億円(前期比89.0%増)へ、営業損益が6億5000万円の赤字から8億円の黒字(前年同期は2000万円の赤字)へ、純損益が9億円の赤字から6億5000万円の黒字(同4億1400万円の赤字)へ、当初の会社計画を上回りそうだと発表しており、材料視された。販売数量が当初の想定通り推移したことに加えて、製品の主原料であるニッケル及びコバルトの国際相場が上昇基調で推移した。期末まで販売数量が増加基調で推移すること、ニッケル及びコバルトの国際相場に大きな変動がないことを想定し、通期見通しを上方修正したとしている。あわせて発表した22年3月期第2四半期(4〜9月)売上高は194億3900万円(前年同期比94.5%増)、営業利益は6億2000万円(同3.4倍)、純利益は4億9700万円(前年同期は2100万円の赤字)だった。
新光電気工業 <6967> 4,445円 +575 円 (+14.9%) 本日終値 東証1部 上昇率トップ
急騰。26日の取引終了後、22年3月期業績予想の上方修正を発表。営業利益を406億円から594億円(前期比2.5倍)へ増額しており、これを好感した買いが膨らんでいるようだ。売上高予想も2420億円から2642億円(同40.5%増)へ引き上げた。上期においてフリップチップタイプパッケージが好調に推移したほか、第3四半期以降も旺盛な需要が継続すると見込まれることが業績を押し上げる見通し。加えて、半導体製造装置向けセラミック静電チャックなど各製品の売り上げ増加も見込む。
MARUWA <5344> 12,680円 +1,400 円 (+12.4%) 本日終値 東証1部 上昇率2位
後場急伸。同社は午後1時に、22年3月期連結売上高が420億円から502億円(前期比21.1%増)へ、営業利益が110億円から159億円(同55.1%増)へ、純利益が75億円から105億円(同51.4%増)へ、年間配当が68円から70円(前期は64円)へ当初の会社計画を上回りそうだと発表しており、好感された。上方修正はグループの差別化製品が各市場で好調に受注できているほか、原価低減効果も見込めるため。あわせて発表した22年3月期第2四半期(4〜9月)連結営業利益は79億2600万円(前年同期比69.2%増)だった。
日本電解 <5759> 4,320円 +340 円 (+8.5%) 本日終値
上げ足が止まらない。きょうは全般相場がリスクオフに傾いており、東証マザーズ指数は日経平均の下落率を上回る下げとなったが、そのなかマザーズ上場銘柄である同社株の強さが逆に際立つ状況にある。一時340円高の4320円まで駆け上がり4連騰と気を吐いた。電解銅箔製造を専業で手掛けているが、車載電池向けで需要獲得が進んでいる。世界的な電気自動車(EV)シフトの動きは同社のビジネスチャンス拡大に直結する。米国株市場ではテスラ
が前日は引けにかけて値を消したものの最高値圏で異色の上げ足をみせている。東京市場でもEV関連株に投資マネーが誘導されやすい状況にあり、そのなか同社株への攻勢が顕著となっている。市場では「パナソニック<6752>が米アップルのEV戦略におけるバッテリー調達先として浮上していることから、パナソニックに納入実績がある日本電解に思惑買いが継続している」(国内証券アナリスト)と指摘されていた。
シマノ <7309> 32,600円 +2,460 円 (+8.2%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
マドを開けて買われ急反発。26日の取引終了後、21年12月期の連結経常利益を従来予想の1286億円から1423億円(前期比74.7%増)へ上方修正すると発表。従来の6期ぶりの最高益予想を更に上乗せする形となり、これが好材料視された。今期業績の上方修正は7月に続き、3回目となる。コロナ禍において自転車や釣りへの高い関心と需要が継続するなか、欧米や新興市場向け販売が好調に推移していることが上振れの要因。また、増産による原価率低減効果も利益を押し上げる。併せて、33万株(発行済み株式数の0.36%)の自社株を11月2日付で消却することも明らかにしている。
ホシデン <6804> 1,105円 +81 円 (+7.9%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
カイ気配スタートとなり7連騰と上げ足を強めている。同社はコネクターやスイッチなどの機構部品を手掛け、ゲーム機では任天堂<7974>向けの売上比率が高いことで知られる。足もとの業績はゲーム機向け需要一服もスマートフォンなどモバイル機器向けや健康関連機器向け需要が会社側の想定を上回る伸びを示しており、好調に推移している。26日取引終了後に22年3月期上期(21年4〜9月)の業績予想の修正を発表、営業利益は従来見通しの51億円から65億円(前年同期比26%増)に大幅増額修正しており、これを好感する買いを呼び込んでいる。
JBCCHD <9889> 1,721円 +118 円 (+7.4%) 本日終値 東証1部 上昇率7位
後場急伸し年初来高値を更新。午後2時ごろに発表した第2四半期累計(4〜9月)の連結決算が、営業利益16億6800万円(前年同期比16.1%増)、純利益12億5600万円(同28.4%増)と2ケタの営業増益となったことが好感された。今年3月に連結子会社アイ・ラーニングの株を売却したことやハードウェアの販売が減少したことなどが影響し売上高は275億7100万円(同8.6%減)となった。ただ、クラウドやセキュリティーなどを中心とする高付加価値ビジネスが順調に伸長したことや、販売管理費の最適化を図ったことなどが利益の押し上げに寄与した。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高585億円(前期比2.6%減)、営業利益28億円(同7.5%増)、純利益19億円(同1.6%減)の従来見通しを据え置いている。同時に、上限を60万株(発行済み株数の3.7%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は21年10月28日から22年3月24日までで、資本効率の向上及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行とともに、株主還元の充実を図ることが目的という。
日東電工 <6988> 8,710円 +590 円 (+7.3%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
大幅に4日続伸。株価は前日に比べ一時7%強高と急伸した。同社は26日取引終了後に決算発表を行い、22年3月期連結業績予想を増額修正したことが好感された。今期の売上収益は7850億円から8450億円(前期比11.0%増)へ見直したほか、営業利益は1050億円から1260億円(同34.3%増)に増額し4期ぶりに最高益を更新する見込みを明らかにした。インダストリアルテープ部門ではハイエンドスマートフォン向けに組み立て用部材などが好調なほか、ライフサイエンス部門では新型コロナウイルスワクチン向けの核酸医薬などが堅調に推移している。
日立建機 <6305> 3,715円 +245 円 (+7.1%) 本日終値 東証1部 上昇率9位
大幅に4日続伸。同社は26日取引終了後、22年3月期連結売上高が8800億円から9200億円(前期比13.1%増)へ、営業利益が620億円から740億円(同2.3倍)へ、純利益が323億円から460億円(同4.4倍)へ、当初の会社計画を上回りそうだと発表しており、材料視された。業績予想の修正は、(1)中国以外の地域における市況回復に伴い、当初計画より部品・サービスを中心としたバリューチェーン事業の利益が増加する見込みであること、(2)上期実績までの為替の円安影響、(3)8月に発表した米州におけるディア社との合弁解消に伴い、暫定計上していた米州向け売り上げの販売価格が決定し、売上高と各利益項目へ111億円を全て計上したこと、(4)ディア社との合弁会社であるディア日立社とディア日立ブラジル社の保有株式譲渡益として約80億円が発生する見込みであること、以上が増収増益の背景であるとし、一方で、(5)鋼材価格のさらなる値上げと(6)米州での独自販売に向けた一時的な在庫増加に関する影響も勘案したとしている。あわせて発表した22年3月期第2四半期(4〜9月)連結売上高は4736億9200万円(前年同期比31.3%増)、営業利益は381億200万円(同3.5倍)、純利益は318億8900万円(同151.1倍)となった。
イビデン <4062> 6,670円 +390 円 (+6.2%) 本日終値
マドを開けて上昇、一時490円高の6770円まで駆け上がる場面があった。世界的な半導体需給の逼迫を受けて、大手半導体メーカーの生産増強の動きが相次いでおり、半導体向けセラミックパッケージの大手メーカーである同社の収益環境に吹く追い風が強い。同社は米インテル向けでICパッケージが主軸となっているが、本社のある岐阜県で同社では国内最大面積(敷地)となる工場建設に動くことが報じられている。同社は今週末29日に22年3月期上期(21年4〜9月)の決算発表を予定するが、きょうは同業の新光電気工業<6967>が前日に22年3月期業績予想の上方修正を発表し、これが好感される形で大幅高を演じており、その流れで好決算先取り狙いの買いがイビデンにも向かった。
松風 <7979> 2,400円 +139 円 (+6.2%) 本日終値
カイ気配スタートで大幅高となった。研削材に強みを持つ歯科材料や器具の大手メーカーで、ネイル事業にも展開している。株価は9月17日に上場来高値2344円をつけているが、きょうは気配値のままそこを通過する展開となり、約1カ月半ぶりに最高値街道に再突入している。26日取引終了後に22年3月期通期業績予想の修正を発表した。営業利益段階で従来見通しでは22億4600万円と前期比微減を計画していたが、これを30億1100万円に大幅増額、前期比31%増益となり過去最高利益を更新する見込みとなった。これがポジティブサプライズとなり投資資金の流入を誘った。
未来工業 <7931> 1,705円 +90 円 (+5.6%) 本日終値
大幅高で3日続伸。26日の取引終了後に発表した22年3月期上期(4〜9月)の連結決算は、売上高181億9300万円(前年同期比4.0%増)、経常利益19億1200万円(同18.2%増)となり、これを好感する買いが入った。新設住宅着工戸数が大幅に落ち込んだ前年同期に比べて持ち直しの動きが見られるなか、主力の電材及び管材の販売が回復したことが寄与した。また、原材料単価の下落なども大幅増益につながった。併せて、今期の年間配当を従来計画の40円から50円(前期は40円)に増額修正しており、これも評価材料となった。
トヨタ自動車 <7203> 2,004円 +24 円 (+1.2%) 本日終値
全体軟調相場のなか前日終値を上回る水準で頑強な値動き。米国ではインフレ懸念を背景に長期金利の先高期待が根強いが、日米金利差拡大の思惑からここ最近は円が売られやすい環境にある。足もとではやや円高方向への揺り戻しがみられるものの、前日よりも円安が進んだ1ドル=114円台で推移しており、輸出セクターのなかでも特に為替感応度の高い同社株には追い風材料となる。同社の22年3月期通期の想定為替レートは1ドル=105円で、実勢はそれより9円あまりも円が安くなっていることから、円安メリットが収益上乗せ要因として意識される状況にある。
posted by lucky cat at 15:58
|
Comment(0)
|
◆S高株価値上注目銘柄
|
|