※S高銘柄一覧
<1783> アジアGHD JQ
<6292> カワタ 東証1 配分 2.36万株買残
<6549> DMソリュ JQ 受注増に対応するため主要物流拠点を大幅増床
<7021> ニッチツ 東証2
<7585> かんなん丸 JQ 前日もストップ高
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <1783> アジアGHD JQ 39.0 107 S
2. <6549> DMソリュ JQ 29.9 1305 S EC市場の拡大で主要物流拠点を2倍に増床、受注体制強化
3. <7021> ニッチツ 東証2 21.6 2820 S
4. <3346> 21LADY 名証C 19.2 149
5. <6292> カワタ 東証1 16.6 1053 S 全固体リチウムイオン電池の量産化に資する技術開発で一定の評価
6. <7585> かんなん丸 JQ 15.6 742 S
7. <5232> 住友大阪 東証1 12.6 3450 リチウムイオン電池部材・部品関連
8. <7855> カーディナル JQG 11.6 953 TOB価格を955円に引き上げ
9. <4673> 川崎地質 JQ 11.3 4290
10. <1663> K&Oエナジ 東証1 10.9 1630 LNG関連
11. <5017> 富士石油 東証1 10.7 311
12. <1712> ダイセキS 東証1 10.7 1993 国内証券では業績上方修正でフェアバリュー引き上げ
13. <6198> Career 東証M 10.5 749 人材派遣関連
14. <4074> ラキール 東証M 10.1 1983 ミサワホームから『LaKeel BI』を受注
15. <6266> タツモ 東証1 10.0 1524 半導体製造装置関連
16. <5820> 三ッ星 JQ 9.0 2867
17. <4169> エネチェンジ 東証M 7.6 4050 真鍋氏のノーベル物理学賞受賞も追い風
18. <3315> 日本コークス 東証1 7.4 159
19. <5233> 太平洋セメ 東証1 7.4 2402 来年1月出荷分からセメント製品を値上げへ
20. <1514> 住石HD 東証1 7.3 176 中国電力不足と連動する豪州石炭の価格高騰で思惑
21. <1518> 三井松島HD 東証1 7.3 1684 石炭市況高騰で注目され今期業績も増額濃厚
22. <2185> シイエムシイ JQ 7.2 1319
23. <4370> モビルス 東証M 7.1 1500 人工知能関連
24. <6092> エンバイオH 東証M 7.1 665
25. <3945> スパバッグ 東証2 6.9 1438
太平洋セメント <5233> 2,402円 +166 円 (+7.4%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
急反発。この日、22年1月1日出荷分からセメント製品を値上げすると発表。ホワイトセメントを除く各種セメント製品の価格を1トンあたり2000円値上げするという。セメント製造用の石炭価格が中国の需要増加や産出国からの輸出停滞などの影響を受けて大幅な高騰を続けており、今後も更なる上昇が見込まれることや、セメント製造設備の老朽化に対する維持・修繕コストの増加、船舶などの輸送コストの上昇などが要因としている。なお、値上げの表明は17年12月以来3年10カ月ぶりとなる。
TSIホールディングス <3608> 366円 +23 円 (+6.7%) 本日終値
急伸。同社は婦人向けを主力とするアパレル大手で、東京スタイルとサンエーの経営統合によって発足。新型コロナウイルスの感染拡大による影響から非常に厳しい収益環境を強いられていたが、ここにきて風向きが変わっている。休業による影響が一巡し、値引き販売の抑制が利益率の改善をもたらしている。5日取引終了後に発表した22年2月期中間期(21年3〜8月)の決算は営業損益が11億3400万円の黒字(前年同期は104億6900万円の赤字)と改善色を示し、通期計画の11億円を上回った。これをポジティブ視する形で投資資金が流入した。ここコロナ禍からの脱却で業績を急回復させるアフターコロナ関連株に物色の矛先が向いており、同社株もその流れに乗っている。
東電HD <9501> 369円 +21 円 (+6.0%) 本日終値
関西電力<9503>、中部電力<9502>といった電力株が軒並み高。岸田新政権では、自民党幹事長に就任した甘利明氏は原子力発電所のリプレース(建て替え)を主張する議員連盟の顧問を務めているほか、同政調会長となった高市早苗氏は小型モジュール炉や核融合炉の実用化を主張しており、原発推進へ向けた期待が高まっている。また、足もとで液化天然ガス(LNG)の需給が逼迫し価格が高騰している。今年の冬にもLNG価格が急騰し、電力小売事業者の一部が破綻するなどの動きがあったが、この際、東電HDなど電力株は軒並み急伸したことから思惑買いも入っている様子だ。
ヘリオス <4593> 1,927円 +96 円 (+5.2%) 本日終値
大幅高で4日ぶりに反発。きょう付の日本経済新聞朝刊で「肺炎の重症患者などに生じる呼吸不全を治療する新薬候補について、2021年内にも厚生労働省に製造販売承認を申請する」と報じられており、これが好感された。記事によると、新薬候補は急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の治療向けで、最終段階の臨床試験で良好な結果を確認したという。重症肺炎は新型コロナウイルス患者の死亡原因の一つでもあることから、実用化されれば治療の選択肢が広がることになる。22年にも承認を受けて発売したい考えとあることから、承認及び上市への期待が高まっている。
三菱UFJ <8306> 660円 +25.3 円 (+4.0%) 本日終値
第一生命ホールディングス<8750>がいずれも続伸するなどメガバンクや大手生保への買いが目立つ。ここにきて米国では原油市況の高騰に加え非鉄・穀物など商品市況の上昇を背景にインフレ懸念が高まっており、米長期金利の上昇が顕著となっている。前日の米10年債利回りは終値ベースで1.52%台まで上昇、フシ目の1.5%を再び上回ってきた。これを受けて米国株市場ではゴールドマン・サックス
が3%超の上昇となったほか、シティグループ、JPモルガン、バンカメなど大手金融株が軒並み買われている。東京市場でも米国事業を展開する大手金融株は運用環境の改善思惑から買いを誘導している。
INPEX <1605> 976円 +33 円 (+3.5%) 本日終値
石油資源開発<1662>、ENEOSホールディングス<5020>といった石油エネルギー株が連日人気。INPEXは4日続伸し年初来高値を更新している。出光興産<5019>や富士石油<5017>も高い。5日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の11月限が前日比1.31ドル高の1バレル=78.93ドルと上昇。一時、79.48ドルと14年11月以来、約7年ぶりの高値に上昇した。4日の石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどから構成される「OPECプラス」で協調減産の縮小幅を維持することが決定され、原油需給の引き締まりが続くとの見方が強まったことによる買いが継続している。これを受け、日本の石油エネルギー株にも買いが流入している。
DMソリュ <6549> 1,305円 +300 円 (+29.9%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社は5日、EC通販市場の拡大などにより取扱量が増大しているフルフィルメントサービス(ECの注文から配送までの関連業務全般のこと)の更なる受注体制の強化・拡大のため、最大拠点である日野フルフィルメントセンターを大幅に増床したと発表。これにより、同センターの延床面積は6553平方メートルから1万2415平方メートルと、これまでの約2倍の広さになり、受託処理能力や出荷処理能力の大幅な向上が見込めるという。同社は急拡大するEC通販需要及び大口の商品発送案件需要を的確に取り込み、更なる収益の拡大を目指すとしている。
カワタ <6292> 1,053円 +150 円 (+16.6%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率トップ
ストップ高。5日の取引終了後、開発中の全固体リチウムイオン電池の量産化に資する技術について、技術面及び事業面で一定の評価を得ることができたと発表。同技術開発は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の公募事業「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」の燃料電池・蓄電池分野のテーマである「電極活物質への無機材料の薄膜コート技術の実用化研究開発」(全固体リチウムイオン電池の量産化に資する技術開発)の実施先として同社が採用され、開発に取り組んできたもの。なお、今後の事業化に向けては、関係団体や企業と連携して、更なる研究開発や市場調査などに取り組むとしている。
カーディナル <7855> 953円 +99 円 (+11.6%) 本日終値
急騰。5日の取引終了後、MBOの一環として山田弘直社長が代表を務める山田マーケティング(大阪市城東区)が同社株に対して実施しているTOBについて、買い付け条件の変更を行うと発表した。買い付け価格を851円から955円に引き上げるとしており、これにサヤ寄せする格好となった。また、10月5日までとしていた買い付け期間を10月19日まで延長する。
ラキール <4074> 1,983円 +182 円 (+10.1%) 本日終値
5日ぶりに反発。午後1時ごろ、ミサワホーム(東京都新宿区)から「LaKeel BI」を受注したと発表。「LaKeel BI」は、ラキールが提供する大手法人向けビジネスインテリジェンスシステム。今回、ミサワホームでは9000人の社員を支える人財データ分析システムとして導入を決定し、特に人事関連データの収集、蓄積、分析をフルスイートで提供していることや、大手企業向けの豊富な実績、人財データ分析業務のWeb化などの特徴が評価されたとしている。
三井松島HD <1518> 1,684円 +114 円 (+7.3%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
大幅高で4日続伸。石炭商社で輸入炭の販売を主力とし、豪州やインドネシアに権益を保有している。ここにきて石炭価格が高騰していることで、関連銘柄に物色の矛先が向いており、そのなかでも足もとの業績好調な同社株への投資マネー流入が顕著となっている。同社の21年4〜6月期営業利益は前年同期比倍増となる10億4400万円と絶好調。22年3月期通期は前期比54%増の30億円を計画するが、大幅な上振れが有力視されている。石炭市況の高騰は中国の電力不足の問題とも密接に関わっており、マーケットの注目度が高い。
遠藤照明 <6932> 1,083円 +58 円 (+5.7%) 本日終値
急伸、新高値更新。日経平均が前週から波乱安の展開を強いられるなかで同社株の頑強ぶりが際立つ。時価は2018年2月以来約3年8カ月ぶりの高値となっている。商業施設向け照明で国際的な商品競争力を誇り、売り上げの3割強を英国など海外向けで占めている。LED分野で実力を発揮し、高水準の需要を背景に業績は絶好調といってよい。依然としてPER8倍台、PBR0.6倍台と割安感が強く、機関投資家とみられる継続的な実需買いが観測されている。
三協立山 <5932> 813円 +41 円 (+5.3%) 本日終値
後場急伸。午後1時ごろに発表した第1四半期(6〜8月)連結決算が、売上高782億5000万円、営業利益15億300万円、最終利益6億1500万円となり、会計基準の変更により比較はないものの、前年同期の営業損益2億6200万円の赤字から大きく黒字転換し、上期予想に対する進捗率が63%となったことが好感された。建材事業で、建築着工に復調の動きがみられたことや、キャンペーンなどの販売促進施策や国の助成金政策などが寄与し、改装・リフォーム分野が好調に推移したことが牽引した。また、半導体製造装置向けの設備投資や自動車販売台数増加に伴いマテリアル事業の受注が好調だったことも貢献した。なお、22年5月期通期業績予想は、売上高3200億円、営業利益39億円、最終利益4億円の従来見通しを据え置いている。
アートSHD <3663> 915円 +43 円 (+4.9%) 本日終値
大幅高で3日ぶりに反発。午前11時30分に発表した9月度月次事業進捗レポートで、マンガ・イラスト・アニメーション制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」の累計出荷本数が前月比50万本増の1498万本となり、出荷本数が順調に積み上がっていることが好感された。日本国外の新規ユーザー獲得を目的として、Windows及びMacOSの「CLIP STUDIO PAINT」ダウンロード版の海外向け販促キャンペーンを実施したことなどが寄与した。
posted by lucky cat at 16:00
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