※S高銘柄一覧
<2934> ジェイフロ 東証M 新興市場の立ち直り追い風に見直し買い流入
<3936> GW 東証M 配分 2.63万株買残
<4475> HENNGE 東証M 一時 『メール送りつける標的型攻撃の対策サービス開始』報道を材料視
<4888> ステラファ 東証M 一時 ハイメディックと業務提携
<5729> 日精鉱 東証2 一時 22年3月期の業績及び配当予想を上方修正
<7345> AIPF 東証M 2021年のIPO関連
<8076> カノークス 名証2 配分 22年3月期業績及び配当予想を上方修正 5.24万株買残
<9360> 鈴与シンワ 東証2 配分 デジタル庁発足接近で関連銘柄として物色も 0.95万株買残
<9941> 太洋物産 JQ
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <2934> ジェイフロ 東証M 21.1 4020 S 公開価格に比べ下げすぎとの見方から買い戻し
2. <9360> 鈴与シンワ 東証2 20.2 2380 S デジタル庁発足目前で電子署名関連として人気加速
3. <7345> AIPF 東証M 18.7 4450 S 2021年のIPO関連
4. <5729> 日精鉱 東証2 18.1 3750 22年3月期の業績及び配当予想を上方修正
5. <9941> 太洋物産 JQ 17.7 996 S
6. <8076> カノークス 名証2 15.7 1104 S 22年3月期業績及び配当予想を上方修正
7. <3936> GW 東証M 15.5 5240 S 最終利益予想の増額受け前週末S高に続き上値追い
8. <2315> CAICA JQ 14.9 216 行使価額修正条項付新株予約権の大量行使について発表
9. <3825> リミックス 東証2 13.8 239 中古車関連
10. <4074> ラキール 東証M 13.5 2074 デジタルトランスフォーメーション関連
11. <2158> フロンテオ 東証M 12.1 1738 人工知能関連
12. <9272> ブティックス 東証M 12.0 2800 北都銀行及び荘内銀行とそれぞれ業務提携
13. <7370> Enjin 東証M 11.8 4880 2021年のIPO関連
14. <7810> クロスフォー JQ 11.5 252 『Dancing Stone』に関するライセンス契約をインド企業と締結
15. <3355> クリヤマHD 東証2 11.4 871
16. <4075> ブレインズ 東証M 11.0 2578 人工知能関連
17. <3924> ランドコンピ 東証1 10.8 1252 9月末を基準日として1株を1.5株に株式分割へ
18. <4395> アクリート 東証M 10.8 2117 サイバーセキュリティ関連
19. <5820> 三ッ星 JQ 10.2 2698
20. <6493> 日鍛バ 東証2 10.2 358 投資資金流入も依然として解散価値の半値以下
21. <7508> GセブンHD 東証1 10.0 3635 業務スーパーの恩恵享受として国内証券が買い推奨
22. <5408> 中山鋼 東証1 9.8 469 鉄鋼株高のなかPBR水準の割安感意識
23. <3189> ANAP JQ 9.5 379 人工知能関連
24. <6172> メタップス 東証M 9.3 1089 デジタルトランスフォーメーション関連
25. <3940> ノムラシス 東証1 8.9 305 大手印刷業界のグループ会社からRPA保守サポートを受注
G−7ホールディングス <7508> 3,635円 +330 円 (+10.0%) 本日終値 東証1部 上昇率2位
急反発。SMBC日興証券が27日付で、新規に投資判断「1」、目標株価5400円とした。同社は多岐にわたる小売・サービス業を主にフランチャイジー(加盟店)として展開しており、従前はオートバックスセブン<9832>がフランチャイザー(本部)の「オートバックス」が主力だったが、現在は神戸物産<3038>がフランチャイザーの「業務スーパー」が業績のドライバとなっている。特に、神戸物産のフランチャイジーのなかでも積極的に出店を行っており、同事業での出店が成長ドライバとなることや、「業務スーパー」内に精肉コーナー、青果コーナーを展開することで業務スーパーの集客力を活用し売り上げを確保することに成功していること、バリュエーション面では神戸物産に対して相対的な割安感があることなどに注目している。
HENNGE <4475> 5,020円 +370 円 (+8.0%) 一時ストップ高 本日終値
急騰。きょう付けの日本経済新聞電子版で「特定の企業や組織を狙い、マルウエア(悪意のあるプログラム)付きのメールを送りつける『標的型攻撃』の対策サービスを10月1日に始める」と報じられており、これが好材料視された。記事によると、追加する新サービス「クラウドプロテクション」は、米マイクロソフト
の「アウトルック」などメールソフトのクラウドと、HENNGEがID管理サービスを運用するクラウドを連携させ、外部からのメールがクラウドに届くと、利用者が受信する前にHENNGE側のクラウドで診断し、安全性を確認できたメールだけ受信を認めるという。なお、診断にはフィンランドのサイバー対策企業エフセキュアのエンジンを採用したとしている。
フェローテク <6890> 3,065円 +208 円 (+7.3%) 本日終値
急反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が27日付で、投資判断「バイ」を継続し、目標株価を4200円から5000円へ引き上げた。同証券では、半導体マテリアル(石英・セラミックス・シリコンパーツなど)や世界的に需要が急増するパワー半導体用基板、5G通信インフラ用サーモモジュールなどの中長期的な成長を評価。一方で、株価は来年のWFE(半導体前工程製造装置)市場の成長率鈍化懸念などから上値の重い展開となっていると推察している。ただ、今後は消耗品比率の高い半導体マテリアルの継続的な需要拡大や、今後本格的な需要拡大期を迎えるパワー半導体用基板やサーモモジュールの成長が織り込まれるのに伴い株価は上昇すると予想。また、営業利益予想も22年3月期160億円から210億円へ、23年3月期192億円から233億円へ引き上げている。
プレイド <4165> 2,881円 +151 円 (+5.5%) 本日終値
続伸。前週末27日の取引終了後、CX(顧客体験)マネジメントクラウドサービスを手掛けるEmotion Techを子会社化し、21年9月期第4四半期から連結決算に移行すると発表した。これに伴い、21年9月期の最終損益見通しを1億3200万円の赤字から7800万円の赤字(前期12億700万円の赤字)へ見直しており、これが好感されたようだ。取得関連費用と段階取得に関する差益について、連結損益計算書上で調整が発生する見込みとなったことが要因。なお、売上高54億3700万円(同40億700万円)、営業利益1億5100万円(同10億7900万円の赤字)とする従来予想は連結決算移行後も据え置く。
日本製鉄 <5401> 2,168.5円 +108.5 円 (+5.3%) 本日終値
鉄鋼株への買いが目立つ状況となっている。業種別騰落率で「鉄鋼」は東証1部33業種中で上昇率トップとなった。商品市況の上昇など川上インフレが鮮明となるなか、市況関連株への物色ニーズが高まっている。そのなか、前週に日本製鉄とトヨタ自動車<7203>との鋼材価格交渉が大幅な値上げで合意したことが伝わり、鉄鋼株の収益環境の追い風が改めて意識されている。鉄鋼セクターでは、日本製鉄系の鋼板大手である中山製鋼所<5408>の上げ足が際立ち、東証1部の値上がり率で上位3傑に食い込んでいる。中山鋼のPBRは前週末終値換算で0.2倍台にあり割安感が強い。
三井化学 <4183> 3,715円 +160 円 (+4.5%) 本日終値
3日ぶりに反発。前週末27日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表。上限を350万株(発行済み株数の1.79%)、または100億円としており、取得期間は8月30日から11月19日まで。株主還元の充実及び資本効率の向上を目的としているという。
フリー <4478> 8,500円 +350 円 (+4.3%) 本日終値
4日ぶり反発。前週末27日の取引終了後、三井住友信託銀行とのAPI連携を開始したと発表。今回連携したのは、金融機関の入出明細や残高情報などを外部サービスに情報連携するためのAPIで、これによりユーザーは「freee会計」にユーザーIDとパスワードを保存することなく利用明細を自動連携することが可能となる。
キユーピー <2809> 2,700円 +33 円 (+1.2%) 本日終値
小幅続伸。前週末27日の取引終了後、9月13日付で自社株850万株(発行済み株数の5.67%)を消却すると発表。なお、消却後の発行済み株数は1億4150万株となる予定だ。
ジェイフロンティア <2934> 4,020円 +700 円 (+21.1%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社は前週末27日に東証マザーズに新規上場した直近IPO銘柄で、ヘルスケア商品や医薬品の通信販売のほか、オンライン診療サービスなども手掛ける。上場初日は公開価格(4190円)を15%下回る3560円で初値をつけ、その後も軟調に推移し結局3320円で初日の取引を終えており、きょうは割安とみた見直し買いが入っているようだ。ここ東証マザーズ指数が順調な戻り足をみせるなど、新興市場が回復傾向にあることも追い風に働いているとみられる。
鈴与シンワート <9360> 2,380円 +400 円 (+20.2%) ストップ高 本日終値
連日ストップ高。システム受託開発からパッケージソリューションサービスなど幅広く展開、NTTデータ<9613>の2次下請け開発を手掛け、NECグループなどを主要取引先としていることで安定した成長基盤を持っている。今週9月1日から発足するデジタル庁に関連する電子署名関連の有力株として目先投資資金の攻勢が継続。同社は昨年9月から印鑑Bot「Biz−Oin(ビズ オーイン)」の提供を開始。これはビジネスチャットと印鑑BotのAPI連携でテレワーク環境での押印を可能とし、ワークフロー処理の時間を大幅に短縮できるもので、需要開拓に期待がかかる。株価は小型材料株ならではの足の速さが特長で、昨年9月から10月にかけて短期間で5110円まで駆け上がり株価を5倍化させた経緯があるだけに、目先追随買いを誘っている。
日本精鉱 <5729> 3,750円 +575 円 (+18.1%) 一時ストップ高 本日終値
後場急伸。午後1時ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を127億円から158億円(前期比40.5%増)へ、営業利益を13億2000万円から18億円(同50.8%増)へ、純利益を8億8000万円から12億円(同47.6%増)へ上方修正し、あわせて中間・期末各40円の年80円を予定していた配当予想を中間・期末各50円の年100円へ引き上げた。自動車や電気機器などの製造業の生産活動が回復基調となり、アンチモン事業及び金属粉末事業ともに好調な販売が継続し、原料金属相場も堅調に推移していることが要因としている。なお、年間配当100円は前期実績に対して35円の増配になる予定だ。
カノークス <8076> 1,104円 +150 円 (+15.7%) ストップ高買い気配 本日終値
ストップ高カイ気配。前週末27日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1118億6600万円から1164億3800万円(前期比10.1%増)へ、営業利益を11億9300万円から22億5900万円(同2.7倍)へ、純利益を9億1100万円から15億8700万円(同2.5倍)へ上方修正し、あわせて中間・期末各25円の年50円を予定していた配当予想を中間・期末各40円の年80円に増額修正した。鋼材の市中在庫のひっ迫が顕在化して鋼材市況が上昇していることや、国内自動車生産が回復基調であることなどを受けて、想定を上回るペースで業績が推移していることが要因としている。なお、年間配当は前期実績に対して50円の増配になる予定だ。
グローバルウェイ <3936> 5,240円 +705 円 (+15.6%) ストップ高 本日終値
ストップ高。就活の口コミサイトや法人向けクラウド開発などを手掛けている。前週末27日は26日に発表された1対5の株式分割が材料視され700円高のストップ高に買われていたが、27日取引終了後に22年3月期通期の最終利益予想の上方修正を発表したことから、改めて株価を刺激する格好となっている。今期最終利益は従来予想の9500万円から1億2300万円に増額した。エモーションテック社との資本・業務提携解消に伴い保有株式を売却し、特別利益を計上したことによるもの。また、東証がグローバルウェイ株式について、30日売買分から信用取引の臨時措置を解除したほか、日証金も増担保金徴収措置を解除したことも需給面から追い風となっている。
ブティックス <9272> 2,800円 +300 円 (+12.0%) 本日終値
3日続伸。前週末27日の取引終了後、北都銀行(秋田県秋田市)及び荘内銀行(山形県鶴岡市)と、それぞれ業務提携契約を締結したと発表。今回の提携は、顧客からの売却・買収依頼の相互の紹介を行うことが目的。提携により、事業領域及び地理的領域を相互に補完することで、M&Aを検討する中小介護事業所に最適なマッチングを提供するとしている。
クロスフォー <7810> 252円 +26 円 (+11.5%) 本日終値
急伸。前週末27日の取引終了後、保有する「Dancing Stone」に関連する知的財産権の非独占的利用と、製造に必要なパーツを購入する権利を付与するライセンス契約書をインド企業4社と締結したと発表しており、海外展開強化につながるとの見方から買われたようだ。なお、同件が業績に与える影響は軽微としている。
ランドコンピュータ <3924> 1,252円 +122 円 (+10.8%) 本日終値 東証1部 上昇率トップ
急騰し年初来高値を更新。前週末27日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を1.5株に株式分割すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めるとともに、投資家層の更なる拡大を図ることを目的としているという。なお、効力発生日は10月1日。
日鍛バルブ <6493> 358円 +33 円 (+10.2%) 本日終値
急動意。自動車用エンジンバルブメーカーとして、世界的に好調な自動車販売需要を取り込み、22年3月期営業利益は31億5000万円予想(前期実績は1800万円)と急回復見通しにある。エンジンバルブの中に空洞を作り、金属ナトリウムを封入した中空エンジンバルブを戦略的に展開し、とりわけ好採算の傘中空エンジンバルブが業績に寄与している。PERが6倍台であるほか、PBRは解散価値の半値以下である0.4倍台に放置されるなど株価は依然として超割安圏に位置するといってよく、水準訂正高を見込んだ投資資金の流入を誘っている。
ノムラシス <3940> 305円 +25 円 (+8.9%) 本日終値 東証1部 上昇率4位
後場一段高。同社はきょう、売上高1兆円を超える国内印刷業界2強の一角のグループ会社からロボット(RPA)保守サポートを受注したと発表しており、業績への寄与などが期待されているようだ。なお、受注先や受注金額については明らかにしていない。
東和ハイシステム <4172> 3,420円 +235 円 (+7.4%) 本日終値
大幅高で3日続伸。午前10時ごろ、21年9月期の単独業績予想について、売上高を22億9400万円から23億5500万円(前期比23.3%増)へ、営業利益を5億4700万円から5億8500万円(同52.3%増)へ、純利益を3億3000万円から3億8500万円(同57.1%増)へ上方修正し、あわせて55円を予定していた期末一括配当予想を65円に引き上げた。主力の「歯科電子カルテ統合システム Hi Dental Spirit XR10−i」の売り上げやオンライン資格確認等システムにかかる売り上げが堅調に推移したことが要因としている。
藤倉コンポジット <5121> 725円 +49 円 (+7.3%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
大幅高で6連騰と上げ足を加速させている。株価は2018年5月以来3年3か月ぶりの高値水準に浮上した。株価3ケタ台の中低位株人気が続くなか、PER6倍台、PBR0.6倍台と指標面から超割安圏にあることで水準訂正高を見込んだ資金の流入が加速している。同社はゴム加工品や産業用資材の大手メーカーで、ゴルフ用カーボンシャフトなども製造する。また、同社が手掛けるマグネシウム空気電池「WattSatt(ワットサット)」はマグネシウムを電極に使用した大容量電池で、非常時の充電用などで需要開拓が期待されている。足もとの業績も好調で、22年3月期営業利益は従来予想の11億円から30億円(前期比2.6倍)に大幅増額しマーケットの注目を誘った。
posted by lucky cat at 16:15
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◆S高株価値上注目銘柄
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