※S高銘柄一覧
<2778> パレモ・HD 東証2
<3936> GW 東証M 前日まで5日連続ストップ高
<4075> ブレインズ 東証M 人工知能関連
<5212> 不二硝 JQ
<6938> 双信電機 東証1 22年3月期営業利益と配当の大幅増額を好感
<9073> 京極運 JQ 前日まで2日連続ストップ高
<9468> カドカワ 東証1 一時
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <9073> 京極運 JQ 70.4 1452 S 株主優待制度の導入を好感
2. <2778> パレモ・HD 東証2 27.2 234 S 西松屋チェが筆頭株主に
3. <5702> 大紀ア 東証1 24.0 1497 22年3月期業績予想を上方修正
4. <5212> 不二硝 JQ 22.6 1626 S 『ブースター接種』で思惑的な物色向かう
5. <3936> GW 東証M 22.5 3805 S 『タイムコイン』売却で22年3月期純利益上振れ
6. <3294> イーグランド 東証1 21.7 1240 第2四半期業績予想の上方修正と自社株買いを好感
7. <6413> 理想科学 東証1 20.9 2185 22年3月期業績予想の上方修正と自社株買いを好感
8. <4075> ブレインズ 東証M 18.3 3245 S 人工知能関連
9. <6938> 双信電機 東証1 17.3 678 S 22年3月期営業利益と配当の大幅増額を好感
10. <9468> カドカワ 東証1 15.5 4925 出版事業など堅調で第1四半期営業益64%増
11. <3658> イーブック 東証1 15.2 3755
12. <4722> フューチャー 東証1 15.1 2111 21年12月期業績予想と年間配当計画を上方修正
13. <3777> FHTHD JQG 15.0 23
14. <6727> ワコム 東証1 14.7 725 4〜6月期営業37%増益で自社株買い発表もサプライズに
15. <3844> コムチュア 東証1 14.4 2694 DXコンサル好調で22年3月期業績及び配当予想を上方修正
16. <7769> リズム 東証1 14.0 955
17. <8005> スクロール 東証1 13.3 974 4〜6月期営業2ケタ増益確保で“期日向かいの買い”流入
18. <6932> 遠藤照明 東証1 13.0 827 英国販売堅調で上期業績予想を上方修正
19. <7433> 伯東 東証1 12.9 1715 電子部品販売好調で上期業績予想を上方修正
20. <4112> 保土谷 東証1 12.7 4620
21. <9110> ユナイテド海 東証1 12.2 3080 通期業績予想の大幅増額と配当上乗せでサプライズ
22. <7021> ニッチツ 東証2 12.0 1592
23. <6373> 大同工 東証1 11.6 1220 2輪車好調を背景に4〜6月期営業大幅黒字化で通期増額も視野
24. <1939> 四電工 東証1 11.2 3285 1株から2株への株式分割と実質増配及び第1四半期62%営業増益を好感
25. <6810> マクセルHD 東証1 11.1 1420 ドローン関連
大紀アルミニウム工業所 <5702> 1,497円 +290 円 (+24.0%) 本日終値 東証1部 上昇率トップ
急反騰して一時、前週末比299円(24.8%)高の1506円に買われ、上場来高値を一気に更新。7月30日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1952億円から2134億円(前期比53.3%増)へ、営業利益を111億5000万円から146億6000万円(同58.6%増)へ、純利益を78億3000万円から103億8000万円(同69.0%増)へ上方修正したことが好感された。製品と原料の価格差が計画数値より上振れし、売上総利益が想定を上回っていることなどが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高495億3600万円(前年同期比74.2%増)、営業利益55億2100万円(同4.3倍)、純利益40億1200万円(同9.5倍)だった。
理想科学工業 <6413> 2,185円 +378 円 (+20.9%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
急伸し一時、前日比21.3%高の2192円に買われ年初来高値を更新した。7月30日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を707億円から712億5000万円(前期比4.1%増)へ、営業利益を29億円から36億円(同2.6倍)へ、純利益を23億円から30億円(同81.6%増)へ上方修正したことが好感された。第1四半期(4〜6月)において、印刷機器事業の販売は増加しほぼ計画通りに推移したほか、全社的な販売管理費の削減に努めたことが奏功した。また、為替レートが想定以上に円安で推移していることも寄与する。なお、第1四半期決算は、売上高166億5500万円(前年同期比23.8%増)、営業損益10億2600万円(前年同期6億7800万円の赤字)、純利益10億1600万円(前年同期比22倍)だった。同時に、上限を70万株(発行済み株数の2.04%)、または12億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は8月18日から9月22日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行及び株主への利益還元のためとしている。
KADOKAWA <9468> 4,925円 +660 円 (+15.5%) 一時ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率5位
急騰、一時ストップ高に買われた。同社は7月30日取引終了後に、22年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表。営業利益が前年同期比63.9%増の58億6900万円となったことが好感されたようだ。売上高は同10.7%増の520億3400万円で着地。主力の出版事業で新刊の制作が順調に進捗していることや返品率が大幅に良化していることなどを背景に堅調に推移したほか、映像事業でアニメや実写映画の配信収入が伸びたことなどが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
フューチャー <4722> 2,111円 +277 円 (+15.1%) 本日終値 東証1部 上昇率7位
急反発し、3月23日につけた年初来高値2163円に接近。同社は7月30日取引終了後に、21年12月期通期の連結業績予想と年間配当計画を修正。営業利益見通しを前期比52.8%増の80億円(従来予想は71億5000万円)に引き上げたことや、年間配当を従来計画比4円増額の46円(前期実績は40円)とする方針を示したことが好感されたようだ。売上高の見通しも同9.5%増の485億円(従来予想は475億円)に上方修正。主力のITコンサルティング&サービス事業で、デジタルトランスフォーメーション(DX)案件の受注が伸びていることが主な要因だとしている。
ワコム <6727> 725円 +93 円 (+14.7%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
急騰。同社はペンタブレットの世界トップメーカーで韓国サムスン向けなどを主要顧客に足もとの業績は拡大が顕著だ。前週末7月30日取引終了後に発表した21年4〜6月期決算は営業利益が前年同期比36.6%増の30億2800万円と大幅な伸びを達成した。加えて、発行済み株式数1.23%に相当する200万株、10億円を上限とする自社株買いの実施も発表しており、これがサプライズとなって株価を押し上げた。
コムチュア <3844> 2,694円 +339 円 (+14.4%) 本日終値 東証1部 上昇率9位
急反騰。7月30日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を230億円から241億円(前期比15.5%増)へ、営業利益を35億円から38億円(同20.6%増)へ、純利益を23億8000万円から24億円(同15.2%増)へ上方修正し、あわせて各8円25銭としていた第3四半期及び期末配当を各9円25銭に増額すると発表したことが好感された。ベンダー連携を軸としたデジタルトランスフォーメーション(DX)関連のコンサルティングやシステムインテグレーションビジネスに加え、今期から連結化した子会社による教育ビジネスが伸長していることが要因という。また、成長領域へのシフトなどで1人当たり売上高が向上したことや、プロジェクト管理の精緻化による不採算プロジェクトの撲滅なども利益を押し上げる。なお、同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高59億1000万円(前年同期比19.2%増)、営業利益9億3200万円(同67.2%増)、純利益5億5800万円(同51.0%増)だった。
スクロール <8005> 974円 +114 円 (+13.3%) 本日終値
上げ足鮮烈、マド開け急騰で底値圏を上放れ、13%超の上昇で974円まで買われる人気となった。前場午前10時過ぎ現在で売買高も既に100万株近くに膨らんでいる。同社はカタログ通販やネット通販を手掛けるが、新型コロナウイルスの感染拡大を契機に顕著となった消費者の巣ごもり需要を捉え、業績は好調に推移している。7月30日取引終了後に発表した21年4〜6月期決算は営業利益が前年同期比14%増の29億5400万円と2ケタ伸長を示した。株価は6月以降、底値ゾーンの800円台でもみ合いを続けていたこともあり、水準訂正期待が膨らんだ。また、信用買い残が高止まりしているが、今月中旬に高値期日を迎えることから、期日明け後の需給好転を見込んだ買いも観測される。
伯東 <7433> 1,715円 +196 円 (+12.9%) 本日終値
急反発し年初来高値を更新。7月30日の取引終了後、第2四半期累計(4〜9月)連結業績予想について、売上高を800億円から900億円(前年同期比19.0%増)へ、営業利益を19億円から33億円(同99.6%増)へ、純利益を14億5000万円から22億5000万円(同2.2倍)へ上方修正したことが好感された。半導体をはじめとする電子部品需要の増加や関連する設備投資の活発化を背景に、同社が取り扱う通信・民生・産業機器及び車載用途ICなどの電子部品や、ICパッケージ向け露光装置などの電子・電気機器の販売が好調に推移していることが要因としている。同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高445億9200万円(前年同期比24.8%増)、営業利益20億9200万円(同69.2%増)、純利益14億7900万円(同2.0倍)だった。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高1670億円(前期比1.0%増)、営業利益40億円(同5.1%増)、純利益30億円(同2.1%減)の従来見通しを据え置いている。
保土谷化学工業 <4112> 4,620円 +520 円 (+12.7%) 本日終値
7月30日大引け後(17:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比29.0%減の17億円に減ったが、通期計画の25億円に対する進捗率は68.1%に達し、5年平均の23.0%も上回った。
マクセルHD <6810> 1,420円 +142 円 (+11.1%) 本日終値
7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は37.2億円の黒字(前年同期は2.8億円の赤字)に浮上して着地した。
ニッポン高度紙工業 <3891> 3,800円 +375 円 (+11.0%) 本日終値
急騰。同社はアルミ電解コンデンサー向けを中心にセパレーター(絶縁紙)を生産、世界シェア6割という圧倒的な商品競争力を足もとの好調な業績に反映させている。自動車の電装化進展を背景に車載用が高水準なほか、産業機器向けや5G基地局向けでも需要獲得が進んでおり、前週末7月30日取引終了後に22年3月期の業績予想の上方修正を発表した。営業利益は従来予想の30億円から37億円(前期比34%増)に大幅増額したことで、これを材料視する買いを呼び込んでいる。
日本化薬 <4272> 1,255円 +123 円 (+10.9%) 本日終値
急反発して年初来高値を更新。7月30日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1760億円から1848億円(前期比6.6%増)へ、営業利益を124億円から174億円(同14.5%増)へ、純利益101億円から140億円(同11.3%増)へ上方修正し、減益予想から一転して営業増益予想としたことが好感された。新型コロナウイルス感染症拡大の影響による世界的な需要低迷からの回復を背景に、半導体関連材料、コンシューマ用インクジェットプリンター用色素などの需要が想定以上に推移することが要因。またこれらに加えて、産業用インクジェットプリンター用色素、感熱顕色剤、液晶プロジェクター用部材及び染料系偏光フィルムなどの需要も回復が見込まれるとしている。なお、同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高464億4700万円(前年同期比26.1%増)、営業利益59億3800万円(同2.1倍)、純利益52億9500万円(同3.0倍)だった。
島精機製作所 <6222> 2,011円 +197 円 (+10.9%) 本日終値
7月30日大引け後(15:10)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は1.5億円の赤字(前年同期は14.1億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
スミダコーポレーション <6817> 1,408円 +124 円 (+9.7%) 本日終値
急反発し年初来高値を更新。7月30日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を940億円から1020億円(前期比20.8%増)へ、営業利益を35億円から55億円(同93.8%増)へ、純利益を15億円から30億円(同3.6倍)へ上方修正したことが好感された。上期において中国で電気自動車(EV)や電動車(xEV)関連市場が拡大していることや、再生可能エネルギー関連の太陽光発電関連設備などが好調に推移していることが要因としている。また、欧米で各国の脱炭素政策の取り組みから電子部品需要を牽引する電気自動車などの新車販売台数が堅調に推移していることも寄与する。なお、第2四半期累計(1〜6月)決算が、売上高508億500万円(前年同期比33.1%増)、営業損益31億9000万円の黒字(前年同期12億1400万円の赤字)、最終損益17億7900万円(同13億8300万円の赤字)だった。
日鉄ソリューションズ <2327> 3,805円 +330 円 (+9.5%) 本日終値
7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比39.6%増の75.2億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の120億円に対する進捗率は62.7%に達し、5年平均の47.2%も上回った。
太陽ホールディングス <4626> 5,510円 +470 円 (+9.3%) 本日終値
後場一段高。正午ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を865億円から919億円へ、営業利益を121億円から150億円へ、純利益を83億円から112億円へ上方修正したことが好感された。電子機器用部材事業で、ディスプレイ用の白色ドライフィルムの需要や、パソコンやサーバー用のメモリー向け製品などの好調により、半導体パッケージ基板用部材の需要が想定を上回って推移していることが要因。なお、会計基準変更のため、前期との比較はない。あわせて発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高235億6800万円(前年同期比22.3%増)、営業利益42億8700万円(同27.1%増)、純利益31億600万円(同33.4%増)だった。同時に、9月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これも好材料視されたようだ。投資単位当たりの金額を引き下げることで、株式の流動性の向上により投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的という。効力発生日は10月1日。
ALサービス <3085> 2,468円 +208 円 (+9.2%) 本日終値
急反発し年初来高値を更新。7月30日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、最終利益を32億円から38億円(前期比60.6%増)へ上方修正したことが好感された。上期に自治体からの雇用調整助成金及び時短協力金を助成金収入として営業外収益に計上したことが要因。なお、売上高440億円(同13.9%増)、営業利益47億5000万円(同4.6%増)は従来見通しを据え置いている。同時に発表した第2四半期決算は、売上高211億6500万円(前年同期比26.8%増)、営業利益22億8200万円(同14.8%増)、純利益25億1300万円(同2.1倍)だった。
ミスミグループ本社 <9962> 4,135円 +335 円 (+8.8%) 本日終値
急反発。22年3月期の連結業績予想について、売上高を3400億円から3540億円(前期比13.9%増)へ、営業利益を380億円から455億円(同67.3%増)へ、純利益を274億円から330億円(同92.5%増)へ上方修正し、あわせて中間12円32銭・期末11円79銭の年24円11銭を予定していた配当予想を中間16円37銭・期末12円67銭の年29円4銭に引き上げたことが好感された。グローバルで設備投資需要及び稼働に回復が見られたことに加えて、前期から取り組んでいる収益体質改善効果が寄与する。なお、第1四半期(4〜6月)決算は、売上高909億2400万円(前年同期比29.0%増)、営業利益143億6700万円(同3.5倍)、純利益105億9900万円(同3.5倍)だった。
日本郵船 <9101> 6,380円 +500 円 (+8.5%) 本日終値
大手をはじめ海運株が軒並み高に買われ、業種別騰落率でも6%を超える異彩高となり東証1部33業種中で断トツの値上がり率となった。世界的に新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大が警戒されるなかにあっても、グローバル物流は活発な荷動きを示しており、コンテナ船市況の好調が際立っている。また、ばら積み船の運賃市況を表すバルチック海運指数も堅調で前週末は78ポイント高と続伸し3300弱まで水準を切り上げた。こうしたなか、前週末に商船三井が22年3月期の業績予想を上方修正したことも手伝って、海運セクターを改めて買う動きが強まった。
大和工業 <5444> 4,010円 +300 円 (+8.1%) 本日終値
後場急伸。午後1時ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1330億円から1440億円(前期比5.9%増)へ、営業利益を80億円から85億円(同15.2%減)へ、純利益を170億円から295億円(同5.9倍)へ上方修正し、あわせて中間・期末各40円の年80円を予定していた配当予想を中間・期末各60円の年120円にしたことが好感された。鉄源需給のひっ迫から鉄スクラップ及び鉄鉱石価格が高値圏で推移することが見込まれていることや、堅調な非住宅建設需要に牽引され、米国鋼材市況では鋼材需給が引き締まった状況が継続することが見込まれており、米国持ち分法適用関連会社の業績が想定よりも好調に推移する見通しであることなどが要因としている。なお、第1四半期(4〜6月)決算は、売上高328億500万円(前年同期比14.2%減)、営業利益16億1600万円(同47.5%減)、純利益55億3200万円(同7.7%増)だった。
日本ガイシ <5333> 1,882円 +140 円 (+8.0%) 本日終値
大幅反発。7月30日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を4850億円から5150億円(前期比13.9%増)へ、営業利益を700億円から800億円(同57.4%増)へ、最終利益を500億円から580億円(同50.7%増)へ上方修正したことが好感された。前期から中国、欧州、米国のトラック市場の活況が継続していることを背景に、セラミック事業で自動車関連製品の需要が想定を上回るペースで推移していることが要因としている。なお、第1四半期(4〜6月)決算は、売上高1287億7900万円(前年同期比55.1%増)、営業利益236億3700万円(前年同期2億8300万円の赤字)、最終利益161億7000万円(同2億4400万円の赤字)だった。
トプコン <7732> 1,653円 +119 円 (+7.8%) 本日終値
急動意、マドを開けて75日移動平均線を上回り大勢上昇トレンド転換を示唆している。測量機を主力にGPS関連分野も深耕し世界屈指の販売実績を持つ。好調な建設ICT関連需要などを取り込み業績は急回復傾向にある。7月30日取引終了後に発表した22年3月期第1四半期(4〜6月)決算は売上高が前年同期比59%増の388億9800万円と目覚ましい伸びをみせ、これを背景に営業損益も34億5800万円(前年同期は23億2200万円の赤字)と黒字転換を果たした。これを評価する形で投資マネーを呼び込む格好となった。
グリムス <3150> 2,360円 +168 円 (+7.7%) 本日終値
7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比0.9%減の10.1億円となり、4-9月期(上期)計画の15.2億円に対する進捗率は66.3%に達し、5年平均の51.9%も上回った。同時に、今期の上期配当を従来計画の2.5円→5円(前年同期は5円)に大幅増額し、年間配当は14.5円になる。
生化学工業 <4548> 1,152円 +81 円 (+7.6%) 本日終値
7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比7.6倍の46.1億円に急拡大し、通期計画の46.5億円に対する進捗率は99.2%に達し、5年平均の29.2%も上回った。
扶桑化学工業 <4368> 4,210円 +275 円 (+7.0%) 本日終値
7月30日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比43.6%増の33.7億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の50.5億円に対する進捗率は66.8%に達し、5年平均の51.4%も上回った。
三協フロンテア <9639> 4,600円 +295 円 (+6.9%) 本日終値
7月30日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比70.7%増の27.6億円に拡大した。同時に、今期の上期配当を従来計画の70円→80円に増額し、下期配当も従来計画の70円→80円に増額修正した。年間配当は160円(前期は130円)となる。
コタ <4923> 1,541円 +91 円 (+6.3%) 本日終値
7月30日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の経常損益(非連結)は4.5億円の黒字(前年同期は900万円の赤字)に浮上して着地した。併せて、通期の同利益を従来予想の16.8億円→18.4億円(前期は16.5億円)に9.7%上方修正し、増益率が1.6%増→11.5%増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
PI <4290> 742円 +43 円 (+6.2%) 本日終値
7月30日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比19.0%増の14.4億円に伸び、4-9月期(上期)計画の27.5億円に対する進捗率は52.7%となり、5年平均の50.0%とほぼ同水準だった。
パラベッド <7817> 2,071円 +119 円 (+6.1%) 本日終値
7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の33.5億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の52.5億円に対する進捗率は63.8%に達し、5年平均の35.8%も上回った。
TOTO <5332> 5,980円 +340 円 (+6.0%) 本日終値
7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.7倍の129億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の178億円に対する進捗率は72.7%に達し、5年平均の33.2%も上回った。
パレモ・HD <2778> 234円 +50 円 (+27.2%) ストップ高 本日終値
ストップ高となる前週末比50円高の234円まで上昇した。前週末7月30日の取引終了後、筆頭株主のエンデバー・ユナイテッド・パートナーズ・スリー投資事業組合が保有株の全部を市場外での相対取引により西松屋チェーン<7545>へ譲渡することになったと発表しており、これが材料視されたようだ。異動予定日は8月6日。
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◆S高株価値上注目銘柄
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