※S高銘柄一覧
<3469> デュアルT 東証2 一時
<3628> データHR 東証M 9月30日を基準日に1対3の株式分割
<3646> 駅探 東証M 一時 旅行関連
<3842> ネクスジェン JQG 一時 SBCが『Zoom
<6067> インパクト 東証M 配分 1.87万株買残
<6614> シキノHT JQ 半導体製造装置関連
<6663> 太洋工業 JQ 一時 電子基板事業でフィルドビア技術確立を発表
<7946> 光陽社 東証2 前日もストップ高
<7959> オリバー 東証1 配分 MBO実施発表でTOB価格サヤ寄せの動きに 81.1万株買残
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <9318> アジア開発 東証2 42.9 10
2. <7946> 光陽社 東証2 22.4 1640 S
3. <3842> ネクスジェン JQG 20.4 1470 SBCが『Zoom Phone』の接続認定を日本で初めて取得
4. <7959> オリバー 東証1 18.4 3220 S MBOの一環としてインテグラル傘下企業が公開買い付け実施
5. <6614> シキノHT JQ 18.3 4535 S 半導体製造装置関連
6. <6067> インパクト 東証M 17.3 3420 S 21年12月期56%営業増益を見込む
7. <3628> データHR 東証M 17.2 4760 S 9月末を基準日に1株を3株に株式分割へ
8. <4489> ペイロール 東証M 12.8 1379 きょうマザーズ市場に新規上場
9. <6521> オキサイド 東証M 11.8 9120 レーザー技術やパワー半導体分野の展開力で脚光
10. <5932> 三協立山 東証1 11.7 898 業績・配当予想の大幅な引き上げを好感
11. <7806> MTG 東証M 9.4 1905
12. <2158> フロンテオ 東証M 9.2 1120 創薬支援AIの国内特許査定を取得
13. <9973> 小僧寿し JQ 8.8 62
14. <9308> 乾汽船 東証1 8.8 1305 海運株人気を追い風に株式需給面の思惑も
15. <3923> ラクス 東証1 8.7 2738 デジタルトランスフォーメーション関連
16. <6882> 三社電機 東証2 8.6 1048 パワー半導体関連
17. <7033> MSOL 東証1 8.5 2583
18. <7094> ネクストーン 東証M 8.4 3540
19. <4584> ジーンテクノ 東証M 8.4 645
20. <6238> フリュー 東証1 8.3 1357 呪術廻戦関連商材の本格化などで国内証券が目標株価引き上げ
21. <5757> CKサンエツ 東証1 8.3 3340
22. <3686> DLE 東証1 8.3 341
23. <3979> うるる 東証M 8.2 3375 AI−OCRと人力をかけ合わせたデータ自動化サービスを提供開始
24. <6618> 大泉製 東証M 8.1 1055 3カ月ぶりに年初来高値更新
25. <3469> デュアルT 東証2 7.9 644
オリバー <7959> 3,220円 +500 円 (+18.4%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率トップ
ストップ高。投資会社インテグラル傘下のNEXT−Оが22日、オリバー株の非公開化を目指して公開買い付けを行うと発表した。買い付け価格が3781円とされていることから、これにサヤ寄せする格好となった。この公開買い付けは、MBOの一環としてオリバー取締役会の賛同のもと、友好的に同社株の全てを取得するために実施される。買い付け予定数は1020万7016株(下限618万6900株、上限設定なし)で、買い付け期間は6月23日から8月5日まで。なお公開買い付け成立後、オリバーは所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所はオリバーを22日付で監理銘柄(確認中)に指定している。
オキサイド <6521> 9,120円 +960 円 (+11.8%) 本日終値
大幅高で3連騰。6月中旬以降は次第高の展開で7700円近辺を横に走る25日移動平均線からの上放れを鮮明としている。レーザー光源や光学系デバイス、計測装置などの製造販売を手掛けるが、半導体材料の開発にも注力している。今後加速的な市場拡大が見込まれる次世代パワー半導体では炭化ケイ素(SiC)製デバイス、窒化ガリウム(GaN)製デバイス、酸化ガリウム(Ga2O3)製デバイスなどが注目されており、株式市場でもこれらの開発製造に関連する銘柄に光が当たっている。そうしたなか、同社は前週18日にGaN薄膜単結晶の成長に適した新材料基板のサンプル出荷開始を発表、これが新たな株高材料となっている。同社は過去に経済産業省の「グローバルニッチトップ企業100選」にも選出されるなど、ニッチ分野での高い技術力に評価が高く、半導体の微細化や量子コンピューティング分野でもキーテクノロジーと目されているレーザー技術関連株の一角として人気化素地が高い。
FRONTEO <2158> 1,120円 +94 円 (+9.2%) 本日終値
大幅高、1000円台乗せから更に上値指向を強めている。同社はここ急速に株価水準を切り上げ、今週明けまでで10連騰と異彩の上昇パフォーマンスをみせていた。前日は、全体リスクオン相場で上昇一服となったが、改めて買い直されている。22日取引終了後、創薬支援AI「Cascade Eye」に関する国内特許査定を取得したことを発表、これが新たな株価刺激材料となっている。テクニカル的には昨年6月につけた高値1056円がポイントとなっており、きょうはここを払拭したことで上値が軽くなった。
乾汽船 <9308> 1,305円 +105 円 (+8.8%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
異彩高。前日に軒並み急動意をみせた大手海運株は、きょうは目先利益確定の動きが優勢となり日本郵船<9101>や商船三井<9104>など総じて売り物に押される展開を余儀なくされている。しかし、相対的に出遅れ感のあった乾汽船はその間隙を縫って一気に上値指向を強めている。22年3月期は市況改善を背景に、増収効果を反映して営業損益段階からの大幅黒字化が見込まれている。年間配当は前期実績の6円から一気に51円への増配を計画していることは特筆される。「アクティビストのアルファレオが筆頭株主に入っているが、会社側では買収防衛策の導入などに動いており、株式需給面でも思惑がある」(国内証券ストラテジスト)とされる。
フリュー <6238> 1,357円 +104 円 (+8.3%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
大幅続伸、年初来高値を更新した。東海東京調査センターは22日、同社株のレーティングの「アウトパフォーム」を継続するとともに、目標株価は2000円から2550円に引き上げた。22年3月期は、プリントシール事業とコンテンツ・メディア事業はコロナ禍の影響が残るとみているが、キャラクター・マーチャンダイジング事業が複数の大型商材の貢献により業績を牽引するとみている。特に、幅広いユーザー層から圧倒的な支持を得ているマイクロソフト
のオンラインゲーム「マインクラフト」関連商材の動向に注目している。コロナワクチンがある程度普及し、ファミリー層がアミューズメント施設に来場する局面での需要の受け皿となる商材として大いに期待が持てる、と指摘。同社の今期連結営業利益は前期比17.0%増の32億円の見通しだが、同センターでは50億7700万円への増額修正を予想している。
日本ケミコン <6997> 2,633円 +154 円 (+6.2%) 本日終値
続伸。23日付の日本経済新聞は、同社とブリヂストン<5108>子会社の旭カーボン(新潟市)は「全固体電池の電極に使う導電材料を2023年にも量産する」と報じたことが好感された。同社は粘土状で加工しやすい電極向けの導電材料を開発。電極内の物質を炭素材料(カーボン)で包むことで、抵抗や放熱を減らし、容量を高められるという。旭カーボンの新潟の工場で生産し、日本ケミコンが販売する見込みだ。
ニトリホールディングス <9843> 19,835円 +995 円 (+5.3%) 本日終値
大幅続伸。きょう付けの日本経済新聞朝刊で「2021年3〜5月期の本業のもうけを示す連結営業利益が、前年同期比13%増の420億円程度になったことが分かった」と報じられており、第1四半期として過去最高を更新したとの観測が好材料視された。記事によると、新型コロナウイルス感染防止のために外出を控えるようになった人々が、住みやすさを求めて家具や家電を買い換える動きが広がったという。また、買収した島忠の業績が上乗せされたことも寄与したという。
ネクストジェン <3842> 1,470円 +249 円 (+20.4%) 一時ストップ高 本日終値
一時ストップ高。午前11時ごろ、同社のSBC(セッションボーダーコントローラ)ソフトウェアが、米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(カリフォルニア州)が提供する「Zoom Phone」の接続認定を日本製品として初めて取得したと発表しており、これが好感された。さまざまな国内通信事業者との接続実績を持つ同社のSBCソフト「NX−B5000 for Enterprise」が、「Zoom Phone」の固定、携帯、IP電話サービスを接続するSBCとして認定された。この接続により、会社の電話番号を使った外線発信・着信ができるようになるほか、既存の電話設備との連携(内線通話)も可能になる。
インパクト <6067> 3,420円 +504 円 (+17.3%) ストップ高 本日終値
ストップ高。22日の取引終了後、未定としていた21年12月期の連結業績予想について、売上高130億円(前期比17.4%増)、営業利益16億円(同55.5%増)、最終利益9億3000万円(前期1億8700万円の赤字)の大幅営業増益を見込むとしたことが好感された。HRソリューション事業で新型コロナウイルス感染拡大を懸念した店頭販売員の配置を自粛する動きがあり、試飲試食などの推奨販売サービスは引き続き厳しい状況が続く半面、コロナワクチン接種会場への人材派遣業務の受注が拡大し、コールセンター事業やデバック事業も業績が順調に推移すると見込む。また、IoTソリューション事業では、小型デジタルサイネージの高付加価値商材であるPISTA(フィールド・トラッキング・ソリューション)のローンチによりオンライン化されたサイネージのコンテンツの自動更新が可能となり、従来の筐体販売だけではなく、オンライン利用料やASPサービス利用料などのストック収益が増加すると見込む。更に、飲食チェーン向けDX推進の一環として開始したオンラインのタッチパネル式デジタルサイネージであるテーブルトップオーダー端末の受注の拡大も見込んでいる。
データホライゾン <3628> 4,760円 +700 円 (+17.2%) ストップ高 本日終値
続急伸。22日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表しており、これが好感された。投資単位当たりの投資金額を引き下げ、株式の流動性の向上及び投資家層の拡大を図ることが目的という。効力発生日は10月1日。
三協立山 <5932> 898円 +94 円 (+11.7%) 本日終値 東証1部 上昇率2位
続急伸し年初来高値を更新した。22日の取引終了後、集計中の21年5月期連結業績について、売上高が2960億円から3010億円(前の期比4.0%減)へ、営業利益が25億円から45億円(同2.2倍)へ、純利益が1億円から16億円(前の期15億3300万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感された。国内事業で建築市場やアルミニウム形材市場、特に輸送分野や機械分野の回復が想定以上にみられたことや、小売業の省人化に対応する什器改装が急増したことが要因という。また、海外事業で欧州市場やタイ市場の経済活動の回復が進んだことも貢献した。なお、5円を予定していた期末一括配当を15円に引き上げるとあわせて発表した。
うるる <3979> 3,375円 +255 円 (+8.2%) 本日終値
続伸。22日の取引終了後、AI−OCRと人力を活用したデータ入力を自動化できるサービス「eas(イース)」のサービス提供を開始すると発表しており、これが好感された。これまで取扱案件数2万7778件以上の実績がある100%子会社うるるBPOのノウハウを落とし込み、帳票設定やスキャン画像をアップロードするだけで、自動で入力が完結される仕組みを構築したという。これにより、企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進はもちろん、データエントリー業界やBPO企業ともパートナーとして連携し、よりスピーディーに低コストで高クオリティなデータ入力業務を実施できるとしている。
大泉製作所 <6618> 1,055円 +79 円 (+8.1%) 本日終値
上げ足が鮮烈。きょうで8連騰となりフシ目の1000円大台ラインを大きく上回るとともに、約3カ月ぶりの年初来高値更新となった。車載用やエアコン向けを主力とする温度センサーメーカーで、業績も底入れから回復トレンドに入っている。特に車載向けでは主要取引先がデンソー<6902>で、今後は電気自動車(EV)シフトの動きも絡めエレクトロニクス武装が進む自動車の製品ニーズ取り込みが期待される。また、同社のサーミスタ分野の商品技術力に着目したフェローテックホールディングス<6890>が3月末に同社の筆頭株主に浮上、中国など中心に海外展開力が増していることも思惑を呼んでいる。
駅探 <3646> 537円 +37 円 (+7.4%) 一時ストップ高 本日終値
一時ストップ高。NEC<6701>がきょう、スポーツ関連業務のコンサルティング事業を手掛けるル・スポール(東京都渋谷区)や駅探、駅弁事業者などと共同で、空間音響MRを活用した「駅弁GO!」サービスを開始すると発表しており、今後の展開を期待した買いが入ったようだ。このサービスは、駅弁販売店舗を拠点として空間音響MRを活用した脳を活性化させるコンテンツと運動を組み合わせたもので、利用者の健康増進や観光需要の喚起を目指す。
内外トランスライン <9384> 2,082円 +135 円 (+6.9%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
急伸。正午ごろ、第2四半期累計(1〜6月)連結業績予想について、売上高を140億円から150億円(前年同期比39.4%増)へ、営業利益を13億円から16億9000万円(同2.8倍)へ、純利益を9億4000万円から12億円(同2.7倍)へ上方修正したことが好感された。日本セグメントで、主力の海上混載やフルコンテナの単価・数量がともに予想を上回って推移していることに加えて、子会社ユーシーアイエアフレイトジャパンで航空貨物の需要を取り込むことに成功したことや、フライングフィッシュで食品輸入の取り扱いが順調に推移していることが要因。また、海外子会社の多くで貨物取扱量が増加したことも寄与する。
サインポスト <3996> 991円 +62 円 (+6.7%) 本日終値
大幅高。ほぼ1カ月前となる5月28日に同社とJR東日本スタートアップとの合弁会社TOUCH TO GO(東京都港区)が、東芝テック<6588>と業務提携を発表したことを材料にザラ場ストップ高に買われる人気となったが、その後は買いが続かず今月初旬にかけてほぼ往って来いとなっていた。今月中旬以降は再び買い直される展開となっている。株式需給面では、業績不振に着目した外資系証券経由の貸株調達に伴う空売りが積み上がったことで、足もとではその買い戻しが株価に浮揚力を与えているもようだ。
posted by lucky cat at 15:59
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