※S高銘柄一覧
<2370> メディネット 東証M
<6768> タムラ 東証1 配分 97.35万株買残
<7087> ウイルテック 東証2 一時 25年3月期を最終年度とする中期経営計画を好感
<9625> セレスポ JQ 一時 『東京五輪・パラ、観客入れて開催の方向』報道で買い安心感
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <1689> WT天然ガス 東証E 100 2
2. <2370> メディネット 東証M 35.3 115 S
3. <7087> ウイルテック 東証2 25.1 1310 25年3月期を最終年度とする中期経営計画を好感
4. <6768> タムラ 東証1 21.4 851 S 酸化ガリウムパワー半導体の先駆として脚光
5. <9086> 日立物流 東証1 13.2 4430
6. <3667> enish 東証1 11.8 586 アニメ『彼女、お借りします』初のゲームを9月配信へ
7. <6614> シキノHT JQ 11.7 3155 半導体製造装置関連
8. <6616> TOREX 東証1 11.3 2763 パワー半導体関連人気に乗り6年7カ月ぶりの高値圏走る
9. <7781> 平山 JQ 10.0 1487 21年6月期の期末配当予想を増額修正、特別配当8円含む38円に
10. <9625> セレスポ JQ 9.3 960 『東京五輪・パラ、観客入れて開催の方向』報道で買い安心感
11. <5957> 日東精 東証1 8.2 593 ファスナー事業好調による業績上方修正で国内証券が格上げ
12. <5690> リバーHD 東証2 7.8 1240
13. <2196> エスクリ 東証1 7.8 512 WBSのブライダル業界特集で紹介される
14. <3374> 内外テック JQ 7.1 4200 半導体製造装置関連
15. <8040> 東ソワール 東証2 7.1 1500 買収防衛策を導入
16. <4584> ジーンテクノ 東証M 7.0 547
17. <3604> 川本産業 東証2 7.0 1231 ポストコロナ関連
18. <3175> APHD 東証1 6.9 480
19. <7812> クレステック 東証2 6.9 1293 人工知能関連
20. <6946> 日本アビオ 東証2 6.8 4940 半導体関連
21. <6063> EAJ JQ 6.8 1808 ポストコロナ関連
22. <9326> 関通 東証M 6.6 3185
23. <6982> リード 東証2 6.5 815
24. <3030> ハブ 東証1 6.5 825
25. <2424> ブラス 東証1 6.4 613
タムラ製作所 <6768> 851円 +150 円 (+21.4%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率トップ
連日ストップ高。酸化ガリウムパワー半導体の開発に早くから取り組み業界を先駆しており、同社の技術を切り出して設立したベンチャー企業ノベルクリスタルテクノロジーが同分野の研究開発を推進している。このノベルクリスタルテクノロジーが酸化ガリウムの100ミリウエハーの量産に世界で初めて成功したことが伝わったことが、投資マネーの食指を動かした。次世代パワー半導体では、電力損失を大幅低減できるSiC(炭化ケイ素)やGaN(窒化ガリウム)を使ったものが既に実用化されているが、最近では第3の次世代半導体として更に高性能かつ基板コストの低い酸化ガリウム製の半導体が注目されている。酸化ガリウム半導体は、従来のシリコン製に比べ消失電力をおよそ1000分の1まで縮小できる強みを持ち、価格も安く抑えられることで今後、再生可能エネルギーや電気自動車(EV)など脱炭素分野で急速な普及が見込まれている。その関連最右翼として同社株にスポットが当たった格好だ。
TOREX <6616> 2,763円 +281 円 (+11.3%) 本日終値 東証1部 上昇率4位
急騰。時価は株式分割考慮で2014年11月以来、約6年7カ月ぶりの高値圏を走っている。アナログ電源ICの製造販売を手掛けるが、車載向けなどで強みをもっている。米国や中国をはじめ世界的な自動車販売の好調で、収益環境に吹く追い風は強力で、21年3月期の営業78%増益に続き22年3月期も65%増益を見込むなど業績急拡大局面にある。脱炭素への取り組みと合わせ省電力ニーズが高まるなか、省電力ICのほかパワー半導体分野も注力している。タムラ製作所<6768>の株価急騰の材料となったノベルクリスタルテクノロジーには同社も出資していることで、物色人気を助長する形となった。
第一稀元素化学工業 <4082> 1,903円 +113 円 (+6.3%) 本日終値
今月7日につけた上場来高値を更新、青空圏に再突入した。電材向けジルコニウム化合物を製造、自動車排ガス触媒材で群を抜くシェアを誇る。脱炭素関連のテーマにも乗る銘柄でここ注目を集めているが、足もと自動車排ガス触媒が好調で業績回復色が強まっていることが投資資金の流入を加速させている。22年3月期は営業利益段階で前期比1.5倍となる30億円を見込み、2円増配も計画している。
メイコー <6787> 3,340円 +115 円 (+3.6%) 本日終値
反発。17日付の日本経済新聞朝刊で「プリント基板大手のメイコーは2022年にも約100億円を投資して山形県に新工場を建設する」と報じられており、これが材料視された。記事によると、国内の車向け先端基板の生産能力を3倍にするという。日本での大型投資は15年ぶりで、これまで家電や携帯電話向けの海外投資が中心だったが、車の電子化を進める国内の自動車メーカーに照準を合わせ先端部品の供給を拡大するとしている。22年3月期は3期ぶりの営業最高益見通しと業績が好調に推移するなか、需要が高まる車載向けの取り込みによる一段の成長に期待が膨らんでいるようだ。
ウイルテック <7087> 1,310円 +263 円 (+25.1%) 一時ストップ高 本日終値
一時ストップ高。きょう昼ごろ、25年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表。なかで、25年3月期に売上高600億円(21年3月期実績252億7700万円)とする業績目標を掲げており、これを好感した買いが入ったようだ。配当性向については30%を目安にするとされており、同社では財務の健全性をベースに成長性と資本効率を重視するとともに安定した株主還元を実施し企業価値向上を目指すとしている。
enish <3667> 586円 +62 円 (+11.8%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
急伸し年初来高値を更新した。きょう午前に、アニメ「彼女、お借りします」初のゲームアプリ「彼女、お借りしますヒロインオールスターズ」の制作を決定したと発表。配信開始は9月を予定しており、これを好感する買いが入った。「彼女、お借りします」はコミック累計800万部を突破し、アニメ2期制作も決定した人気作で、アプリ配信による業績への寄与が期待されているようだ。
平山ホールディングス <7781> 1,487円 +135 円 (+10.0%) 本日終値
急騰。16日の取引終了後、21年6月期の期末一括配当を従来計画の30円から38円(前期は30円)に増額修正すると発表しており、これが好材料視された。同社はインサイダー取引規制への抵触を回避する観点から、6月末まで実施予定だった自社株買いを16日に終了すると発表。1株も取得せずに終了したことから、取得価額総額の一部を原資として特別配当を実施するという。権利付き最終日を28日に控え、配当取りを狙う買いなどが入っているようだ。
セレスポ <9625> 960円 +82 円 (+9.3%) 一時ストップ高 本日終値
一時ストップ高に買われたほか、ヒビノ<2469>、博展<2173>、ぴあ<4337>などイベント関連株の一角が高い。20日を期限とする緊急事態宣言は、沖縄を除く地域で予定通り解除される見通しにある。そうしたなか、政府が宣言解除後のイベント制限について1万人を上限とする方針にあることが伝わっている。株式市場では、外食や旅行といったリアル消費関連に位置づけられる銘柄群の株価上昇が目立っていたが、そうしたなかでイベント関連株は相対的に出遅れ感が強い。イベント制限緩和や五輪開催などを見据え、ここにきて関連銘柄には見直し買いの機運が高まっているようだ。
エスクリ <2196> 512円 +37 円 (+7.8%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
3日ぶりに急反発。16日夜のテレビ東京系報道番組「ワールドビジネスサテライト」で、新型コロナウイルスで大きな打撃を受けたブライダル業界の特集が組まれ、その中で同社が取り上げられたことが刺激材料になったようだ。今年に入ってからブライダル市場に復調の兆しが見えるなか、結婚式の様子をライブ配信し、Web上でご祝儀を送るサービスを開発したことなどが紹介された。同社は22年3月期決算で黒字化する見通しを示している。
メディアリンクス <6659> 591円 +31 円 (+5.5%) 本日終値
全般下げ相場のなか急動意。政府はきょう午前、20日を期限とする緊急事態宣言について、沖縄を除く9都道府県で解除する案を専門家に諮問し了承されたと伝わった。新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感は依然として拭えないものの、ワクチン普及などを背景に徐々にアフターコロナへの下地作りが進んでいる。東京五輪も観客制限などの制約はあるものの開催の方向にあり、イベント関連株にマーケットの視線が向かっている。そのなか、放送や通信系機器のファブレスメーカーで大型イベント開催が収益の強力な源泉となる同社株に物色の矛先が向く形となった。
毎日コムネット <8908> 747円 +35 円 (+4.9%) 本日終値
反発。16日の取引終了後、21年5月期の連結業績予想について、売上高を167億円から170億1000万円(前の期比5.3%減)へ、営業利益を12億3000万円から15億100万円(同33.6%減)へ上方修正し、減収減益幅が縮小したことが好感されたようだ。販売用不動産の売却が計画通りとなったほか、サブリース物件や自社保有物件の入居率が想定を上回ったことなどが業績に寄与した。
ブリッジ <7039> 2,496円 +115 円 (+4.8%) 本日終値
後場一段高。きょう昼ごろ、リンク(東京都港区)と、リンクのクラウド型テレフォニーサービス「BIZTEL」と同社が提供する営業支援AIソリューション「SAIN」の販売パートナー契約を締結したと発表しており、これを好感する買いが入った。今回の販売パートナー契約の締結を契機に、同社は22年12月末までにリンクの新規・既存顧客約100社からの「SAIN」受注を目指すとしている。
神島化学工業 <4026> 1,975円 +75 円 (+4.0%) 本日終値
反発し新高値。水戸証券は16日、同社株のレーティングを新規「B+」、目標株価を2300円でカバレッジを開始した。同社は岡山県神島(こうのしま)で創業、「建材」と「化成品」を主軸としている。なかでも、化成品はマグネシウムとセラミックスが主力で、セラミックスは世界で唯一の透明化・精密化技術を有し、X線天文衛星「ひとみ」やレーザー装置に使用されている。将来的には宇宙ソーラーパワーシステムなどへの応用が期待されている。21年4月期の単独営業利益は前の期比63%増の15億700万円となった。マグネシウムはアメリカのサプリメント向けの需要が好調だったほか、セラミックスは蛍光体や蓄冷材用途が増加した。22年4月期の同利益は前期比23%増の18億5000万円の見通し。マグネシウムは電気自動車(EV)用途や5G向け放熱フィラーなどへの拡販が見込める。セラミックスは今年6月に新工場が完成し、蛍光体、蓄冷材、レーザー用YAGセラミックスなどの本格事業化が期待される。23年4月期の同利益は22億円を見込んでいる。
posted by lucky cat at 16:00
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◆S高株価値上注目銘柄
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