※S高銘柄一覧
<2370> メディネット 東証M ヤンセンファーマと治験製品製造のための細胞調製に関する契約を締結
<3461> パルマ 東証M 一時 日本郵便輸送との取引開始
<3647> ジー・スリー 東証2
<4662> フォーカス 東証1 配分 9.68万株買残
<4880> セルソース 東証M 今期業績予想の上方修正を好感
<7078> INC 東証M 一時 サブスクリプション型ニュースレターサービス『WISS』の提供を開始へ
<7095> マクビープラ 東証M 一時 前日もストップ高。デジタルトランスフォーメーション関連
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <2370> メディネット 東証M 51.7 88 S 米J&J傘下企業と治験製品製造のための細胞調製に関する契約締結
2. <4880> セルソース 東証M 22.2 16500 S 21年10月期業績を上方修正
3. <3647> ジー・スリー 東証2 16.8 555 S
4. <4662> フォーカス 東証1 16.7 1050 S 『三次電池』に関する特許出願
5. <9318> アジア開発 東証2 14.3 8
6. <4446> リンクユー 東証1 13.8 1360 20年8月〜21年4月期営業利益は通期計画超過
7. <4531> 有機薬 東証1 12.2 341 アミノ酸世界屈指で新型コロナ薬関連でも思惑
8. <4444> インフォネ 東証M 11.6 1400 人工知能関連
9. <7095> マクビープラ 東証M 11.4 7250 Web広告関連好調で大幅最高益更新が続く
10. <2351> ASJ 東証M 10.6 1655 フィンテック関連
11. <2158> フロンテオ 東証M 10.0 936 『株主支配ネットワーク解析ソリューション』の提供開始
12. <7033> MSOL 東証1 9.5 2281 上半期営業益は従来計画を大きく上振れ着地に
13. <6125> 岡本工 東証2 8.8 4805 半導体製造装置関連
14. <5964> 洋刃物 東証2 8.1 1584
15. <6966> 三井ハイテク 東証1 8.0 5420 半導体とEV特需で業績変貌
16. <6627> テラプローブ 東証2 7.7 2067 半導体関連
17. <3461> パルマ 東証M 7.6 762 日本郵政グループと不動産活用で取引開始
18. <9279> ギフト 東証1 7.6 2611 新規出店を計画通りに進め売上高は伸長
19. <4431> スマレジ 東証M 7.5 6340 中期経営計画の上方修正を好感
20. <6779> 日電波 東証1 7.4 1090 5G関連
21. <7078> INC 東証M 7.2 1451 サブスクリプション型ニュースレターサービス『WISS』の提供を開始へ
22. <7014> 名村造 東証1 7.2 193
23. <2695> くら寿司 東証1 7.2 4185 業績見通し引き上げで国内証券が評価上げ
24. <6337> テセック JQ 7.0 3180 半導体製造装置関連
25. <7676> グッドスピー 東証M 7.0 2350
セルソース <4880> 16,500円 +3,000 円 (+22.2%) ストップ高 本日終値
急伸し上場来高値を更新した。14日の取引終了後、21年10月期の単独業績予想について、売上高を25億3900万円から28億1000万円(前期比51.5%増)へ、営業利益を5億7300万円から7億5900万円(同82.9%増)へ、純利益を3億5600万円から4億7400万円(同73.0%増)へ上方修正しており、これが好感された。再生医療に対する社会的認知度の一層の高まりを背景に、想定以上の提携医療機関数の拡大などによる加工受託件数が増加していることが要因。なお、同時に発表した第2四半期累計(20年11月〜21年4月)決算は、売上高13億4300万円(前年同期比51.5%増)、営業利益4億2200万円(同2.2倍)、純利益2億6800万円(同2.3倍)だった。
FRONTEO <2158> 936円 +85 円 (+10.0%) 本日終値
6連騰し年初来高値を更新した。14日の取引終了後、複雑なネットワーク上での株主間の影響力を持ち株比率から解析し、支配力の伝搬を把握するための「株主支配ネットワーク解析ソリューション」の提供を開始したと発表しており、これが材料視された。同ソリューションは、経済安全保障に関わる国策や、企業の事業/R&D戦略の策定のキーとなる解析を提供するソリューション群の第2弾として提供。提携/買収しようとしている企業が、特定の国家・企業によって遠隔から支配されていないか、企業の事実上の支配者が誰なのかを可視化することで、潜在的なリスクを把握し、対処したうえでの戦略的な意思決定に貢献するとしている。
MSOL <7033> 2,281円 +197 円 (+9.5%) 本日終値 東証1部 上昇率4位
大幅続伸。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(20年11月〜21年4月)連結決算が、売上高32億7200万円(前年同期比32.2%増)、営業利益2億9100万円(前年同期7700万円の赤字)、最終利益1億9900万円(同5400万円の赤字)と大幅黒字転換したことが好感された。同社では、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)化を受けてプロジェクトマネジメント支援に対するニーズは堅調に推移すると予想。このため積極的に採用活動を進め、コンサルタントを122人採用し、稼働工数が増加していることが牽引役となった。また、テレワークの浸透による交際費、交通費をはじめとする経費の減少や、リファーラル採用の増加による採用費の減少なども寄与した。なお、21年10月期通期業績予想は、売上高73億2000万円(前期比40.0%増)、営業利益8億5000万円(同4.2倍)、最終利益5億8600万円(前期1200万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
三井ハイテック <6966> 5,420円 +400 円 (+8.0%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
続急伸、上場来高値を更新した。前日はストップ高に買われ5000円大台を一気に回復したが、きょうもその勢いは衰えず、一時480円高の5500円まで買われる人気となった。半導体リードフレーム大手で世界的な半導体市場拡大の恩恵を享受しているほか、中国や欧米などで電気自動車(EV)シフトの動きが加速するなか、電動車向けモーターコアも絶好調に推移し収益に大きく貢献している。そうしたなか、前週末には22年1月期業績見通しを増額修正したが、営業利益段階で従来予想の47億円から80億円(前期比2.1倍)と大方の想定を上回る上乗せで過去最高も更新、市場で話題となった。株価は4月初旬の最高値形成後は機関投資家とみられるポジション調整の売りが継続的に観測され、漸次水準を切り下げる展開を余儀なくされていたが、ここにきてその鬱憤を一気に晴らすかのような切り返しでマーケットの注目を集めている。
タムラ製作所 <6768> 601円 +38 円 (+6.8%) 本日終値
商いを大きく膨らませ大幅高、今月8日以来となる600円台復帰を果たした。世界的に脱炭素への取り組みが加速しており、英国で11〜13日までの日程で行われたG7サミットでも、石炭火力発電については、排出削減対策のない設備に対しては新規の公的輸出支援を2021年までに停止する方針が打ち出された。この流れは太陽光発電などの再生可能エネルギーや電気自動車(EV)などで必須デバイスとなっているパワー半導体の需要を強く刺激する可能性を高めるとみられている。そのなか、同社はトランス(変成器)やリアクターのほか、はんだ材料などの電子化学材料の生産を手掛けており、酸化ガリウムパワー半導体の開発では業界先駆者として知られる。脱炭素関連の有望株として認知が進むなか、機関投資家の大口の買いなども観測されている。
東建コーポレーション <1766> 10,140円 +490 円 (+5.1%) 本日終値
大幅高で5日ぶりに反発。14日の取引終了後に発表した21年4月期連結決算で、営業利益が155億6200万円(前の期比21.4%増)と従来予想の107億1000万円を大きく上回って着地したことに加えて、22年4月期も同159億6500万円(前期比2.6%増)と連続増益を見込み、年間配当を前期比30円増の250円を予定していることが好感された。前期は、売上高がほぼ計画通りに推移したことに加えて、原価管理徹底の取り組みにより利益率の向上がみられ完成工事総利益額が予想を上回ったことが寄与。また、入居率が予想を上回って推移したことで兼業事業総利益額が予想を上回ったことや、販管費の抑制に努めたことも寄与した。今期は、前期の受注が増加したことを受けて、売上高は3189億5500万円(同3.0%増)を見込む。建設資材価格の値上がりが予想されるものの、コストダウンの推進や不動産賃貸事業の入居率の好調維持が見込まれることなどで増益となる見通しだ。
GAテクノ <3491> 2,123円 +94 円 (+4.6%) 本日終値
大幅反発。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(20年11月〜21年4月)連結決算が、営業利益9800万円(前年同期比76.8%減)、最終損益2億4800万円の赤字(前年同期1億1500万円の黒字)と大幅減益となったが、2〜4月期では営業利益は前年同期比57.9%増となっており、足もとの業績改善が好感されたようだ。会員数の増加で主力の不動産テック総合サービス「リノシー」の売り上げが順調に増加し売上高は368億8200万円(同50.0%増)となったことが寄与した。なお、21年10月期通期業績予想は、売上高850億円(前期比34.8%増)、営業利益24億5500万円(同30.0%増)、最終利益10億円(同10.6%増)の従来見通しを据え置いている。
メディネット <2370> 88円 +30 円 (+51.7%) ストップ高 本日終値
急騰。同社は14日の取引終了後、ヤンセンファーマと細胞療法における治験製品製造のための細胞調製に関する契約を締結したと発表しており、これが材料視されたようだ。ヤンセンファーマは、米ジョンソン・エンド・ジョンソン傘下の企業。メディネットでは、取引先との契約上、現時点ではこれ以上の開示ができないとしている。
フォーカスシステムズ <4662> 1,050円 +150 円 (+16.7%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率トップ
ストップ高。同社は14日取引終了後、“IoT機器無充電”の実現を目指す「三次電池」研究開発に関し、特定の物質を電極に利用することで安定した電圧を繰り返し得ることに成功し、特許を出願したことを発表した。3次電池は同社が筑波大学と共同研究を進めているもので、正極と負極の酸化還元電位の温度係数が異なることを利用して、わずかな温度差で充電される電池のこと。2次電池が電力により充電されるのに対し、3次電池は環境熱で充電される。今回の発表を材料視する買いが集中した。
Link−U <4446> 1,360円 +165 円 (+13.8%) 本日終値 東証1部 上昇率2位
急騰。14日の取引終了後に発表した21年7月期第3四半期累計(20年8月〜21年4月)の決算で、営業利益が2億2700万円となり、通期計画(1億2400万円)を超過して着地したことが好感されたようだ。出版社向けにマンガ配信システムを提供するリカーリングサービスの売り上げ回復などが寄与した。なお、今期の連結業績予想については従来見通しを据え置いている。
有機合成薬品工業 <4531> 341円 +37 円 (+12.2%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
急反騰。医薬中間体や化成品など工業薬品に強いほか、アミノ酸分野では世界屈指の実績を持つ。筆頭株主のニプロ<8086>や第2位株主の長瀬産業<8012>とは業務面でも提携し、ビジネス展開力に強みを持っている。また医薬用原薬では新型コロナウイルスの治療にも使われる「硫酸プロタミン」を生産販売していることが注目材料。有配企業でありながら0.6倍台のPBRは株価指標面でも割安感が意識される。
ギフト <9279> 2,611円 +185 円 (+7.6%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
大幅続伸。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(20年11月〜21年4月)連結決算が、純利益3億5500万円(前年同期比2.1倍)と大幅増益となり、従来予想の2億8000万円を上回って着地したことが好感された。緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置対象となった自治体で、営業時間短縮要請に応じたことなどにより来店客数が想定を下回り、売上高は63億300万円(同18.9%増)、営業利益は3億600万円(同4.7%増)とそれぞれ従来予想の71億円、4億円を下回ったものの、営業時間短縮に伴う時短協力金や店舗移転に伴う営業補償金の計上などで最終利益は計画を上回った。なお、21年10月期通期業績予想は、売上高151億5000万円(前期比37.9%増)、営業利益10億8000万円(同2.3倍)、純利益5億9000万円(同5.2倍)の従来見通しを据え置いている。
パルマ <3461> 762円 +54 円 (+7.6%) 一時ストップ高 本日終値
一時ストップ高の858円に買われ年初来高値を更新した。14日の取引終了後、日本郵政<6178>のグループ企業である日本郵便輸送と不動産活用で取引を開始したと発表しており、これが好感された。日本郵便輸送の旧綾瀬北営業所跡地の有効活用として、パルマが土地・建物を一括借り上げし、新しいアウトドアの生活スタイルを提案する拠点「AYASE AR GARAGE」の事業主体であるアンティローザに転貸する。同取引により、パルマには不動産賃貸収入が計上されるが、21年9月期業績への影響は軽微としている。
INCLUSIVE <7078> 1,451円 +98 円 (+7.2%) 一時ストップ高 本日終値
一時ストップ高。午前10時ごろ、各界の有識者が書き下ろすコンテンツをサブスクリプション形式で配信するニュースレターサービス「WISS(ウィズ)」を、7月1日に提供開始すると発表しており、これが好感された。「WISS」は、クリエイターが自らの発信する情報への正当な対価を獲得できるエコシステムを構築する「クリエイターエノコミー構想」の第1弾。有識者(発信者)とファン(購読者)をつなぐだけではなく、有識者同士の共創機会を企画することで、新たな発見や可能性につながる化学反応を起こす「共創プラットフォーム」としても展開するとしている。なお、プレローンチとして、6月24日にサービスオープンを行い、堀江貴文氏のニュースレターの先行配信を開始する。
ミサワ <3169> 718円 +46 円 (+6.9%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
急伸。同社は家具や雑貨などを販売、「unico」ブランドで若年女性層を中心に需要を取り込んでいる。コロナ禍にあっても家具やカーテンの販売は好調に推移しており、14日引け後に発表した22年1月期第1四半期(2〜4月)単独決算(今期から非連結化)では営業利益が前年同期比6倍の2億8500万円と急拡大した。これを好感する買いを呼び込む格好となった。
posted by lucky cat at 16:04
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◆S高株価値上注目銘柄
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